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十三市民病院 病院指標令和元年度病院情報の公表

 

令和元年度 十三市民病院 病院指標

医療法における病院等の広告規制について(厚生労働省)

指標の定義
(1) 対象患者
     令和1年度(平成31年4月1日~令和2年3月31日)に退院された患者さまを対象としています。
(2) 除外する患者
     ・自動車賠償責任保険や労災保険、自費等の患者さま
     ・入院後、24時間以内に死亡した患者さま、又は生後1週間以内に死亡した新生児の患者さま
     ・臓器移植の患者さま
     ・歯科治療のため入院された患者さま
     ・結核病棟のみに入院された患者さま
(3) その他留意事項
     ・平均年齢:入院日時点の年齢を基準としています。
     ・患者数が10未満の場合は、特定の個人を容易に想定できる可能性があるため、「-」(ハイフン)で掲載しています。

年齢階級別退院患者数

【定義】
⁻ 当院の一般病棟を退院された患者さまの年齢階級別(10歳刻み)患者数。

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年齢区分0~10~20~30~40~50~60~70~80~90~
患者数 553 41 180 302 352 342 659 1270 813 190

・今年度は前年度と比較し、全体的に患者数が減少(前年比2%減)しています。
・全国的な少子高齢化の傾向も影響するためか、60歳以上の高齢の患者さまが、年々増加傾向であり、前年度の61.8%から62.4%を占めています。
・周産期医療を手掛ける当院では新生児の入院も多いため、10歳未満の患者さまも多くなっています(約12%)。

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

【定義】
⁻ 診療科:当院が近畿厚生局に届出を行っている標榜診療科のうち、入院診療に対応している下記の12診療科を集計対象とする。
⁻ 診断群分類(DPCコード):入院中に「主に治療された病名」と「行われた治療行為(手術、処置等)」等の組み合わせにより
  患者を分類するもの。
⁻ 集計方法:集計期間内に同一患者が複数回入退院した場合は、その都度1カウントとする。
         転科した場合、もしくは同じ疾患を複数診療科で治療を行った場合は、主たる診療科にて集計する。
⁻ 平均在院日数(全国):同じ診断群分類での全国すべての病院での在院日数(令和1年度実績)。

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■消化器内科

 DPCコードDPC名称


者数

平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率

平均年齢

患者用パス
060100xx01xx0x 大腸ポリープ(内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術) 299 2.38 2.63 0.33 66.21  
060340xx03x00x 胆管結石、胆管炎(内視鏡的胆道ステント留置術等) 46 11.13 9.79 2.17 74.52  
060102xx99xxxx 穿孔または膿瘍を伴わない憩室性疾患 35 9.09 7.65 0 59.60  
060380xxxxx0xx ウイルス性腸炎 33 5.70 5.39 0 49.45  
060390xxxxx0xx 細菌性腸炎 28 8.57 7.38 0 42.32  

・当院では、消化器内科専門医の資格を有する常勤医師6名(副院長含む)体制で診療を行っております。
・また、内視鏡センターにおいては、消化器内科医と外科医とが一体となったチーム医療を実施し、消化器疾患全般に対して、精度の高い検査・治療を提供しております。
・急性期、慢性期を問わず消化管ならびに肝胆膵疾患全般に迅速かつ正確な対応を行えるよう心掛けております。
・肝臓病に関しては、肝臓病専門医がウイルス性肝炎・肝細胞癌に対する最新治療を実施しています。
・消化器内科では、大腸ポリープ切除症例が前年度同様、最も多くなっています。内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(EMR)は、平成30年度までは、ほぼ全例を入院で実施していましたが、令和1年度からは、コールドスネアポリペクトミーを導入し、患者さまのニーズに対応するために外来での日帰り対応を積極的に取り入れました。そのため、入院患者数は前年度の427名から299名と大きく減少していますが、外来を含めたEMRの実施件数は、前年度の約480件から約650件と、大幅に増加しています。

 ■外科

 DPCコードDPC名称


者 数

平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率

平均年齢

患者用パス
060160x001xxxx

鼠径ヘルニア(15歳以上 / 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術等)

57 4.88 4.85 0 70.63  
060335xx02000x  胆嚢水腫、胆嚢炎等(腹腔鏡下胆嚢摘出術等) 48 7.02 7.13 0 62.90  
060241xx97xxxx 痔核(痔核手術) 25 2.28 5.72 0 66.24  
060035xx99x60x 結腸がん(化学療法:アバスチン) 20 4.50 4.40 0 70.10  
060150xx03xxxx

