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肝がん消化器内科
肝がん治療
肝がんの病態に適した治療を行います。局所治療としては、超音波ガイド下でラジオ波焼灼療法(RFA)・エタノール注入療法・マイクロ波凝固療法などを積極的に行っています。当院では、以前より使用していたモノポーラRFAシステム(Cool-tip RFA装置)以外に、平成26年度よりバイポーラRFAシステムを導入しており、肝がんの局在部位および形状などにより使用選択を行っています。さらに、熱損傷による偶発症を防ぐため肺や腸管などに近接する病変では人工胸腹水を作成した上でRFAを行っています。
また、消化器外科専門医との連携にて、肝切除適応例に対しては積極的に肝切除術を行っております。
一方、肝がん多発症例では放射線科と連携し、肝動脈化学塞栓療法(TACE)、肝動注療法(TAI)を行っています。進行肝がんの場合も適応症例であれば、分子標的治療薬を用いて予後の改善を目指しています。