チーム医療
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2024.05.15認知症ケアサポートチーム
紹介文 「認知症」はテレビでも話題になるほど今注目されています。当院にも多くの認知症をお持ちの患者さんが入院されます。認知症があると不安が強くでることが多く、いわゆる行動・心理症状といって、周囲の人たちが困ってしまう症状を見せることもあります。実は本人が一番困っているのですが、そのことをなかなか理解してもらえないのも事実です。認知症ケアサポートチームは、そんな認知症をお持ちの患者さんが、スタッフのケアで安心して入院生活を送ることができ、一日でも早く元の場所に戻ることができる環境を提供できるよう支援しているチームです。 チーム構成と活動 精神科医師、認知症看護認定看護師、社会福祉士、公認心理師でチームを構成しています。 毎週火曜日に、「認知症ケアカンファレンス」を該当患者さんが入院している病棟で、チームが各病棟を訪問して病棟スタッフと行っています。そこでは、患者さんの情報を共有して、その患者さんにとって一番いいと思われるケア方法をアドバイスしたりしています。 毎週金曜日には、チームが全病棟をラウンドして、認知機能低下による患者さんの困りごとや、スタッフが相談したいことはないかを聞いて回り、チームがかかわっていない患者さんのことであっても相談にのり、スタッフがより良いケアを提供できるように努めています。 実績 H30年度 R元年度 R2年度 R3年度 R4年度 チーム介入件数 231 279 366 388 424 認知症ケアサポートチーム介入件数は、年々増加傾向にあります。また、チーム活動を開始した2018年度に92%あった身体拘束率(1度でも身体拘束をした割合)が、年々減少傾向にあり、2020年以降50%台まで低下しています。 活動風景 認知症ケアカンファレンス
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2024.05.15倫理コンサルテーションチーム(ECT)
倫理コンサルテーションチーム(Ethics Consultation Team:ECT) 倫理コンサルテーションチームは、臨床現場において倫理的な問題やジレンマが生じた時に医療従事者からの相談に対応しているチームです。医療の進歩や複雑性が増す中で、医療従事者や患者さんとその家族が直面する難しい倫理的なジレンマや意思決定に関して、患者さんに関わる多くの医療従事者と共にカンファレンスで最善策について話し合い、患者さんやその家族と医療従事者の対話を促進し、適切に対処できるよう支援しています。 チーム構成 ・医師(緩和医療科、産科、新生児科、救命救急部) ・専門看護師(がん、急性重症、小児、精神) ・医療ソーシャルワーカー ・医療メディエーター ・事務職員 など多職種で構成されています。 支援内容 ・生命維持治療(人工呼吸器、補助循環、人工透析など)の継続や中止に係る検討 ・人生の最終段階における医療や意思決定のプロセスに係る検討 ・医学的に必要と判断される治療を患者さんや家族が望まない場合の検討 ・患者さんが意思決定できない、代わりに意思決定する人がいない場合の検討 など 活動実績 ・臨床倫理委員会の下部組織として位置づけられ、2014年1月に活動を開始しました。 ・年間約20~40件の相談に対応しています。 ・院内の職員を対象とした倫理研修を年間6、7回行っています。 ・令和4、5年度は院外向けに倫理コンサルテーションセミナーを開催し、全国からさまざまな職種の方が多数参加されました。
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2024.05.15術後疼痛管理チーム
【術後疼痛管理チーム】 私たち術後疼痛管理チームは麻酔科医師と所定の研修を修了した看護師、薬剤師により構成されており2023年4月から活動しています。自己調節鎮痛法(IV-PCA)と硬膜外麻酔(PCEA)を対象として、適切な疼痛管理により術後の回復促進に繋げることを目標として術後疼痛ラウンドに取り組んでいます。ラウンドで得られた結果をチームメンバーで共有し、麻酔担当医師や手術担当看護師にフィードバックすることで、医療や看護の質向上に努めています。さらに、各診療科や病棟と連携を図りながら、最適な疼痛緩和を目指します。
