プログラムの特長
当外科研修プログラムでは3年間の専門研修期間中、連携施設において6か月以上の研修をおこないます。1年目では専門研修に必須の診療科にローテーションして、基本的診察能力および外科に関する基本的知識と技能の習得を目指します。2年目では基本的診察能力の向上に加えて、外科基本的知識・技能を実際の診断・治療へ応用する力量を養うことを目標とします。連携病院での研修もこの時期に行います。3年目ではチーム医療において責任を持って診療にあたり、後進の指導にも参画しリーダーシップを発揮して、外科の実践的知識・技能の習得により様々な外科疾患へ対応する力量を養うことを目標とします。積極的にサブスペシャリティ領域専門医取得に向けた技能研修へ進みます。
プログラム責任者からのメッセージ
当院は46診療科、病床数1063床を有する高度急性期病院です。地域がん診療連携拠点病院や3次救命救急センターなど様々な役割を担っており、高度専門診療から救急診療まで幅広く数多くの症例を経験することができます。外科専門研修の必須領域をすべて当院で研修することができますが、当院とは違う役割を担っている病院に連携施設となっていただいており、様々な要望にあわせた研修が可能となっています。手術件数は年間12,000件、緊急手術は2,500件にのぼり、ロボット手術は各診療科で積極的におこなっており、年間400件をこえています。非常に忙しい病院ではありますが、外科医としての第一歩を踏み出す上ではやりがいを十分に感じていただけるのではないかと思います。ぜひ我々とともにChallenge、Creativeな外科医療を追求していきましょう。
外科専門研修プログラム統括責任者、消化器外科担当部長、副院長 清水 貞利