先輩看護師の声

大阪市民病院機構では、さまざまなキャリアを持つ看護職員が働いています。
このページではたくさんの職員の中から「新人看護師・助産師」「ママさん看護師」「認定看護師」「特定看護師」のご紹介をします。

新人看護師(入職2年目)

丁寧な指導を通して、
自信が得られた

当院は教育体制が充実しており、急性期病院として多くの病床を持つため、様々な症例を経験できる環境です。先輩看護師や医師の丁寧な指導のもと、採血やルート確保などの実践的な演習を重ねることができました。同期との練習や段階的な学習により、自信を持って患者さんと向き合えるようになりました。入院生活や病気に対する不安を抱える患者さんの声に耳を傾け、その心に寄り添いながら、身体面と精神面の両方をケアできる看護師を目指していきたいです。

1週間の流れ
1日目(月)
日勤(8:30~17:00)
2日目(火)
日勤(8:30~17:00)
3日目(水)
日勤(8:30~17:00)
4日目(木)
休日
5日目(金)
夜勤(16:15~9:15)
6日目(土)
夜勤明け
7日目(日)
休日

新人看護師(入職2年目)

患者さんに安心してもらえる
看護師を目指して
教育体制の充実が当院の魅力の一つ。月1回の同期が集まる集合研修では、時期に応じた講義や演習があり、日々の業務にすぐに活かせる実践的な内容が学べます。特に印象的だったのは病棟ローテーション研修。私は手術室配属でしたが、術前・術後の患者さんへのケアを直接学べ、周術期看護の全体像を把握することができました。手術を受ける患者さんの不安に寄り添い、丁寧な情報提供と適切な声のトーン、非言語コミュニケーションを心がけています。「この看護師がいてくれて安心できた」と思っていただけるような、信頼される看護師を目指して日々努力しています。
1週間の流れ
1日目(月)
日勤(8:30~17:00)
2日目(火)
日勤(8:30~17:00)
3日目(水)
日勤(8:30~17:00)
4日目(木)
日勤(8:30~17:00)
5日目(金)
日勤(8:30~17:00)
6日目(土)
休日
7日目(日)
休日

ママさん看護師

サポートもあって
やりがいのある仕事
妊娠中の制度が充実していて、復帰後も周囲のサポートがあるので、育児と仕事を両立できています!

活用した出産・育児支援制度

妊娠 妊娠中の職員の通勤緩和休暇・・・勤務時間の始めまたは終わりにそれぞれ30分以内で特別休暇を取得できます。
産前・産後 産前産後休暇・・・産前・産後を通じて合計16週間の特別休暇があり、分娩予定日の8週間前から休むことが可能です。
育児 育児休暇・・・子が2歳に達するまで、1日2回合わせて120分以内で特別休暇を取得できます。

育児休業・子の看護休暇・短時間勤務(育児休暇)

育児休業 法律では子が1歳に達するまでですが、当機構では子が2歳に達するまで必要な期間取得ができます。
(保育所に入所できない場合等は、3歳まで延長可)
子の看護休暇 法律では小学校就学の始期に達するまでですが、当機構では中学校就学の始期に達するまで取得ができます。
短時間勤務(育児休暇) 法律では子が3歳に達するまで1日の勤務時間を短縮することができますが、当機構は中学校就学まで、
勤務時間を短縮するための休暇が取得できます。

緩和ケア認定看護師

がん患者さんへのケアだけでなく、他職種連携にも貢献したい
がん看護の実践を通じて、術後のリンパ浮腫に対する専門的ケアの重要性を認識し、緩和ケア認定看護師の資格を取得しました。現在は外来でケアに従事し、患者さんの療養への思いを丁寧に理解しながら、ご家族や医療介護スタッフと協力して納得のいくACP の実現に努めています。これからも専門的な知識と技術を活かし、患者さんへの直接的なケアはもちろん、他職種連携の推進にも貢献していきたいです。

認定看護師になるまで

がん患者さんの全人的苦痛に対応するため、緩和ケア認定看護師の資格取得を目指しました。認定教育課程の受験や受講への病院からのサポートもあり、無事資格を取得できました。多職種と連携しながら、入院・在宅での療養生活をサポートし、患者さんが納得できる治療選択をサポートしています。
平成19年 医療リンパドレナージセラピスト
令和5年 緩和ケア認定看護師

特定看護師

医師不在時でも、
患者さんに十分な医療を提供する
2023年度に看護師特定行為研修を受け、呼吸器関連と栄養に係るカテーテル管理の資格を取得しました。医師が少ない環境で、患者さんへの緊急の医療提供に課題を感じていた私は、上司の後押しもありこの研修に挑戦することを決意しました。特定行為を学んだことで、臨床推論などの医学的視点が加わり、患者さんの状態をより深く理解できるようになりました。治療と看護、両面からのアプローチを通じて患者さんの治療が円滑に進んだときや、医療チームからの信頼を得られたときに大きなやりがいを感じています。
ある1日のスケジュール
午前
ICC挿入の依頼確認、主治医との情報共有
PICC実施前に患者訪問状態、体位、疑問点などを確認
放射線科や当該病棟との物品や人員、時間調整
午後
PICC挿入の実施
PICC挿入後、担当看護師、主治医へ状態報告