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2024.05.15排尿ケアチーム
【排尿ケアチームとは】 排尿ケアチームは、主に尿閉のため尿道カテーテルを留置されている患者さんが、排尿自立(カテーテルなしで排尿できる、あるいは定期的にカテーテルを入れて排尿する)を達成するために、多職種(医師、看護師、理学療法士など)で構成されたチームです。2018年より病棟で活動を開始し、現在は外来と連携し排尿自立の継続支援を行っています。尿道カテーテルを抜去することにより、尿路感染を防止したり、早期離床や寝たきり患者さんの減少、あるいは転倒・骨折の減少につながると考えられています。病棟、泌尿器科外来の看護スタッフが連携し、安易な尿道カテーテル留置を減らし、より快適な排尿自立が行える患者さんが増えるように支援していきます。 【対象】 長期の入院で臥床していたため排尿の力が弱くなったり、手術や病気のために排尿の神経が弱って排尿できなくなった患者さんや、手術で尿失禁がひどくなった患者さんなどにチームが介入します。 【活動】 入院中から外来まで、薬、理学療法(リハビリテーション)、生活指導などで、排尿が自立できるようにサポートします。どうしても自分で尿を出せない患者さんには、間欠自己導尿などの指導も行い、尿道カテーテルの抜去を目指します。
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2024.05.15転倒・転落防止対策チーム
転倒・転落防止対策チーム 患者さんの転倒・転落事故を未然に防止し、安全管理の検討、効果的な予防策の推進を目的に2011年に発足しました。メンバーは看護師、薬剤師、理学療法士などの多職種で構成されており、その中には転倒予防指導士や精神看護専門看護師、精神科認定看護師、認知症看護認定看護師が配置されています。専門的な見地から院内のラウンドを行い、事例検討を行うとともに防止対策のアドバイスや「転倒・転落防止対策ニュース」を発行し院内への情報発信を行っています。
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2024.05.15呼吸サポートチーム
ご挨拶 呼吸サポートチーム(Respiratory care Support Team)は急性期から慢性期まで、呼吸ケアの質の向上、安全管理を専門的知識、技術の普及によりサポートしていくチームです。人工呼吸管理を受けている患者に限らず、酸素療法・気道管理・呼吸リハビリテーションなどあらゆる呼吸ケアのサポートをします。医師、看護師、理学療法士、臨床工学技士など多職種で編成され活動しています。 活動内容 病棟ラウンドを通じて、人工呼吸器装着患者の早期人工呼吸器離脱を目指します。 呼吸管理・呼吸ケア関連のインシデントを把握し事故防止につなげるガイドラインの策定、教育を行なっています。呼吸管理に関する院内統一基準を見直し、安全管理の維持・向上を図っています。呼吸管理に関するニーズに合わせた学習会を開催し知識の向上を図っています。
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2024.05.15AYAコンサルテーションチーム(ACT)
AYAコンサルテーションチーム AYA世代患者さん(15~39歳)の特徴を理解した、緩和ケアチーム、医療保育専門士、医療ソーシャルワーカーで構成されており、各診療科や病棟からの介入依頼に対してプライマリーチームと連携して患者さんのQOLを支えることを目的に活動しています。 また依頼への対応だけでなく、苦痛のスクリーニングや化学療法室とのカンファレンスなどを通じて患者さんのニーズを拾い上げ、各種支援につないでいます。 特徴的な支援として、医療用SNSで関係機関や患者家族とつながりを持ち、気兼ねなく相談できる機会を提供したり、保育士による病室訪問によって悩みを打ち明けやすい環境を作っています。 また、アバターロボットを使って病室から学校参加する支援も行っており、医療教育現場への普及を進めています。
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2024.05.15感染制御チーム(ICT)/抗菌薬適正使用支援チーム(AST)
