大阪市立総合医療センター,Osaka City General Hospital

TEL.06-6929-1221

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転移性脳腫瘍

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肺がんなどの癌腫が他臓器に転移した場合の治療法は、抗がん剤が主に用いられますが、脳に転移した場合(転移性脳腫瘍)は、抗がん剤の効果が小さいため、また別の治療法を検討する必要があります。近年は癌に対する化学療法などの治療成績が向上し、転移性脳腫瘍の患者さんの数は増加する傾向にあります。

従来、転移性脳腫瘍に対する標準的治療は、手術 + 全脳照射 とされていましたが、全脳照射による高次脳機能障害を避ける目的で、ガンマナイフが積極的に用いられるようになっています。当院では、転移性脳腫瘍に対してガンマナイフ治療を行い非常に良好な成績を得ています。この治療は身体の負担が少なく、短期間で終わり、高い有効性を持つために転移性脳腫瘍の患者さんに対して勧められる治療と考えます。

(左)右前頭葉に肺がんの脳転移が認められる。(右)ガンマナイフ治療後6か月経過し、転移性脳腫瘍が完全に消失している。

(左)右前頭葉に肺がんの脳転移が認められる。(右)ガンマナイフ治療後6ヶ月経過し、転移性脳腫瘍が完全に消失している。

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