虫垂炎(腹腔鏡下虫垂切除術)

16 5.06 5.45 0 45.00  

・当院では、令和2年4月より大阪府のがん診療拠点病院の認可を受けました。外科では、胃がんや大腸がん、肝臓がん、膵がん等の消化器系の疾患を中心として、手術や化学療法など患者さまの状態に応じた適切な治療を行っております。
・当科では、腹腔鏡手術を積極的に行い、患者さまに優しい、できるだけ小さな傷による低浸襲な手術を実施することで、できるだけ早期に回復・社会復帰できるよう努めています。
・消化器外科専門医が5名、内視鏡外科学会技術認定医が3名在籍する病院であり、専門性の高い手術を施行しております。
・良性疾患では前年度と同様に、鼠経ヘルニア、胆囊炎などに対する入院治療が上位となっています。
・消化器内科と密に連携し、早期に診断・治療を開始し、患者さまに応じた手術治療や抗がん剤治療を施行しております。

 ■小児科

 DPCコードDPC名称


者数

平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率

平均年齢

患者用パス
140010x199x00x

妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重:2500g以上)

353 6.73 6.17 0 0  
140010x299x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重:1500g~2500g未満) 27 7.70 11.16 0 0  
060380xxxxx0xx ウイルス性腸炎 25 4.52 5.39 0 4.68  
0400801199x00x 肺炎等(1歳~15歳未満) 25 5.40 5.69 0 3.80  
140010x197x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重:2500g以上 / 新生児仮死蘇生術) 23 7.43 8.32 0 0  
・当院では、年間500例ほどの分娩を行っていることから、『妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害』に分類される新生児疾患(新生児低血糖や羊水感染症など)が上位となっています。
・新生児より思春期頃(出生~小学生)までの下気道感染症や感染性胃腸炎、川崎病などの急性疾患を含む小児科疾患全般についての診断、治療、フォローアップに対応しています。
・また、成長ホルモン分泌不全性低身長症に対する診断、治療などにも対応しています。


■泌尿器科

 DPCコードDPC名称


者数

平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率

平均年齢

患者用パス
110070xx0200xx 膀胱腫瘍(経尿道的膀胱悪性腫瘍手術) 58 6.62 7.07 0 72.24  
110080xx991x0x 前立腺がん(前立腺針生検法) 48 2.06 2.49 0 72.69  
110200xx02xxxx 前立腺肥大症等(経尿道的前立腺手術等) 45 11.76 8.52 0 75.82  
11012xxx020x0x 上部尿路疾患(経尿道的尿路結石除去術) 43 6.81 5.61 0 59.02  
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 36 13.00 12.58 5.56 72.25  
・当院の泌尿器科では、3名の常勤医師が診療を行っております。いずれも日本泌尿器科学会の専門医・指導医資格を有し、専門性の高い診断・治療を提供しております。
・令和1年度は、膀胱腫瘍や前立腺がんに対する治療が上位となっています。
・泌尿器科の入院症例数は年々増加傾向にあり、令和1年度の泌尿器科の退院患者数は、前年度の493名から548名に増加しました(前年度比11%増)。
・特に、前立腺肥大症については、前年度の27件から45件へと大きく増加しました。
・尿路結石症に対する経尿道的尿路結石除去術や悪性腫瘍症例(腎臓がん、膀胱がんや前立腺がん等)に対する手術や化学療法など、患者さまの状態に応じた専門的な治療を行っております。

 
■整形外科

 DPCコードDPC名称


者数

平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率

平均年齢

患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折(人工骨頭挿入術または骨折観血的手術等) 45 30.27 25.94 62.22 81.04  
070230xx01xxxx 膝関節症(人工関節再置換術等) 34 22.29 23.56 0 74.68  
070343xx97x0xx 脊柱管狭窄(椎弓切除術等) 24 15.67 16.54 0 75.67  
07040xxx01xxxx 股関節骨頭壊死、股関節症(人工関節再置換術等) 22 24.27 21.53 0 72.23  
070343xx99x20x 脊柱管狭窄(神経ブロック) 21 7.67 6.25 0 67.43  
・整形外科では、5名の常勤医師体制で、関節外科と脊椎外科の2本柱を中心とした診療を行っております。
・令和1年度は、主に股関節・大腿近位骨折、膝関節症に対する治療が上位となっています。
・また、脊椎脊髄疾患の専門医の増加により、『脊柱管狭窄症』の症例数が前年度の46件から75件まで増加しています。(※脊柱管狭窄症は、手術の術式や神経ブロック等の組み合わせで、DPC名称が細かく分類されています。)
・上肢の治療にも積極的に取り組んでおり、令和1年度は四肢骨折の手術症例が増加しております。

