子どもサポートチーム
子どもサポートチームについて
当院の小児医療センターでは、小児がんをはじめ、さまざまな病気で入院中の子どもたちとそのご家族が、よりよく過ごせるよう、支援させていただくことを目的に、子どもサポートチームが活動しています。 子どもサポートチームでは、小児がん拠点病院を中心とした小児医療施設の医療従事者を対象に勉強会「子どもサポートくらぶ」を開催しています。
子どもサポートチームの構成
子どもサポートチームはいろいろな職種のメンバーが、主治医や病棟看護師と連携してチーム医療を行っており、以下の4つのサブチームで構成されています。
1.ペインチーム
痛みや吐き気など身体のつらい症状だけでなく、心理・社会的な苦痛もあわせて、苦痛を和らげるケアをします。
2.こころのサポートチーム
子どもやご家族の心配や不安なことに対して、お気持ちを聴き、個別のカウンセリングなどを通して、心理的なサポートをします。
3.プレイサービスチーム
入院生活や検査・処置・治療などによるストレスを、遊びやリラクゼーションを通じて和らげるサポートをします。
4.在宅ケアチーム
安心して自宅で過ごすことができるよう、地域と連携を図り、在宅療養に向けての調整や退院後のサポートをします。
子どもサポートチームは、専従スタッフが中心となって、専門的な多職種のメンバーで構成され活動しています。
- 医師(小児緩和ケア医・児童青年精神科医)
- 看護師(小児科病棟師長・緩和ケア認定看護師・患者支援担当)
- 臨床心理士(小児がん専門・児童青年精神科)
- ホスピタル・プレイ・スペシャリスト
- 精神保健福祉士
- 保育士
- 薬剤師
- 放射線技師
- 栄養士
- 理学療法士
- 社会福祉士
子どもサポートチームへのご相談は、主治医・病棟看護師へ声をかけていただければ、担当者が訪問させていただきます。 お気軽にご相談ください。