大阪市立総合医療センター,Osaka City General Hospital

TEL.06-6929-1221

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医療連携パス

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医療連携パス
当院では以下の種類の医療連携パスを運用しています。

 

運用パス(がん疾病以外) 運用開始時期
脳卒中地域連携パス(大阪脳卒中医療連携ネットワーク)   2008年4月
糖尿病(DM net ONE)   2008年4月
大腿骨頸部骨折地域連携パス   2011年10月
心不全地域医療連携パス   2017年2月
パスの種類 コメント
大腿骨頸部骨折地域

連携パス

大腿骨頸部骨折は高齢化と共に患者数は今後ますます増えることが予想されます。それらに対し、総合医療センターと9病院が協力して、各病院の専門性を活かし施設を超えた切れ目のないサービスの提供患者さんの身体機能に応じた適切なサービスの提供た地域完結型医療システムの中で、地域医療連携パスを共有し、患者さんを中心とした安全で質の高い医療を提供できるよう取り組んでいます。

 

脳卒中地域連携パス
(大阪脳卒中医療連携ネットワーク)
脳卒中の治療に関しては急性期から回復期・維持期へとシームレスな治療やケアが必要です。そのため、それぞれの病院の医療機能面や運用面、また、退院基準や転院基準等の必要情報などいろいろな視点で地域医療連携パスに必要な要素を検討しました。その結果、共通言語を用いて同じイメージを持てるようにするための一定の標準化ができました。

 

糖尿病(DM net ONE)  地域の先生と関係病院の話し合いのもとに糖尿病の治療・管理を標準化することができました。この糖尿病地域連携パスの目的は身近な地域の先生と病院の担当医の2人の主治医を持っていただき、糖尿病のコントロールを良好に保つことにあります。合併症のために血液透析導入、視力障害、足切断、心筋梗塞、脳梗塞となる患者さんが増加しています。この糖尿病地域連携パスの活用により糖尿病のコントロールを良好に保つことで可能なかぎり日常生活の質を維持できることを願っています。

 

心不全地域医療連携パス どのような心疾患においても心機能が低下すると心不全に陥り、呼吸苦や浮腫,倦怠感,臓器不全が出現します。心不全には入院を繰り返すたびに悪くなっていく特徴があり、再入院を防ぐことが非常に重要です。そのために①水分制限・体重管理など決められた自己管理内容を遵守すること、②心不全症状の悪化に伴う受診行動をとれることが重要です。そこで当院では「大阪心不全地域医療連携の会」が作成した「ハートノート」を使って心不全再入院予防教育を行い、「心不全ポイント自己管理用紙」で自己管理をしてもらっています。そして、地域の先生方とは連携パスを使って日々の状態、問題点を情報交換しながら、悪化予防・悪化の早期発見を目指して協力しあっています

がん地域医療連携クリティカルパスについて

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