 
■眼科

 DPCコードDPC名称


者数

平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率

平均年齢

患者用パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患(水晶体再建術 片眼) 270 4.00 2.78 0 74.80  
020110xx97xxx1 白内障、水晶体の疾患(水晶体再建術 両眼) 68 11.40 5.09 0 79.96  
020220xx97xxx0  緑内障 (緑内障手術 片眼) 14 8.43 7.53 0 74.79  
020160xx97xxx0 網膜剥離(硝子体茎顕微鏡下離断術等 片眼) 13 12.38 9.33 0 58.62  
020200xx99x2xx 黄斑、後極変性(アイリーア硝子体内注射) - - 2.49 - -  
・眼科では、例年と同じく、白内障の手術症例が上位となっています。白内障の患者数は、前年度の284名から338名へと大きく増加しました(前年度比19%増)。当院では、全身合併症を伴う患者さまが多く、入院手術での対応が大半となります。
・2名の常勤医師ならびに眼科専属のスタッフ体制、様々な処置・検査設備を整えており、白内障をはじめとして、緑内障、網膜疾患など、眼科疾患全般の幅広い診療を行っています。
・白内障の小切開超音波手術をはじめ、外来でのレーザー治療等への対応も行っております。

 
■呼吸器内科

 DPCコードDPC名称


者数

平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率

平均年齢

患者用パス
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 32 24.50 20.84 18.75 84.34  
040040xx9910xx 肺がん(経気管肺生検等あり) 26 6.65 3.34 0 70.23  
040040xx9900xx 肺がん 26 18.69 14.62 23.08 80.65  
0400801499x001 肺炎等(市中肺炎 / 75歳以上 / A-DROP スコア1) 19 14.42 13.48 5.26 84.47  
040120xx99000x 慢性閉塞性肺疾患 17 15.24 13.61 5.88 70.94  
・呼吸器内科では、誤嚥性肺炎、肺がんに対する治療が上位になっています。
・『肺炎等』に分類される症例は、年齢や重症度等によって細かく分類されており、そのうちの1つが4位となっています。呼吸器内科における令和1年度の『肺炎等』全体の症例数は89件となっており、呼吸器内科で扱う疾患としては、とても多い疾患となっています。
・当院では、肺がん・間質性肺炎・肺結核・肺非結核性抗酸菌症の診断と治療を積極的に行っています。
・結核病棟(39床)を有する当院では、日本呼吸器学会専門医2名を含む常勤医師6名体制で肺炎や肺がん、COPD(慢性閉塞性肺疾患)等の呼吸器疾患と併せて、本集計対象外となっている肺結核の治療も行っています。令和1年度の結核病棟の退院患者数は237名となっています。

 
■婦人科

 DPCコードDPC名称


者数

平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率

平均年齢

患者用パス
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍(腹腔鏡下腟式子宮全摘術等) 36 6.69 6.09 0 42.81  
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍(腹腔鏡下子宮附属器腫瘍摘出術等) 35 6.40 6.21 0 49.34  
12002xxx02x0xx 子宮頸・体部がん(子宮頸部切除術等) 33 3.03 3.13 0 38.33  
120100xx02xxxx 宮内膜症(腹腔鏡下子宮附属器癒着剥離術等) 16 6.19 6.57 0 36.44  
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍(子宮全摘術等) 11 8.36 9.71 0 43.45  
・婦人科では、悪性腫瘍疾患(子宮頚部がん、子宮体がん、卵巣がん等)や良性腫瘍疾患(子宮筋腫、卵巣腫瘍、子宮内膜症等)に対する手術等の治療を必要とする入院症例が上位となっています。日本婦人科腫瘍専門医を含む5名の常勤医師体制で対応しております。
・婦人科の入院患者数は近年増加傾向にあり、令和1年度の退院患者数は、前年度の205名から285名まで増加しています(前年度比39%増)。
・婦人科系の様々な症状に対応しており、症状に対してじっくりお話を聞きながら、丁寧な診察と検査を行っています。