院内感染対策の実動部隊として、当院の高度医療を日々支えています 感染症から患者さんや医療従事者を守るための取り組みには、(1)病原体が広がるのを防ぐ「感染管理」と、(2) 感染症が発生した際に適切な治療を行いつつ、薬剤耐性菌が増えないようにする「抗菌薬適正使用」の2本の柱があります。これらにつき、それぞれ感染制御チーム(ICT)と抗菌薬適正使用支援チーム(AST)が、医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師、事務職員など多職種が連携して活動しています。 ICTでは院内で発生する感染症を監視するサーベイランス、各部署のラウンドなどを行っています。また、新型コロナウイルス感染症など感染症の流行状況を把握し、対策を講じています。職員の研修やワクチン接種などにも取り組んでいます。ASTでは、抗菌薬の使用状況や薬剤耐性菌の検出状況をチェックし、患者さんの検査・治療支援に努めています。さらにはICT/ASTでは地域の医療機関とも連携し、情報共有や感染対策支援も行っております。 院内感染対策室(リンク) 感染管理対策|医療安全管理部 | 【公式】 大阪市立総合医療センター (osakacity-hp.or.jp)
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2024.05.15精神科リエゾンチーム
精神科リエゾンチーム リエゾン”という言葉には、「つなぐ、連携する」といった意味があります。 身体と心はつながっており、体が病気になると、不眠、不安や焦り、気分の落ち込みなど、心にも様々な影響が出ることがあります。 身体の治療で入院中の患者さんに精神的/心理的問題が生じた場合に、精神科リエゾンチームは、身体科医師や病棟看護師と連携しながら、患者さんに安心して治療を受けて頂けるようにサポートを行っています。 チームメンバーの構成 精神科リエゾンチームは、精神科医師、精神看護専門看護師、公認心理師といった複数の職種から構成されています。 18歳未満の患者さんの場合は、児童青年精神科医師が対応しています。 複雑な精神的/心理的状態にある入院中の患者さんに対して、それぞれの専門性を生かしたチーム医療を行っています。 活動内容 身体科医師や病棟看護師から介入依頼のあった患者さんのところへ、精神科リエゾンチームが訪問します。お困りごとやお悩みごとに応じて、精神科的な治療を提供したり、お話をうかがうことで心理的なサポートを行います。 患者さんの精神的/心理的状態をよりよく理解できるよう、身体科医師や病棟看護師と共に、心のケアやよりよい対応方法について話し合います。 精神科リエゾンチーム内で定期的にカンファレンスを行い、患者さんへの精神科的治療や心理的サポートについて、多職種で意見を出し合いながら考えています。 対象となる患者さん せん妄、不眠、不安や抑うつなどの精神症状を有する患者さん 精神疾患を有する患者さん 周産期の患者さんのメンタルヘルスケア 体の治療に伴う様々な精神症状(体の治療で用いられる薬剤の副作用による精神症状、 内分泌系疾患や自己免疫疾患に伴う精神症状など)を有する患者さん 精神医学的評価や治療が必要だと身体開始が判断をした患者さん 活動実績 当院では2014年に精神科リエゾンチームが発足しました。 年間約1000件の介入依頼に対応しています。
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2024.05.15緩和ケアチーム
紹介 緩和ケアは、痛みをはじめとした身体の症状やこころのつらさなどの苦痛をやわらげ、患者さんやそのご家族が自分らしい生活を送れるよう支えていくケアです。 緩和ケアは、自宅や病院(入院・外来)その他の施設など、どこでも受けることができます。 当院には、医師をはじめ、さまざまな専門家がチームを組んだ「緩和ケアチーム」があります。「痛くて動けない」「便秘で困っている」「不安で眠れない」などの症状やお困りごとに対して、一緒に考え、自分らしい生活ができるようにサポートします。 適切なケアを受けると、生活の質は大きく改善します。一人で悩まず、ご希望の方は主治医または看護師にお申し出ください。 緩和ケアチームによるサポートの詳細や実績についてはこちらをご覧ください。 特色 緩和ケアチームには緩和医療科医、精神科医、看護師、薬剤師、管理栄養士、公認心理師、医療ソーシャルワーカーといった様々な職種が在籍しており、様々な悩みやご相談への対応が可能です。 また、緩和ケアチームは、入院・外来を問わず、各部署とカンファレンスを定期的に行うなど、緩和ケアチーム以外の部署や、院外の在宅療養を支えるチームとの連携も図りながら患者さんやご家族のサポートを行っています。
