心臓の手術は従来、胸骨を縦に切る、胸骨正中切開から行われてきました。心臓全体が一望でき、安定した成績が得られる方法です。一方で近年、ミックス(MICS: Minimally Invasive Cardiac Surgery)という言葉が浸透してきました。私たちは、肋骨の隙間から、内視鏡下に行う心臓手術を行っています。症例によっては、胸骨の一部のみを切開する方法も検討します。
◆僧帽弁閉鎖不全症、僧帽弁狭窄症
◆心房細動に対するMaze手術や左心耳閉鎖術
◆大動脈弁狭窄症、大動脈弁閉鎖不全症
◆心臓腫瘍(左房粘液腫、乳頭状繊維弾性腫、ランブル疣贅など)
◆一部の胸部大動脈瘤
■ 従来から行われている胸骨正中切開
■ 内視鏡下僧帽弁形成術
肋骨の間から内視鏡を挿入して
手術を行います
僧帽弁形成術
(Loop technique)
手術創
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