 
■産科

 DPCコードDPC名称


者数

平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率

平均年齢

患者用パス
120180xx01xxxx 胎児及び胎児付属物の異常(帝王切開術等) 42 9.07 9.66 0 33.00  
120260xx01xxxx 分娩の異常(帝王切開術等) 34 9.53 9.53 0 31.94  
120140xxxxxxxx  流産 32 1.94 2.51 0 33.81  
120170xx99x0xx 早産、切迫早産 30 19.03 19.06 6.67 28.07  
120165xx99xxxx 妊娠合併症等 17 13.00 11.79 0 31.29  
・産科では、帝王切開術を要する疾患ならびに妊娠に起因する合併症に対する治療を多く取り扱っております。
・集計対象外となる正常分娩については、令和1年度は266件となっています。
・当院は、大阪市では唯一のUNICEF・WHOの認定の『赤ちゃんにやさしい病院』です。母乳で育てたいお母さんを妊娠中だけでなく、産後も助産師による母乳育児外来を通じて母乳育児を支援しています。

 
■糖尿病・内分泌内科

 DPCコードDPC名称


者数

平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率

平均年齢

患者用パス
100070xx99x100 2型糖尿病(インスリン製剤あり / 85歳未満) 18 17.50 13.72 0 56.94  
100071xx99x100 2型糖尿病(末梢循環不全あり / インスリン製剤あり / 85歳未満) 13 18.08 14.10 0 62.54  
100071xx99x110 2型糖尿病(末梢循環不全あり / インスリン製剤あり / 定義副傷病あり / 85歳未満)  - - 14.74 - -  
100070xx99x000 2型糖尿病(85歳未満) - - 10.84 - -  
100070xx99x110  2型糖尿病(インスリン製剤あり / 定義副傷病あり / 85歳未満) - - 15.20 - -  
・糖尿病・内分泌内科では、『2型糖尿病』に対する治療が上位となっています。2型糖尿病は、合併症や処置等の違いによって細かく分類されるため、1~5位全てが2型糖尿病となっています。令和1年度の『2型糖尿病』の退院症例数は全体で75件となっており、前年度の67件から増加しています。
・糖尿病・内分泌内科では、糖尿病の正確な病態把握を行い、日本糖尿病学会専門医2名を含む常勤医師3名ならびに糖尿病看護認定看護師、糖尿病療養指導士等の多職種による糖尿病ケアチームが中心となり、個々の患者さまに合った良質な血糖コントロールと合併症の進展予防に努めています。
・高齢の糖尿病患者さまがかかりやすい尿路感染症等の糖尿病に起因する疾患にも、対応しています。
・糖尿病の教育入院(1週間コース)や糖尿病教室、フットケア外来、透析予防指導等も積極的に実施し、糖尿病に対してのトータルケアを行っています。

 
■循環器内科

 DPCコードDPC名称


者数

平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率

平均年齢

患者用パス
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患(心臓カテーテル検査) 23 3.00 3.04 0 74.04  
050050xx02000x 狭心症、慢性虚血性心疾患(経皮的冠動脈ステント留置術) 15 3.33 4.40 0 71.67  
050170xx03000x 閉塞性動脈疾患(四肢の血管拡張術・血栓除去術) - - 5.34 - -  
050050xx99200x 狭心症、慢性虚血性心疾患(心臓カテーテル検査+血管内エコー) - - 3.15 - -  
050130xx99000x 心不全 - - 17.71 - -  
・循環器内科では、高血圧や脂質異常症だけでなく、冠動脈疾患・抹消動脈疾患等あらゆる循環器疾患の診断・治療に取り組んでおります。
・当院では、最新のMRIやCT、血管造影装置などを用いた様々な循環器疾患の迅速な診断が可能であり、特に狭心症をはじめとした虚血性心疾患の診断・治療を積極的に行っております。
・心不全や閉塞性動脈疾患の治療も積極的に行っています。

