進路実績
初期臨床研修プログラム修了後のコース
総合医療センターにおける卒後臨床研修の目標は、「全人的に診療できる医療人としての見識を有する幅広い視野をもつ総合臨床医を育成する」ことです。つまり、将来専門とする分野にとらわれず、医師としての基本的臨床能力を確実に修得させることが重要です。
初期臨床研修は、医師としての基盤を形成する重要な時期に、より多くの経験を与え、将来の地域医療や医療の発展に寄与するような、人物的にも魅力のある若手医師の育成につなげるための過程の一部として位置づけています。従って、将来の進路や指向性に応じて選択が可能なように、多様性と柔軟性を持ったプログラムとしています。
総合医療センターでは、教育研修センターにおいて、各研修医の希望を考慮しながら決定するローテート研修を積みながら、それぞれの興味や指向性、将来めざす専門に沿って自主的に進路を決めていきます。
近年は、初期臨床研修からの一貫教育による専門医育成過程を整備している関係で、引き続き市民病院機構での後期研修を行うケースが多いですが、大学や医療法人等の病院はもちろんのこと、大阪市の公衆衛生分野に進んでいる方など、多方面で活躍しています。
令和3年度修了者(15名)
- 大阪市立総合医療センター 3名
- 大阪大学医学部附属病院 3名
- 大阪公立大学医学部附属病院 2名
- 兵庫県立こども病院 2名
- 北野病院 1名
- 国立国際医療研究センター 1名
- 千船病院 1名
- 兵庫医科大学病院 1名
- 他 1名
令和2年度修了者(14名)
- 大阪市立総合医療センター 8名
- 大阪市立大学医学部附属病院 2名
- 大阪府済生会茨木病院 他 4名
令和元年度修了者(14名)
- 大阪市立総合医療センター 8名
- 大阪市立大学医学部附属病院 1名
- 大阪医科大学附属病院 1名
- 市立豊中病院 1名
- 箕面市民病院 1名
- ベルランド総合病院 1名
- 甲南医療センター 1名