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代表番号 06-6150-8000 土・日・祝休診
聴覚及び言語障がいを有する方へ初診受付午前8時45分〜11時00分
再診受付午前8時30分〜11時00分
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各診療科・部門のご案内検査部



臨床検査部では生理機能検査、検体検査、病理検査を行っています。
緊急性を要する検査は24時間365日対応し、迅速に正確に報告することで救急医療に貢献しています。
また、糖尿病教室やICT、NSTにも積極的に参加してチーム医療の一員を担っています。
高い基準の検査を提供するため細胞検査士、超音波検査士などの認定資格取得や学会、勉強会等にも参加して専門的な知識や技術の習得に努めています。
検査の質の向上のため、日本臨床衛生検査技師会、大阪臨床検査技師会などが行っている外部精度管理に参加し、良好な評価を得ています。

生理機能検査

人体から直接生体の情報を得るために行う検査です。 当検査室では、安静心電図、負荷心電図、ホルター心電図、脈波、呼吸機能、超音波、脳波などを行っています。

①心電図検査

心臓の働きを調べる検査です。不整脈や心負荷、心筋虚血等の心疾患の診断に有用な検査です。
安静時心電図の他、日常生活中の心電図を記録するホルター心電図も行っています。
ホルター心電図は、小型の機器を24時間装着し、普段の生活の中で起こる不整脈等を調べることができます。

          

②血圧脈波検査

動脈のつまり具合や動脈硬化の程度を調べる検査です。
左右の上腕と足首の血圧を同時に測定し、その比率を計算して
動脈硬化の程度や下肢動脈の狭窄や閉塞などを調べます。

 


③呼吸機能検査

肺の機能を調べる検査です。鼻から息が漏れないようクリップではさみ、マウスピースを口にくわえて呼吸して検査を行います。
息を吸い込む量や息の吐き出し方を測定し、肺の大きさ、換気能力、気道の異常等を調べます。
                  

④超音波検査

超音波を用いて各臓器の形態などを調べる検査です。 体表にゼリーを塗り、機器を当てて検査を行います。
・心臓超音波検査…心血管の機能や構造、心筋梗塞、弁膜症などの心疾患の有無を調べることができます。
・腹部超音波検査…主に肝臓、胆嚢、膵臓、脾臓、腎臓などの形や大きさ、腫瘍や結石等の有無などを調べることができます。
・血管超音波検査…頚動脈などの血流を検査し、動脈硬化や血管の詰まり具合を調べます。
・体表超音波検査…主に乳腺、甲状腺などを検査し、腫瘍の有無などを調べます。
検査は専門学会の認定資格を持った技師が行っています。
                   

⑤脳波検査

脳の働きや状態を調べる検査です。頭皮に電極をつけ、脳が働いているときの電気活動をとらえて波形として記録します。
覚醒時や睡眠時の脳波を測定して、脳の機能障害、睡眠の状態、てんかん、脳血管障害などを調べることができます。



⑥終夜睡眠ポリグラフ(PSG)検査

睡眠の状態を調べて、睡眠時無呼吸症候などを診断する検査です。頭や顔などに電極やセンサーを装着し、睡眠中の脳波や呼吸、筋肉の動きを測定することで、睡眠の深さや睡眠中の呼吸やいびき、中途覚醒の有無を調べることができます。
1泊入院して行う検査の他に、小型の機器を持ち帰って行う簡易の検査も行っています。

検体検査

採取された検体(血液、尿、便、喀痰など)から体の情報を得るために行う検査です。
正確な検査データを効率よく迅速に臨床に報告するため、自動測定装置を使用するなど可能な限り自動化をはかっています。
診察前に実施する「緊急検査」は検体到着後30分で報告できるように取り組んでいます。
緊急検査の項目以外でも市立総合医療センターと連携して測定を行い、可能な限り迅速に臨床へ報告しています。
また、「緊急検査」は24時間365日実施しています。

①血液検査

血液中の赤血球などの血球成分を測定し、貧血の程度や量的・質的異常を調べ、白血病等の血液の病気を見つけることが出来る検査です。
・血算検査(赤血球数、白血球数、血小板数、ヘモグロビンの量などの検査)
・形態検査(血液細胞に異常がないかを顕微鏡等で確認する検査)
・凝固・線溶系検査(出血した時に血液が固まる機構がうまく働いているかを調べる検査)

      

②生化学検査

血液や尿中の酵素や蛋白質、脂質、糖質、電解質などを測定することで、肝機能や腎機能、炎症の程度や栄養状態、脂質代謝や糖尿病など体の様々な異常を調べることができます。

               

③免疫検査

肝炎ウイルスなどの感染症診断のための抗原や抗体、腫瘍マーカーやホルモン、薬物濃度などを調べる検査です。総合医療センターと連携して検査を行っています。

④一般検査

尿、便、髄液、胸水、腹水などの検査を行います。主に尿中の蛋白や糖、潜血などの測定、尿中に細胞や細菌が含まれていないかなどを調べます。
また、インフルンザウイルス、RSウイルス、アデノウイルスなどの抗原検査も実施しています。
便の検査では、便中のノロウイルス、ロタウイルス、アデノウイルスなどの抗原検査を実施しています。

           

⑤微生物検査

感染症の原因となる微生物を検出し、それに対する有効なお薬(抗生剤)を調べる検査です。当院は結核予防法による指定医療機関であることから、主に抗酸菌を検査しています。また、抗酸菌の一種である結核菌に関しては、PCR検査も行っています。その他の細菌についても総合医療センターと連携して検査を実施しています。さらに、院内感染対策の一環としてチーム医療にも取り組んでいます。

    

⑥輸血関連業務

血液型などの輸血に必要な検査を総合医療センターと連携して行っています。
適切な輸血療法を安全、迅速に行うために自動輸血検査装置を導入し、血液型検査や不規則抗体検査、交差適合試験の検査を実施しています。
また、輸血用血液製剤や自己血輸血用血液の適切な保管、管理業務を行っています。
  

 

 

病理検査

生検や内視鏡、手術によって採取された病変から作成した標本を、顕微鏡で観察して診断する病理組織検査や、婦人科検診で得られた子宮粘膜の細胞や尿、喀痰内の細胞などを顕微鏡で診断する細胞診を院内実施しています。全例、資格を持った病理専門医、細胞診専門医、細胞検査士による診断を実施しています。自動免疫染色装置による免疫染色実施で迅速な診断結果が得られるよう取り組んでいます。また術中迅速検査にも対応し、臨床に貢献しています。
詳しくは病理診断科のページをご覧ください。



研究業績例

【研究業績】(PDF:115KB)

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