 
■皮膚科

 DPCコードDPC名称


者数

平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率

平均年齢

患者用パス
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 27 8.22 9.00 0 62.30  
080010xxxx0xxx 膿皮症 15 11.27 12.55 6.67 64.40  
100100xx97x1xx 糖尿病足病変(創傷処理等 / 局所陰圧閉鎖処置) - - 48.04 - -  
- - - - - - -  
- - - - - - -  
・令和1年4月から常勤医師を配置し、入院診療を開始しました。日本皮膚科学会専門医である常勤医師1名と非常勤医師2名の3名体制による専門性を活かした治療を行っております。
・令和1年度は、帯状疱疹や膿皮症に対する治療が、皮膚科では上位となっています。
・皮膚疾患の入院患者だけでなく、入院患者全体を対象に、褥瘡対策チームとして皮膚科医師が積極的に介入し、褥瘡の予防・早期治療に努めています。
※【褥瘡】とは、長期にわたり同じ体勢で寝たきり等になった場合に血行が悪くなることで、皮膚や皮下組織等が壊死を起こした状態のことです。

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

【定義】
⁻ 現在、日本で最も多い5大癌の患者数を、UICC病期分類の初発・再発別に集計。
⁻ 5大癌:胃癌・大腸癌・乳癌・肺癌・肝癌
⁻ 初発患者は、UICC病期分類によりStageごとに分けて集計(Stage0は集計対象外)
  ・初発:当院で癌と診断した場合、または当院で癌に対して初回治療をおこなった症例。
  ・UICC病期分類:腫瘍の大きさ・リンパ節の転移の有無・他の臓器や組織への転移の有無という3つの基準を元に、
   StageⅠ(早期)からⅣ(末期)の4つの病期に分類するもの。
  ・詳細な検査を実施できなかった場合等、病気分類が不正確なものについては「不明」としてカウント。
⁻ 再発:初回治療の終了後(他施設での治療を含む)、当院で治療を継続した場合、または癌の再発・転移が認められた症例。
⁻ 患者数は延患者数とする(化学療法等入退院を繰り返す場合は、それぞれを集計する)。

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 初発再発病期分類
基準(※)
版数
Stage IStage IIStage IIIStage IV不明
胃癌 21 - 18 25 - - 1 8,7
大腸癌 22 22 21 40 10 14 1 8,7
乳癌 - - - -     1 8,7
肺癌 - - - 29 12 - 1 8,7
肝癌 - - - - - 30 1 8,7

※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約

・現在の社会情勢で重点的な対応を求められている生活習慣病の一つである“がん”、その中でも特に罹患率の高い5大癌に対する当院の対応状況を示しています。
・令和2年4月1日から「大阪府がん診療拠点病院」に認定された当院では、検診~診断~治療~終末期に至る集学的ながん医療を提供しています。
・がんの早期発見・がん予防への貢献のために、大阪市の委託を受けてがん検診を行っています。
・診断・治療については、手術による外科的治療をはじめとして、抗がん剤による薬物療法などがんの進行度や患者さまの状態や生活環境に合わせた治療法を選択し総合的に管理しています。
・また、医師ならびに看護師、薬剤師等の多職種による緩和ケアチーム活動を開始しており、治療が困難とされたがん患者さまの精神的・身体的苦痛を和らげる緩和ケア治療の体制も整えています。

・「胃癌」・「大腸癌」については、早期~末期のがんまで、幅広く対応しています。
・「肺癌」は、StageⅣ(末期)の患者さまが最も多く、緩和ケアや化学療法による治療を主に行っています。
・「乳癌」の入院症例は、Stage別ではそれぞれが10症例未満のため非公表となっていますが、乳腺専門外来を設け、専門医による診察・治療を行っています。手術では乳房温存手術を積極的に行い、薬物療法も行っています。
・「肝癌」は再発例が最多となっています。肝がんの病態に合わせて、その都度最適と思われる治療法を提示するように努めています。

成人市中肺炎の重症度別患者数等

【定義】
⁻ 市中肺炎:病院外で日常生活を送っていた人に発症した肺炎
  ※入院のきっかけとなった病名及び最も医療資源を投入した傷病名が肺炎(誤嚥性肺炎、インフルエンザ肺炎、ウイルス性肺炎を
    除く)であって、市中肺炎(入院後発症の肺炎を除く)の患者さまの当院の対応状況を示す。
⁻ 重症度:身体所見、年齢による肺炎の重症度分類(A-DROPスコア)により、年齢性別や脱水症状の有無、血液中の酸素濃度、
  意識障害の有無、収縮期血圧の状態で0~5または不明に分類(数字が大きいほど重症)。
      軽症:0点の場合
      中等症:1~2点の場合
      重症:3点の場合
      超重症:4~5点の場合(ただし、ショックがあれば1項目のみでも超重症とする)
      不明:重症度分類の各因子が1つでも不明な場合

