遺伝子関連検査は、(1)病原体核酸検査、(2)体細胞遺伝子検査、(3)遺伝学的検査、の3種類に大別されます。
(1)病原体核酸検査・・・・ヒトに感染症を引き起こす病原体(ウイルスや細菌等の微生物)の遺伝子(核酸)を、
血液や尿、痰等から検出・解析する検査
(2)体細胞遺伝子検査・・・遺伝しないがんについて主に調べる検査
(がん細胞で生じている遺伝子の配列について調べる検査)
(3)遺伝学的検査・・・・・単一遺伝子疾患、多因子疾患、治療薬の効果・副作用・代謝、
遺伝するがん(家族性腫瘍)等について調べる 検査
(生まれつきもっている遺伝子の配列について調べる検査)
当院の遺伝子検査室は、遺伝子診療部(https://www.osakacity-hp.or.jp/ocgh/inv/sup/idenshi/)に所属する臨床遺伝専門医や遺伝カウンセラーと連携しながら検査を行っています。
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検査項目数および検査実績は年々増加しており、平成30年度では82項目を対象に、589件の検査実績を挙げています。平成31年度には213項目に拡大しました。
当院は平成30年4月より全国で156施設の「がんゲノム医療連携病院」に指定され、さらに令和元年9月19日より、全国に34施設ある「がんゲノム医療拠点病院」に指定されました。
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