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各診療科・部門のご案内リハビリテーション科
特色
リハビリテーション科は各診療科からの依頼に基づき、入院患者の早期治療に重点を置き取り組んでいます。整形外科疾患では術前後の早期治療・訓練を行っています。内科系疾患のリハビリテーションにおいては、廃用性症候群を有する患者の病棟と連携し離床促進、日常生活活動の早期獲得に努めています。がん患者の外科手術後やHCU入室患者の早期リハビリテーションに対しても、担当医師からの依頼に直接対応しています。糖尿病の患者に関しては、糖尿病ケアチームの一員として外来糖尿病教室で指導を行い、入院患者に対しては糖尿病の運動指導・教育を実施しています。栄養サポート、摂食嚥下、褥瘡対策、糖尿病ケア、呼吸サポート、緩和ケア、排尿ケア、認知症サポート、転倒転落・抑制対策のチーム医療にも参加し、患者により安全で質の高い医療が出来るように努めています。各科から依頼のあったすべての入院患者に対して、リハビリテーション科医師、療法士、病棟看護師、地域医療連携担当者にてカンファレンスを毎週開催しています。カンファレンスでは評価結果、実施計画、達成目標、帰結予測、リスク管理、家族指導、家屋環境設定などに関する情報及び認識を共有し、チーム医療を推進し、包括的なリハビリテーションを実践しています。大腿骨頚部骨折患者においては、術後の回復期病院へのスムーズな転院を促すために、地域連携パス会議を開催し情報交換を行っています。急性期患者を中心に3日連続のリハビリテーション中断を避けるために、平成29年9月から3連休時のリハビリテーション対応を実施しています。令和3年6月より聴覚検査業務に支障のない範囲で一般病棟の摂食機能療法にも従事しております。新型コロナ患者に関しては令和3年5月より汚染区域(レッドゾーン)での理学療法と作業療法のリハビリ介入を開始しています。
外来通院リハビリテーションは、実施しておりません。当院入院後で整形外科手術後の通院リハビリテーションは期間を限定して対応しています。また、令和2年度より運動指導を主とした単回での外来リハビリテーションを開始しています。
スタッフ紹介
役職 | 氏名 | 認定・資格等 |
---|---|---|
部長・医師 | 坂和 明 | 日本整形外科学会専門医 日本リウマチ学会専門医 日本リウマチ財団登録医 身体障害者福祉法第15条第1項「肢体不自由」指定医 |
理学療法士5名、作業療法士1名、言語療法士1名
取得認定資格 | |
がんのリハビリテーション研修修了 | 7名 |
3学会合同認定呼吸療法士 | 5名 |
聴力測定技術講習会(中級)修了 | 1名 |
補聴器講習会修了 | 1名 |
新リンパ浮腫研修修了 | 2名 |
SW-test講習会修了 | 1名 |
日本糖尿病療養指導士 | 1名 |
福祉住環境コーディネーター2級 | 2名 |
転倒予防指導士 | 1名 |
心臓リハビリテーション指導士 | 1名 |
緩和ケア研修会修了 | 1名 |
診療科の目標
- 急性期リハビリテーションを推進し、早期離床並びに早期社会復帰に努める。
- 安全で良質な医療を提供する。
- 院内各部署との連携を図り、より質の高いチーム医療を行う。
主な診療実績(2021年度)(表1~5)
2021年度理学療法依頼件数は338件で、入院患者307件、外来患者31件でした。作業療法依頼件数は217件で、入院患者217件、外来患者0件でした。入院依頼元科の内訳は理学療法では整形外科159件、呼吸器内科77件、外科28件、糖尿病内科16件、泌尿器科15件、消化器内科9件、総合診療科2件、循環器内科1件でした。作業療法では整形外科139件、呼吸器内科30件、外科26件、泌尿器科8件、消化器内科8件、糖尿病内科4件、循環器内科1件、総合診療科1件でした。実施患者数は理学療法が3,162名、作業療法が1,448名でした。単位数は理学療法が5,427単位、作業療法が2,133単位。疾患別には理学療法では運動器3,482単位、呼吸器603単位、廃用症候群615単位、がん580単位、脳血管疾患147単位でした。作業療法では運動器1,418単位、廃用症候群320単位、がん283単位、呼吸器111単位、脳血管疾患1単位でした。聴覚検査数は385件、摂食機能療法(30分以上)は121件でした。汚染区域(レッドゾーン)内での新型コロナ患者のリハビリ対応回数は626回、対応患者数は160名でした。
(表1)理学療法・作業療法依頼総件数
理学療法 | 作業療法 | 総件数 | ||
入院 | 外来 | 入院 | 外来 | |
307件 | 31件 | 217件 | 0件 | 555件 |
(表2)理学療法・作業療法依頼患者〈入院〉
理学療法 (人) | 割合 | 作業療法 (人) | 割合 | |
整形外科 | 159 | 52% | 139 | 64% |
呼吸器内科 | 77 | 25% | 30 | 14% |
外科 | 28 | 9% | 26 | 12% |
泌尿器科 | 15 | 5% | 8 | 4% |
糖尿病内科 | 16 | 5% | 8 | 2% |
消化器内科 | 9 | 3% | 4 | 4% |
総合診療科 | 2 | 1% | 1 | 0% |
循環器内科 | 1 | 0% | 1 | 0% |
合 計 | 307 | 217 |
(表3)リハビリテーション科実施状況
延患者数 | 理学療法 | 作業療法 | ||
3,162人 |
割合 | 1,448人 | 割合 | |
疾患別延件数 | 5,427単位 | 2,133単位 | ||
脳血管疾患(Ⅱ) | 147単位 | 3% | 1単位 | 0% |
廃用症候群(Ⅱ) | 615単位 | 11% | 320単位 | 15% |
運動器(Ⅰ) | 3,482単位 | 64% | 1,418単位 | 65% |
呼吸器(Ⅰ) | 603単位 | 11% | 111単位 | 5% |
がん | 580単位 | 11% | 283単位 | 13% |
(表4)言語聴覚士対応
聴覚検査 | 摂食機能療法(30分以上) |
385件 | 121件 |
(表5)新型コロナ対応
対応回数 | 対応患者数 |
626回 | 160名 |
研究実績
【研究業績】(PDF:121KB)