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 患者数平均
在院日数
平均年齢
軽症 20 8.40 52.00
中等症 74 17.95 78.18
重症 - - -
超重症 - - -
不明 - - -

・当院では、中等症の患者さまが最も多くなります。重症度が高くなるほど在院期間は長め、平均年齢は高めという傾向になります。
・疾病別では、細菌性肺炎の患者さまが大半なります。
・令和1年度の市中肺炎は、平成30年度と比べて若干減少しています。重症の症例は、公表を開始した平成28年度以降で初めて10症例未満となっています。

脳梗塞の患者数等

【定義】
⁻ 医療資源を最も投入した傷病名が、“脳梗塞”の患者さまに対しての当院の対応状況。
⁻ 脳梗塞治療では迅速に治療を行うことがその後の患者さまのADL(日常生活動作)に大きな影響を与える。
  そのため、発症日から「3日以内」と「その他」で分類された患者さまの集計結果を示す。

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ICD10傷病名発症日から患者数平均在院日数平均年齢転院率
  3日以内 - - - -
その他 - - - -

・当院は脳神経外科を標榜しておりませんので、外科的治療が必要な患者さまは、入院後早期に他院へ転院して頂き、内科的治療適応の方が長期の治療を行う場合があります。また、近隣の脳神経外科や神経内科を標榜する病院と連携を強化することで、入院前に他院へ紹介等を行っております。
・令和1年度の当院での脳梗塞症例は10症例以下となっております。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

【定義】
⁻ 入院中に複数の手術を実施した場合は、主たる手術のみを集計。
⁻ 輸血関連、軽微な手術(創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術等)は除外。
⁻ 「術前日数」は入院日から手術日まで(手術当日は含まない)、「術後日数」は手術日から退院日まで(手術当日は含まない)
  とする。

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消化器内科

Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
K7211 内視鏡的結腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル未満) 306 0.36 1.23 0.33 66.80  
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 36 2.39 11.03 0 73.67  
K533 内視鏡的消化管止血術 17 2.88 6.41 0 60.24  
K654 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 15 3.00 11.130 0 72.53  
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル以上) 12 0.67 1.58 0 67.50  
・消化器内科では、大腸ポリープや早期の癌を対象とした『内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(直径2センチメートル未満)』が最も多くなっています。平成30年度までは、ほぼ全例を入院で実施していましたが、令和1年度からは、コールドスネアポリペクトミーを導入し、患者さまのニーズに対応するために外来での日帰り対応を積極的に取り入れ、約半数を外来での対応といたしました。そのため、入院での患者数は前年度から減少しています。手術件数は前年度よりも増加しています。『直径2センチメートル以上』のポリープも積極的に治療しています。
・次いで、胆管結石や胆管炎等を対象とした『内視鏡的胆道ステント留置術』が多くなっています。
・当院の内視鏡センターでは、胃カメラ・大腸カメラは全例鎮静剤を用いた検査としております。検査中の苦痛を取り除くだけでなく、より精度の高い検査を行っております。

外科

Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 64 1.56 5.47 1.56 63.17  
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 44 1.00 3.11 0 68.48  
K7432 痔核手術(脱肛を含む。)(硬化療法(四段階注射法によるもの)) 24 0.00 1.04 0 68.33  
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 23 4.87 13.00 8.70 67.74  
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) 17 0.35 4.47 0 46.41  

・外科では、例年通り、胆のう炎や胆のう結石症、胆のうポリープ等に対して行う『腹腔鏡下胆嚢摘出術』と、鼠径ヘルニアに対して行う『腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術』が上位となっています。
・当院では、鼠径ヘルニアや胆石、虫垂炎には1つの創で行う『単孔式腹腔鏡下手術』を導入しており、それ以外にも、癌を含めた多くの腹部疾患に対して、低侵襲な傷の小さい腹腔鏡手術を積極的に行っており、できるだけ早期に社会復帰できるよう支援しております。
・痔核手術の患者さまは、前年度までは年間10名前後でしたが、令和1年度は24名へと大きく増加しました。
・外科疾患については、多くの症例がクリニカルパスを用いた標準治療を行っていることから、特に術後の在院期間は短縮化傾向となっております。

