- 現在表示しているページの位置です。
-
現在地
診療科と主ながんの種類肺がん
肺がんの治療内容について
呼吸器内科では年間60~70人の肺がん症例に対して、診断、治療方針の決定、全身化学療法、局所療法、呼吸管理や栄養管理などの全身管理、疼痛管理を中心とした緩和ケアなどの専門的治療を行っております。当院では呼吸器外科による診断や治療ができませんが、気管支鏡、局所麻酔下胸腔鏡による診断や、胸腔ドレナージ治療を行っております。手術療法や放射線療法が必要な症例に対しては、大阪市立総合医療センターなどの医療機関と連携し医療機能を補っております。
IV期の非小細胞肺がんでは長らく細胞障害性抗がん剤が全身化学療法の中心でしたが、近年、分子標的治療薬、免疫チェックポイント阻害薬といった新規治療が登場しています。それらの治療を組み合わせる事により、緩和治療と比較して、生存率、QOLの改善に有効性が報告されており、当院で治療導入しています。常に患者様、ご家族様と相談しながら治療方針を決めて参ります。