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消化器内科ラジオ波焼灼術
ラジオ波焼灼術
ラジオ波焼灼療法(RFA)は、肝臓がんを死滅させるために行われる治療です。ラジオ波とは、AMラジオなどの周波数に近い周波数約450キロヘルツの高周波のことで、他の医療機器(電気メスなど)に使用される高周波と同じものです。 RFAは低侵襲かつ根治的な治療であり、3cm以下、3個以下の肝がんの局所療法として普及しています。当院では主にモノポーラRFAシステム(Cool-tip RFA装置)を用いて治療を行っていますが、バイポーラRFAシステムを導入して、肝がんの局在部位および形状により使用の選択を行っています。肺や腸管などに近接する病変では、熱損傷による偶発症を防ぐために人工胸腹水を作成したり、通常の超音波検査では病変が不明瞭な場合には、造影剤を用いた超音波検査で病変を確認した後にRFAを行うなど、より安全で適切な治療を心がけています。 またサイズの大きな肝がんあるいは多発症例については、放射線科と連携をはかりながら肝動脈化学塞栓療法との併用をすることで、治療成績の向上に努めています。
治療が必要な症例がございましたら、当科にご相談ください。