眼科

Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他のもの) 332 2.10 2.30 0 75.95  
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含むもの) 13 0.92 11.08 0 65.92  
K2682 緑内障手術(流出路再建術) 13 2.08 5.08 0 76.92  
K2802 硝子体茎顕微鏡下離断術(その他のもの) - - - - -  
K275 網膜復位術 - - - - -  

・眼科では、白内障に対して行われる『水晶体再建術』が最も多くなっており、患者数は年々増加傾向にあります。
・白内障手術は、小切開超音波手術を主に行っております。総合病院である当院では、全身合併症を有する患者さまが多く来院されますので、入院での対応となっております。また、認知症や体位保持が困難な患者さまについては、全身麻酔下での手術を行っています。
・2番目に多い『硝子体茎顕微鏡下離断術』とは、網膜剥離や黄斑変性、糖尿病性網膜症や硝子体出血等に対して行われる手術です。
・高齢化社会の到来に伴い増加する、加齢による眼科疾患全般に対して手術を行っています。

泌尿器科

Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用のもの) 65 1.03 5.20 0 72.35  
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 53 0.81 3.55 0 68.87  
K7811 経尿道的尿路結石除去術(レーザーによるもの) 45 1.89 4.62 0 59.98  
K8411 経尿道的前立腺手術(電解質溶液利用のもの) 31 2.29 10.00 0 76.55  
K768 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術(一連につき) 29 0.24 1.14 0 57.03  

・令和1年度は、当院の泌尿器科としては、過去最高の手術件数となりました。中でも内視鏡を用いて膀胱がんを切除する『膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)』が、前年度の38名から65名へと増加し、最も多くなりました。
・次いで、尿管狭窄等に対して行う『経尿道的尿管ステント留置術』が多くなっています。
・体外で発生させた強力な衝撃波で体内の結石を砕き、尿と共に排出させる『体外衝撃波腎・尿管結石破砕術』は安全性が高い手術で、入院期間も2~3日と短期になっています。
・3名の常勤医すべてが、日本泌尿器科学会の専門医であり、うち2名は腹腔鏡手術技術認定医となっております。膀胱がんだけでなく腎がんや後腹膜腫瘍に対しての腹腔鏡手術や前立腺がんに対しての腹腔鏡補助下小切開前立腺切除などへの対応を行っています。

整形外科

Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
K0821 人工関節置換術(膝) 等 58 1.09 21.21 1.72 73.52  
K0461 骨折観血的手術(大腿) 等 37 4.92 27.19 51.35 77.35  
K0462 骨折観血的手術(前腕) 等 25 2.12 10.32 12.00 61.68  
K0811 人工骨頭挿入術(股) 21 3.90 26.33 57.14 80.38  
K1425 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。)(椎弓切除) 19 1.53 14.74 5.26 73.68  
・整形外科では、関節・脊椎・骨折と広範囲に亘る領域に対応を行っております。その中でも特に関節・脊椎に対する手術が多くなっています。
・症例数として最も多いのは、変形性膝関節症や膝関節症、リウマチ等に対して行われる『人工関節置換術(膝)等』であり、次いで大腿等の骨折に対する観血的手術が多くなっています。
・令和1年度は、脊椎脊髄疾患の専門医の増加に伴い、脊椎領域の手術患者数が増加しました。
・令和1年度は、骨折により救急搬送される患者さまも増加しました。上肢をはじめとした外傷の治療にも積極的に取り組んでいます。
・当院では、手術後早期にリハビリテーションを開始し、1日でも早く社会復帰できるようリハビリスタッフを中心とした治療を行っております。長期のリハビリ治療を必要とする患者さまについては、近隣のリハビリ専門施設と連携し、患者さまの病態や生活環境を踏まえた適切な療養環境の提供をご支援しております。

婦人科

Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡によるもの) 40 0.90 4.35 0 45.50  
K867 子宮頸部(腟部)切除術 32 1 1.03 0 38.59  
K877-2 腹腔鏡下腟式子宮全摘術 27 1 5.85 0 48.00  
K877 子宮全摘術 17 1.29 8.29 0 50.06  
K8862 子宮附属器癒着剥離術(両側)(腹腔鏡によるもの) 13 0.85 4.15 0 34.38  

