プログラムの特長
外傷、先天異常、腫瘍、瘢痕・瘢痕拘縮・ケロイド、難治性潰瘍、炎症・変性疾患等について研修することができます。Subspecialty領域専門医の研修準備をすることも出来るよう配慮し、臨床現場から見つけ出した題材の研究方法、論理的な考察、統計学的な評価、論文にまとめ発表する能力の育成を行います。専門研修プログラム終了後には専門知識と診療技術を習得し、他の診療科とのチーム医療を実践できる能力を備えるとともに社会性と高い倫理性を持った形成外科専門医となります。
プログラム責任者からのメッセージ
当院は大阪市制100周年を記念して2つの総合病院・2つの小児病院と1つの感染症専門病院が統廃合されて設立された病院です。形成外科は開院と同時に開設され、小児疾患と再建外科を中心に診療を行ってきました。現在の手術の内訳は、小児疾患はもちろんのこと、再建外科や外傷を中心に多岐にわたっています。また、当院の形成外科プログラムは、大学病院・がんセンター・こども病院など専門性の高い施設や一般的な市中病院など、多彩な施設と連携をとっており、幅広い研修が可能なプログラムになっています。様々な経験を積んで、一緒に患者さんから信頼される形成外科医になりましょう。
形成外科専門研修プログラム統括責任者、形成外科部長、小児形成外科部長 羽多野 隆治