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2024.05.15ストーマケアチーム
活動目的 オストメイト(人工肛門・人工膀胱造設患者)に質の高いケアを提供することで、患者さんとご家族が安心して生活が送れるようにサポートします。 チーム構成 消化器外科、泌尿器科、小児外科医師、病棟看護師、皮膚・排泄ケア認定看護師、MSWが共同し入院患者と外来患者のケアを行っています。 特色 当院ではストーマ造設する方や保有する方が新生児から高齢者まで幅広いことが特徴です。チームメンバーは院内で使用するストーマケアの手順の整備やケースカンファレンスを開催しストーマケアの情報共有と看護実践を行っています。また日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会よりストーマ施設認定を受けており、これは一定の手術数があることに加え研修を受けた医師と看護師が在籍しストーマ外来を開設していることが条件です。チームの運営は皮膚・排泄ケア認定看護師が中心となり、退院後もストーマを保有した生活の不安を軽減できるように、病棟と外来の連携をはかり継続看護の実践に取り組んでいます。
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2024.05.15褥瘡対策チーム
活動目的 入院患者さんの褥瘡予防および早期発見・治療、院内の褥瘡ケアの質の向上を目指して活動しています。 チーム構成 皮膚科医師、皮膚・排泄ケア認定看護師(褥瘡専従管理者)、管理栄養士、薬剤師、病棟看護師、看護管理者で構成され、褥瘡患者さんのケアを行っています。 活動内容 当院は高度急性期病院のため褥瘡発生リスクの高い患者さんが多く入院しています。褥瘡専従管理者は褥瘡予防・管理が困難で重点的な褥瘡ケアが必要な患者さんに対して褥瘡予防ラウンドを行い、適切な褥瘡予防ケアが実践できるよう病棟看護師と連携し療養環境の調整を行っています。また、定期的なカンファレンスや褥瘡回診を行い、専門的な知識を基盤により良い褥瘡治療やケアが提供できるよう積極的に多職種で意見交換しています。褥瘡早期治癒を目指し、創傷被覆材や各種外用薬の使用、陰圧閉鎖療法(NPWT療法)も取り入れ褥瘡ケアを実践しています。 褥瘡保有のままで退院し外来通院されている患者さんも地域と連携しながら、入院時から継続したケアを行っています。
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2024.05.15血糖コントロールチーム(DCT)
血糖コントロールチーム(DCT:Diabetes Control Team) 2010年(平成22年)より、他科で入院中の周術期血糖管理や高用量ステロイドに伴う高血糖・血糖変動の大きいハイリスク者の血糖管理を、当科を中心としたDCT(Diabetes Control Team)が行っております。糖尿病内科医が当番で血糖コントロールの指示を行い、術後感染の減少や入院期間の短縮に努めております。インスリン自己注射指導や栄養指導が必要なケースには、糖尿病療養指導士を含めた医療スタッフが指導を行っております。 DCT依頼の主な疾患は、2020年度は特に新型コロナウイルス感染症の介入依頼が153件と最も多く、その中で91件はICUでの重症対応が必要な症例でした。そのほかは悪性疾患の介入依頼が多く(図2)、周術期の血糖コントロールや化学療法時の血糖コントロールが多くを占めております。 図1 DCTの年間介入件数
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2024.05.15口腔ケアチーム