・婦人科では、子宮腺筋症や子宮頚上皮内癌に対して行われる『子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡によるもの)』が最も多くなっており、患者数も増加しています。
・常勤医師5名(うち3名は女性医師)体制で対応し、良性疾患を中心とした傷の小さい低侵襲手術を心掛けており、悪性疾患(がん)についても、日本婦人科腫瘍学会の専門医資格を有する医師を中心として、積極的に治療に取り組んでいます。
・検査・診断結果をもとに患者さまの身体的、心理的な負担を軽減するための丁寧な診療を行っています。

産科

Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
K8981

帝王切開術(緊急帝王切開)

46 2.91 7.17 0 31.17  
K8982 帝王切開術(選択帝王切開) 41 2.59 7.02 0 33.93  
K9091ロ 流産手術(妊娠11週までの場合)(その他のもの) 34 0.76 0.15 0 33.47  
K8721 子宮筋腫摘出(核出)術(腹式) - - - - -  
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡によるもの) - - - - -  

・産科では、帝王切開術の患者数が多くなっており、患者数も増加傾向となっています。

循環器内科

Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他のもの) 18 5.11 2.72 5.56 72.89  
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 - - - - -  
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極の場合) - - - - -  
K722 小腸結腸内視鏡的止血術 - - - - -  
- - - - - - -  
・循環器内科では、虚血性心疾患の治療を積極的に行っており、『経皮的冠動脈ステント留置術』が最も多くなっています。
・下肢閉塞性動脈硬化症に対する 『四肢の血管拡張術・血栓除去術』も患者さまの負担の少ない、カテーテルを用いた治療を行っています。
・また、徐脈性不整脈疾患に対してのペースメーカー留置等にも対応しております。

小児科

Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
K9131 新生児仮死蘇生術(仮死第1度のもの) 26 0 6.65 0 0  
K9132 新生児仮死蘇生術(仮死第2度のもの) - - - - -  
- - - - - - -  
- - - - - - -  
- - - - - - -  

・小児科で最も多いのは、『新生児仮死蘇生術(仮死第1度のもの)』です。
・新生児仮死は、【アプガースコア】と呼ばれる採点表で出生時の皮膚の色や心拍数、呼吸状態などを点数化し、重症度が評価されます。
・仮死第1度とは軽症の新生児のことをいいます。

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

【定義】
⁻ 手術や処置等の医療提供に伴い発症する可能性のある重篤な疾患の状況について示す。
⁻ DIC(播種性血管内凝固症候群)、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の患者数を集計。
  ・播種性血管内凝固症候群(DIC):さまざまな重症の基礎疾患により全身の血管内で血栓ができる病態
   (感染症、悪性腫瘍等に合併することが多い)
  ・敗血症:血液が細菌に感染することにより全身に炎症を起こす病気
   (悪性腫瘍等の治療経過中に免疫不全状態から合併することが多い)
⁻ 上記のような症状が、「医療資源を最も投入した病名」と「入院のきっかけとなった病名」が同一か異なるかで件数を集計。

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DPC傷病名入院契機症例数発生率
130100播種性血管内凝固症候群同一 - -
異なる 13 0.28
180010敗血症同一 - -
異なる - -
180035その他の真菌感染症同一 - -
異なる - -
180040手術・処置等の合併症同一 - -
異なる - -

・ここでは、手術や処置等の医療提供に伴い発症する可能性のある、重篤な疾患の状況について示しています。
・がんの手術を中心として大手術を多く実施する当院では、感染防止の専門の医療スタッフを配置し、感染予防に細心の注意をはらっています。また、起こり得る合併症については、事前に患者さまにご説明した上で、手術や処置の施行に同意をいただいています。
・上記4疾患の患者さまが、退院患者さまに占める割合は合計で1%未満となっています。当院では、いずれの状態の患者さまも発生することのない努力を日々行っておりますが、様々な要因が関与することもあり、ゼロにはできていないのが現状です。
・個別項目では、平成30年度と比べて「手術・処置等の合併症」は減少し、10症例未満となっております。
・一方で、「播種性血管内凝固症候群(DIC)」が増加しています。当院では、何らかの原疾患の入院治療の経過中にDICを発症した患者さまの割合が多くなっています。

更新履歴

令和2年9月28日
令和元年度の病院指標を公開しました

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