1.評価方法
研修期間において研修医の自己評価、指導医からの評価、メディカルスタッフ(看護師・薬剤師・公認心理師・臨床検査技師)からの評価、受持ち患者、研修医(上級医)、事務職員からの評価を行います。また、1年次研修終了時と2年次研修終了時に研修管理委員会で研修医の総括的評価が行われます。
自己評価
研修医は、必修診療科の研修期間終了時に、オンライン卒後臨床研修システム(PG-EPOC)により、到達目標に達することができたか自己評価を行います。
指導医からの評価
指導医は、必修診療科の研修期間終了時に、オンライン卒後臨床研修システム(PG-EPOC)により、各診療科の到達目標に達しているか評価し、結果を臨床研修管理委員会に提出します。
メディカルスタッフ(看護師・薬剤師・公認心理師・臨床検査技師)による評価
メディカルスタッフは、必修診療科の研修期間終了時に評価を行います。評価表は臨床研修管理委員会に提出します。
受持ち患者による評価
必修診療科の研修期間終了時に、研修医の受持ち患者からの研修医評価(アンケート形式)を実施します。評価表は、臨床研修管理委員会へ提出します。
臨床研修管理委員会での評価
研修管理委員会において、提出されたすべての評価をもとに研修医の総括的評価を行います。その総括的評価で目標に満たないと評価されたものは、該当科目を再履修させることもあります。
その他の評価
研修医(上級医)によるレポート作成についての評価、事務職員による事務作業についての評価を行います。
2.フィードバック
全ての評価結果は、後日研修医へフィードバックが行われます。
3.研修修了判定・修了認定
研修管理委員会は、2年間のすべての研修終了時に、レポート、研修医・指導医の入力したPG-EPOCのデータ、メディカルスタッフ、受持ち患者、研修医(上級医)、事務職員から提出された評価表をもとに、臨床研修を総合的に評価し修了を認定します。修了認定と判定された者には、病院長より修了証が交付されます。また、到達目標の達成度が不十分な場合は、研修修了が認定されない場合もあります。