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外科・消化器外科単孔式腹腔鏡下手術とは
単孔式腹腔鏡下手術外科豆知識
おへそに開けた1つの創だけで行う腹腔鏡下手術です。2007年頃に米国で初めて単孔式腹腔鏡下胆嚢摘出術が行われ、2009年から当科でも導入しました。
従来の腹腔鏡下手術よりも創が少なく、術後の痛みや癒着による合併症が少なくなる可能性があります。また創がおへその中に隠れますので、創痕がほとんどわからなくなります。ただし、制限された小さな創から手術を行うために高度な技術を要し、全ての患者さんに行えるものではありません。単孔式手術が困難な場合は、無理をしないで創を追加することによって手術を安全に行います。当科では胆嚢結石、虫垂炎、鼠径ヘルニアなどに対して行っています。
手術の様子 | 実際の創 |