大阪市立総合医療センター,Osaka City General Hospital

TEL.06-6929-1221

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乳腺外科

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診療の流れ

乳癌の治療の概略(詳しくは、外来でお渡しする冊子をご覧下さい。)

乳癌治療の概略

  • 治療の組み合わせと順序は、病期と乳癌のタイプにより異なります。
  • 治療により担当科は変わりますが、治療の期間をとおして患者支援センターは切れ目のないサポートを行います。
検査
  • まず、超音波検査、マンモグラフィーを行い、必要に応じて針生検による組織診断を行います。3つの検査は予約制にて同じ日に行えます。病理組織診断は最短3日程度で結果が出ます。
  • 乳癌と診断された場合はCTやRI検査にて癌の広がりや転移の有無を調べ、治療方針を決めます。

検査の流れ

治療
  • 良性腫瘍の多くは手術をせず、そのまま様子を見て行くことが可能です。手術が必要な場合は局所麻酔による日帰り手術を行います。良性腫瘍でも切る範囲が大きい場合には入院、全身麻酔にて行います。
  • 乳癌の治療には主として、手術、放射線治療、抗癌剤(ホルモン療法剤を含む)治療があります。病状の進んでいる方や乳癌のタイプによっては抗癌剤治療を優先することがありますが、通常は手術を行い、その後再発予防のための放射線治療や抗癌剤治療を行います。手術のみで治療の終わる方もいます。
  • 乳房切除後の乳房同時再建も可能です。
  • 専門性を生かした治療を行うために乳腺外科、腫瘍内科、放射線科、形成外科を中心とした専門医が協力して治療を行っています。
  • 治療の間も治療の後もあなたが困った時にはがん相談支援センターが支援しています。

関連各所

手術
  • 乳癌の手術は入院して全身麻酔で行います。
  • 術式には乳房温存手術と乳房切除術があり、腋のリンパ節はセンチネルリンパ節生検のみで終了する場合と郭清(広い範囲をとること)する場合があります。癌の広がり具合にて術式が変わります。
  • 乳房切除の場合はご希望により形成外科医が乳房再建を行います。乳房の再建は同時再建(乳房切除と同時に再建すること)と2期再建(乳癌の治療が落ち着いてから後日再建すること)ともに可能です。乳房温存手術後の変形に対する2期再建も可能な場合があります。(再建方法などの詳細は形成外科の項を参照下さい)
  • 手術待ち期間は平均3週間(入院予約の時期や同時再建などの術式により変わることがあります)。
放射線治療
  • 乳房温存手術の場合は乳房放射線治療を併せて行っています。外来通院にて1回10分程度、週5日5週間の計25回が標準です。仕事を続けながらの通院も可能です。70歳を超えた方には、放射線治療は原則不要です。(放射線腫瘍科の項を参照下さい)
  • 乳房切除をした場合でも、癌の進み具合によっては放射線治療を行う事があります。
  • 脳転移に対し、脳神経外科にてガンマーナイフによる治療も行っています。
抗癌剤治療
  • ホルモン療法剤、化学療法剤、分子標的剤などがあります。
  • 病理組織診断による癌の性格や進行度を判定し、治療内容を決めます。
  • 点滴による抗癌剤治療は、多くの場合3週間に一度の通院で、3-18回の治療を行います(3-12ヶ月)。飲み薬のホルモン療法剤による治療は5年間が目安です。
  • 化学療法は最新の薬剤情報と副作用対策に通じた腫瘍内科の専門医が行います。
  • 外来化学療法室では、専門看護師が副作用などの個々の相談に応じ、新しい情報の提供も行っています。(腫瘍内科の項を参照下さい)
入院期間など
  • 低侵襲の全身麻酔により手術を行いますので、多くの方は手術後約2時間で飲水が可能となり、3時間でトイレへの歩行が可能です。
  • 多くの方は手術後5、6日で退院されます。(乳房同時再建の場合は入院期間が延びます。)
  • 入院中にリハビリ体操を行い、退院する時には日常生活への復帰が可能です。
  • リンパ節郭清を受けた方へは、入院中に専門のセラピストがリンパ浮腫予防のため指導を行い、必要に応じてリンパ浮腫外来での対応も行います。
  • 補正下着の情報は病棟でお伝えします。
退院後
  • とくに仕事の制限はありません。御自分の体調に合わせて、職場への復帰をめざしましょう。
  • 術後の定期的な診察は、5年目までは6ヶ月~1年に1度、6年目から10年目までは年に1度行います。
  • 乳癌が転移再発しやすい場所として肺、骨、肝臓などがあります。再発リスクの高い方や気になる症状のある方には、術後の診察に加え、骨シンチやCT、腹部エコー検査なども併せて行っています。
  • ホルモン療法剤の処方や日常診療は、お住まいの近くの連携医療機関で受けて頂けます。
リンパ浮腫について
  • 8名のセラピストが在籍しています。
  • 退院後もリンパ浮腫が気になる方に対しては、リンパ浮腫外来にて専任のセラピストが対応しています。
  • 形成外科ではリンパ浮腫に対するリンパ管静脈吻合も行っています。
転移、再発治療
  • 肺や骨などの他臓器への転移や再発の治療は、腫瘍内科にて行っています。
  • ほかの病院ですでに再発の治療を受けておられる方で、転院を希望される方は、受診前に一度腫瘍内科へ問い合わせて下さい。
遺伝子診断
  • BRCA1(家族性乳癌)やCYP(抗癌剤代謝酵素)などの遺伝子診断は遺伝カウンセリングの対応を行いながら診断して行く必要があります。測定やカウンセリング対応の詳細については遺伝子診療部へお問い合わせ下さい。
  • 普段元気なあなたでも、病気になることで自分自身のことだけでなく、家族のことや仕事のことなど、いろいろな心配事や乗り越えなくてはならない事が出てくると思います。病気になる事であなたに生じる種々の問題に迅速、的確に対応するための部門です。なにか役立てる事があるかもしれません。ひとりで悩みや不安を抱え込まず、気軽に相談して下さい。
  • 家族の方からの相談も受け付けています。

主な疾患

  • 乳がん
  • 乳腺良性腫瘍
  • 乳腺症
  • 乳頭分泌
  • 女性化乳房
  • 乳腺膿瘍
  • 乳腺炎など

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