プログラムの特長
本プログラムは、当院を基幹施設として、近隣医療圏にある連携施設・特別連携施設での内科専門研修を通して超高齢社会を迎えた我が国の医療事情を理解し、必要に応じた可塑性のある地域の実情に合わせた実践的な医療も行えるように研修します。研修期間は基幹施設2年間+連携施設・特別連携施設1年間の3年間になります。当院は、大阪市医療圏の中心的な急性期病院であるとともに、地域の病診・病病連携の中核でもあります。一方で、地域に根ざす第一線の病院でもあり、Common Diseaseの経験はもちろん、超高齢社会を反映し複数の病態を持った患者の診療を経験でき、地域病院との病病連携や診療所(在宅訪問診療施設等を含む)との病診連携も経験できます。また、高次機能・専門病院でもあり基幹施設において臓器別の内科系Subspecialty分野も含めた専門的な診療経験を積むことができます。
プログラム責任者からのメッセージ
当院は病床数1,063床、1次から3次救急を含めた新入院患者数は年間27,175人で、大学病院並みの豊富な症例を提供しています。専攻医の基幹プログラムとして、内科、総合診療、外科、産婦人科、麻酔科、小児科、精神科、整形外科、眼科、救急科、形成外科、病理、臨床検査の13領域を有しています。現在、専攻医94名(基幹57名、連携37名)、初期研修医(1年次18名、2年次16名)の情熱にあふれた若手医師が、全国の大学や研修病院から集い、切磋琢磨しています。内科専攻医プログラムには、サブスペシャリティー重点コースとローテートコースがあります。高度医療の研鑽と共に、全人的医療、チーム医療で力を発揮できる人間性豊かな医師に成長してください。一緒に学んでいきましょう。
教育研修センター長、内科専門研修プログラム統括責任者、副院長 川﨑 靖子