大阪市立総合医療センター,Osaka City General Hospital

TEL.06-6929-1221

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麻酔科紹介

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麻酔科の紹介

麻酔科紹介

重本 達弘 2018年4月

  • 麻酔科専門研修プログラム(日本専門医機構認定)の専門研修基幹施設です
  • 新生児から超高齢者までの多くの疾患の麻酔研修が可能で、本院のみで麻酔科専門医の取得に必要なすべての研修を行うことができます
  • TAVIやダ・ヴィンチ手術(前立腺、腎臓、子宮、胃、肺)などの高度先進医療の麻酔管理も学べます
  • 麻酔科とICUの一元管理体制の研修が実施されており、高い周術期管理能力が養われます

大阪市立総合医療センターは大阪・梅田から約10分の、交通至便な場所にあります。総合病院であり、院内はもちろん、3次救急医療体制の救命救急センターからの患者も含めて、あらゆる手術の麻酔に24時間体制で対応しています。
平日は21室(手術センター20室、周産期センター1室)の手術室で麻酔科管理の手術と各科の局所麻酔手術が行われています。小児医療センターを併設しておりますので、小児症例が非常に豊富(全症例の20%)であり、また総合周産期母子医療センターの指定も受けており、母体搬送に24時間対応していますので、産科症例のみならず、新生児手術症例も小児専門病院並の症例数があります。超低出生体重児から超高齢者まであらゆる手術麻酔を経験することができます。

 

2015年からは高度先端医療としてロボット支援手術『ダ・ヴィンチ』が専用手術室に導入され、泌尿器科・消化器外科・婦人科の手術が行われていますが、今年から保険適応も拡大され呼吸器外科も導入予定で、さらなる症例数の増加が見込まれます。外科医・麻酔科医・看護師・臨床工学技士で編成されるダ・ヴィンチチームを中心に対応しています。

血管造影やCT撮影が手術中に可能なハイブリッド手術室も備えており、施設認定を受けた経カテーテル的大動脈弁留置術(TAVI)のほかステントグラフト内挿術などが多数行われています。TAVIについても循環器内科医、心臓外科医、麻酔科医、看護師、臨床工学士で編成されるTAVIチームで対応します。

 

また3次救急体制の救命救急センターを併設しておりますので、心臓血管外科や腹部外科をはじめ、呼吸器外科の気管ステント留置術、多発外傷、熱傷などの救急症例も多数受け入れております。緊急手術の麻酔依頼に対しても体制を組んで迅速に対応しております。

ICUでの術後管理にも参加しており、麻酔との一元管理体制により、充実した周術期管理が学べます。血管造影室での血管内手術への全身麻酔、小児のMRIでの鎮静・全身麻酔など、院内で求められる場所へ麻酔科医の活躍の場を拡げ、信頼を得ています。

 

これらの活動のためには、業務の効率化や勤務体制の充実が不可欠です。多職種により術前外来、術中管理、術後疼痛管理に取り組む周術期管理チームの立ち上げや、臨床工学士の業務拡大などに取り組んでいます。勤務体制としては、シフト勤務の導入や、当直翌日の業務免除、時間外緊急手術勤務者への翌日勤務へ配慮など、麻酔科医自身の健康にも配慮しています。

 

 

専門研修プログラムについて

2018年度から日本専門医機構の認定を受けた麻酔科専門研修プログラムによる専門医研修制度が開始されています。麻酔科専門医試験を受験するためには、この専門研修プログラムを終了していることが必須とされています。そのほかにも経験すべき麻酔症例数や特殊な手術の麻酔症例数の規定などがありますが、2019年度プログラムの詳細についてはまだ明らかにはされていません。2018年度の内容につきましては、下記の2018年度の大阪市立総合医療センター麻酔科専門研修プログラムや麻酔科専攻医研修マニュアルを参考にして下さい。

 

手術中の麻酔管理のみならず、術前・術中・術後の患者の全身状態を良好に維持・管理するために細心の注意を払い、患者の安全の最後の砦となる全身管理のスペシャリストとなることを目指していただきます。最初の2年間であらゆる麻酔症例を担当し、後半の2年間では重症症例の麻酔だけでなく、集中治療センターでの研修も行います。またペインクリニックも専門研修連携施設での研修が可能です。

手術センター紹介

中田一夫  2018年4月

手術センターでは、安全・安心の手術医療を提供するだけでなく、チーム医療を推進し、患者さまにとって満足度の高いサービスを提供できる体制づくりに取り組んでいます。そのために、毎年QI(Quality Indicator)目標を設定し公表しています。

 

【 QI目標 】
●ハラスメントの全廃
●サービス残業の全廃
●手術件数13,000件以上(麻酔科管理9,000件以上)
●オカレンス 400件以上
●インシデント報告(麻酔科・看護部・CE)
 リクス レベル0・1・2・3a:400件以上
 リクス レベル3b・4・5:10件以下

 

2017年10月よりチーム医療の推進として、周術期管理チームを立ち上げ、周術期管理外来を開設しました。入退院センターや各診療科外来と連携を図りながら、入院前の準備から積極的にサポートしています。

また、手術後においても術後疼痛管理チームの活動を推進し、患者さまのベッドサイドに訪問して術後の痛みや苦痛を和らげ、早期回復に向けた支援を行う活動もスタートしました。今後は、心身ともに元気に退院される患者さまの声に耳を傾け、患者サービスの向上につなげる術後外来の開始にむけて準備を進めています。

また、手術を受ける患者さまの様々なニーズに応えるため、デイサージャリー(日帰り手術)や祝祭日の予定手術(年間4日間程度)を開始し、患者様やご家族が、社会生活のなかでなるべく負担のない環境で手術を受けて頂けるよう取り組んでいます。