ご挨拶 私たちは1994年開院時より血液内科などにおいて抗がん剤治療、放射線療法、移植前の口腔内の感染源のチェックや口腔ケアを行ってきました。2012年度健康保険診療に周術期口腔機能管理が新設された際に口腔ケアチームを発足し、現在は入院中の手術、抗がん剤治療、放射線療法、緩和ケアおよび口腔ケアを希望される方の周術期の口腔機能管理を実施しています。 「周術期」とは、手術日を含めた手術前後の時期を指し、「口腔機能管理」とは口腔ケアいわゆるお口の中の清掃を指します。そして「周術期口腔機能管理」とは、お口の清掃だけでなく飲み込みといった機能回復も視野に入れた治療・ケアを行うために導入されました。 口腔内の清掃が不十分な場合、周術期の肺炎、重症感染症などの合併症やがん化学療法の副作用の口内炎が悪化しやすいこともあり、口腔ケアを行うことで合併症の予防や口内炎などの副作用の軽減に繋がります。 今後とも口腔ケアを通じて入院患者さんの治療のQOLを上げるべく口腔ケアチームが一丸となってサポートしていきます。 患者さんへ 退院後も継続して口腔ケアを希望される方は、当院での治療方針や手術日が決まりましたら、かかりつけ歯科へお伝え頂くか、かかりつけ歯科がない場合は地域連携室にご相談ください。 かかりつけ歯科への依頼書を希望される場合は医科の主治医にお伝え下さい。また、退院後の場合は口腔ケアチームスタッフにお申しつけ下さい。
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2024.05.15栄養サポートチーム(NST)
チーム紹介 栄養サポートチーム(Nutrition Support Team=NST)は、専門資格を有した医師・歯科医師・看護師・薬剤師・管理栄養士・言語聴覚士にて構成され、2003年に稼働開始しました。現在は肝臓内科系と全科型・小児科系の2チームで週3回ラウンドを行い、低栄養や今後低栄養になる可能性のある入院患者さんの栄養療法(栄養状態を維持または改善する治療)に関わっています。 患者さん一人ひとりの栄養状態を評価し、必要な栄養量(エネルギー、たんぱく質、水分など)と投与方法(経口・経管・経静脈)についてカンファレンスを行い、栄養状態の向上による治療効果の向上や早期退院を目標に活動しています。 例えば、食欲不振の対応、点滴の内容の相談、栄養剤のトラブル等の相談があります。 臨床栄養に関する学会への参加、発表も積極的に行っており、今後も患者さんの早期退院に向けて、より効果的な栄養療法を提案していきます。 また、摂食嚥下支援チームや褥瘡対策チーム、緩和ケアチームとの連携も行っています。
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2024.05.15子どもサポートチーム
子どもサポートチームについて 当院の小児医療センターでは、小児がんをはじめ、さまざまな病気で入院中の子どもたちとそのご家族が、よりよく過ごせるよう、支援させていただくことを目的に、子どもサポートチームが活動しています。 子どもサポートチームでは、小児がん拠点病院を中心とした小児医療施設の医療従事者を対象に勉強会「子どもサポートくらぶ」を開催しています。 子どもサポートくらぶの開催日程はこちら 子どもサポートチームの構成 子どもサポートチームはいろいろな職種のメンバーが、主治医や病棟看護師と連携してチーム医療を行っており、以下の4つのサブチームで構成されています。 1.ペインチーム 痛みや吐き気など身体のつらい症状だけでなく、心理・社会的な苦痛もあわせて、苦痛を和らげるケアをします。 2.こころのサポートチーム 子どもやご家族の心配や不安なことに対して、お気持ちを聴き、個別のカウンセリングなどを通して、心理的なサポートをします。 3.プレイサービスチーム 入院生活や検査・処置・治療などによるストレスを、遊びやリラクゼーションを通じて和らげるサポートをします。 4.在宅ケアチーム 安心して自宅で過ごすことができるよう、地域と連携を図り、在宅療養に向けての調整や退院後のサポートをします。 子どもサポートチームは、専従スタッフが中心となって、専門的な多職種のメンバーで構成され活動しています。 医師(小児緩和ケア医・児童青年精神科医) 看護師(小児科病棟師長・緩和ケア認定看護師・患者支援担当) 臨床心理士(小児がん専門・児童青年精神科) ホスピタル・プレイ・スペシャリスト 精神保健福祉士 保育士 薬剤師 放射線技師 栄養士 理学療法士 社会福祉士 子どもサポートチームへのご相談は、主治医・病棟看護師へ声をかけていただければ、担当者が訪問させていただきます。 お気軽にご相談ください。
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