 

高度先進医療としては、ロボット支援手術「ダ・ヴィンチ」を2015年に導入して以降、ロボットを格納できる大型専用手術室を新設し、泌尿器科・婦人科・消化器外科(胃切除)手術と順次対象診療科を拡大してきました。来年度は呼吸器外科や消化器外科(下部消化管)もロボット支援手術を導入予定となっています。最先端医療に幅広く対応すべく、外科医・麻酔科医・看護師・臨床工学技士で編成されるダ・ヴィンチチームを中心に、さまざまな診療科への拡充を図っています。
高機能の放射線透視装置を備えたハイブリッド手術室も積極的に活用し、経カテーテル的大動脈弁留置術(TAVI)やステントグラフト内挿術をはじめ、多くの診療科でハイブリッド機能を活用し、精度の高い手術を提供しています。

 

業務の効率化を推進し、外科医が手術に、麻酔科医が麻酔に、看護師が看護に専念できる環境づくりを推進し、手術周辺業務の委託化や臨床工学技士の業務拡大等にも取り組んでいます。
患者さまだけでなく、職員にとっても快適な環境づくりを目指し、誰でも、いつでもくつろげるミーティングルームや他職種で活用できるカンファレンスルームも備えています。

 

安全管理としては、閉鎖された環境だからこそ最も高い透明性が求められるという観点から、周術期オカレンスレポートシステムを構築し、すべての手術で30項目からなる患者への有害事象を常にチェックし、些細な事象であっても翌日には医療安全管理部に情報が迅速に伝わるよう徹底しています。また、すべての手術で統一した手術安全チェックリストの使用を徹底し、安全確認が形骸化しないよう、毎年チェックリストを改訂しています。

 

手術センターは、2017年10月より4室増室し、周産期センター手術室1室と合わせて21室となりました。年間12,000件を超える手術を受ける患者さまひとりひとりが、大阪市立総合医療センターの手術センターで手術を受けてよかったと実感して頂けるよう、今後もさらなる変革を進めていきたいと思います。

ICU紹介

 西田朋代   2018年4月

<麻酔科による術後ICU管理の開始>
当センターでは従来、術後の集中治療管理に麻酔科は関与していませんでした。しかし、2017年3月に組織改編され、成人ICUに入室した術後患者の管理を麻酔科が行うことになりました。このことにより、現在、当院の麻酔科は術前・術中・術後管理をシームレスに行なっております。

 

もちろん、ICU管理は始めたばかりですので、未経験者も多く、体制としてはまだまだです。が、始めてみると、術後の経過をみることで術前評価や術中管理の反省点が見つかることもあり、麻酔科としての機能をより充実させる可能性を感じています。
現在、成人ICUには救命救急科が担当する救急患者と循環器内科が担当する循環器疾患患者と麻酔科が担当する術後および院内急変患者がいます。
・救命救急科担当:6床
・循環器内科担当:2床
・麻酔科担当6床
の計14床です。
同じフロアで救命救急科や循環器内科の医師と働くことで、麻酔科のマンパワーおよび経験・知識不足を救命救急科に助けていただいたり、循環器内科に心機能評価をお願いしたりしています。今年度夏ごろにはさらに2床増える予定です。

 

<ICUの魅力>
ICUの魅力はいろいろあります。
◆たとえば、最近は挿管器具の発達により、挿管困難患者に緊急輪状甲状膜穿刺を行うこともめったになくなりました。なので、するべきときにできない、という事態が起こりえます。その点、ICUでは気管切開をする機会がときどきありますので、そのような経験も積めます。
◆また、ICUで人工呼吸管理の知識や経験は、術中の呼吸管理に生かせます。
ECMOの管理をすることもあるので、その経験はECMO駆動中の患者を麻酔するときや、術中にECMOを装着することになったときにも生かせます。
そして、なんといっても、自分が術中に管理し、重症のために挿管したままICUに送った患者の術後管理を自分が行い、自分で挿入した挿管チューブを自分で抜く、という経験ができることです。。

 

<一緒にこれからのICUを>
もし、麻酔よりICU管理に魅力を感じるようになったときは、ICU勤務専従も可能です。
というより、大歓迎です!
術中管理だけでは、中途半端な感じがする、、、そんな感覚を持った麻酔科医になってほしいと私たちは思います。
とはいえ、ICUってなんか怖い、、、と感じる方もおられるでしょう。でも、大丈夫。当院の麻酔科管理のICUはまだ始まったばかりです。皆で協力して、これから作っていくICUです。ぜひ、参加してください。

ICU紹介 2

 前畠慶人   2018年4月

<集中治療管理のできる麻酔科医をめざして>
こんにちは、麻酔科ICUです。
当院ICUは、平成29年3月より4階ワンフロアをICU16床、PICU12床、HCU12床の計40床に拡大し、集中治療センターとしてリニューアルオープンしました。それを機に麻酔科がICUの術後患者管理に常勤として参入し、集中治療のできる麻酔科を目指して日々邁進しています。

 

当面の目標はこの3年間でチームとして確立したシステムを作り上げることであり、スキルアップはもちろんのことワークライフバランスを大切にすることにも取り組んでいこうと思っています。そのためには豊富な人材が必要です。
麻酔科のサブスペシャリティとして集中治療を経験してみたい人、麻酔標榜医・専門医を取得して当面の目標に困っている人、さらには麻酔が専門外の人でもかまいません。多種多様な科が集まることにより、刺激し合える環境を作ることができると思います。興味がある方は是非見学にきてください。
当院麻酔科ICUのパイオニアとして一緒に働いてみませんか。

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