「看護のトリセツ(超改訂版)」をご紹介📖
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「先輩ナースが書いた看護のトリセツ(超改訂版)」をご紹介します!
皆様、こんにちは。大阪市立総合医療センター総務部総務課人事の西垣と申します。
当機構での就職に興味を持ってくださった皆様にとって、「知らなきゃ損する」情報や当機構の魅力を精一杯お伝えしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
本日の「知らなきゃ損する☆」シリーズ第25弾は、多職種の職員が力を合わせて出版した「先輩ナースが書いた看護のトリセツ(超改訂版)」📖をご紹介します。(出版社に許可を得て掲載しております。)
どのような本ですか?
この本は、現場の看護師が日頃困っていることをまとめて解決できる「トリセツ本」とのこと。累計10万部を突破した初版の大ヒット看護書をさらにパワーアップして、超改訂版として発売されました✨
超改訂版 先輩ナースが書いた看護のトリセツ
編集:久保健太郎、濱中秀人、丸山純治、植村桜 (当院看護師)
医学監修:西口幸雄 (前病院長)
執筆:看護師、医師、薬剤師、臨床工学技士、臨床検査技師、管理栄養士、理学療法士、医療ソーシャルワーカー(当院職員)
照林社
2026年8月6日発売
編著者代表ナースからのメッセージ
『超改訂版 先輩ナースが書いた看護のトリセツ』の発刊に寄せて、編著者代表・久保健太郎看護師からのメッセージを紹介します。
〇急性期病院で必要な知識を網羅
『看護のトリセツ』の最大の魅力は、「急性期病院で必要なことはほぼ載っている」ことだと思います。
なかなかここまで今の看護に必要な知識が網羅された本はないのではないでしょうか。「1冊でここまで載っている」のは、本書最大の武器だと思います。
〇SNS・生成AI全盛の今だからこその本の価値
知識だけではなく経験から来る実践力を書いている点も、トリセツのウリだと思います。「なぜ?」だけではなく、「どう判断して・どう行動するか」までを書いています。
SNSは情報としてはいろいろな情報が載っていますが、網羅はされていないですし、情報量も不足しています。AIは確かに正確になっているので、検索や勉強に使えると思います。ただやはり判断、実践力といったところはAIよりも私たちがつくったトリセツのほうが優れていると思っています。
またAI時代だからこそ本の価値があると感じています。AIは質問しないと答えてはくれませんが、新人は「何を質問すればいいかがわからない」ことが多いのです。本の「知らないことを一覧で見つけられる」という価値は大きいです。
ただ、中身を見てもらえてこそ、この本の良さが伝わると思います。ぜひ書店で実際に手にしてみてください。
改訂でのこだわり
改訂でこだわった目次ポイントを解説していただきました。
初版の13テーマ・115項目から、超改訂版では20テーマ・150項目にパワーアップ! 医療・看護の現場の変化に合わせて、ICUで必要とされる知識、応援業務・他診療科対応で遭遇しやすい検査・処置を追加しました。
PART1:バイタルサイン・フィジカルアセスメント
●バイタルサインは測定するだけでは意味がありません。大切なのは、その値から患者さんの状態をアセスメントし、異常の早期発見につなげることです。「なぜこの患者さんは血圧が低いのか」「なぜ呼吸数が増えているのか」を自分で考えられるアセスメント力を身につけることができます。
●RRT(rapid response team)を担当している救急看護認定看護師、ICUのベテラン看護師が解説しています。
PART2:急変対応
●「急変かもしれない」と感じたその瞬間に何をすべきか。初動対応から報告、救命処置まで、一般病棟で必要な対応を整理しています。いざという時にも落ち着いて行動できるようになります。
●項目7:救急カートの中身は1、2年目看護師のアンケートでニーズが高かったテーマです。
PART3:心電図
●苦手意識をもちやすい心電図を、病棟で本当に必要なポイントに絞ってわかりやすく解説しています。苦手だった心電図が、「読める・活かせる」知識になります。
PART4:呼吸管理
●呼吸状態の悪化は、患者さんの急変に直結します。本パートでは酸素療法、HFT、NPPV、気管切開管理まで、病棟で必要な呼吸管理を幅広く収載しています。それぞれの特徴や適応、観察ポイントを理解することで、安全な呼吸管理が実践できるようになります。
●急性・重症患者看護専門看護師、慢性呼吸器疾患看護認定看護師、耳鼻科病棟のベテラン看護師が解説しています。
PART5:薬剤
●病棟では毎日さまざまな薬剤を扱いますが、薬効だけでなく副作用や投与時の注意点を理解しておくことが重要です。「この薬は何のため?」「何に注意する?」がすぐにわかります。病棟でよく使う薬剤を看護師目線で整理しました。
●項目22~25:初代トリセツにはなかった各診療科でよく使用する薬剤を追加しました。何科病棟であってもいろいろな疾患をもつ人(マルチモビディティ)が入院するため、どの病棟でも使える内容です。
●項目32、33:輸液ポンプやシリンジポンプは普段よく使用するME機器ではありますが、専門的に学ぶ機会は少ないです。使用方法の基本を学ぶとともに、看護師があまり知らない機能についても記載しています。
PART6:検査
●検査は前処置や結果の理解まで含めて看護師の重要な役割です。検査結果の見方から検査前後の看護まで、日常業務でよく遭遇する検査を理解し、適切な看護につなげます。
●各検査の専門家が解説:血液培養は感染症内科医、その他培養は感染症病棟看護師、X線の見方は集中治療部医師、CT・MRIは放射線科看護師、トラフ採血はICT(感染対策チーム)・AST(抗菌薬適正使用支援チーム)の薬剤師など
PART7:輸血・血液製剤
●輸血は患者さんの生命に直結する医療行為であり、看護師には確実な知識と観察力が求められます。血液製剤の基本と輸血の安全管理を理解して、安心して輸血を実施できるようになります。
●項目47:初代トリセツにはなかった「免疫グロブリン製剤」は、使用する機会が少ないが故に投与方法や注意点がわからないので入れてほしいという声が多かったテーマです。
PART8:周術期看護
●術前・術後におさえておきたい看護のポイントをまとめ、患者さんの安全な周術期管理をサポートします。
●周術期看護は今回新たに追加したテーマです。手術室看護認定看護師に病棟看護師の視点、手術室看護師の視点、両者の視点で解説しています。
●項目49:麻酔科医が病棟看護師に知っておいてほしい麻酔の知識という視点で解説しています。
PART9:ドレーン・チューブ管理
●病棟で扱うさまざまなドレーン・チューブを網羅しました。管理方法やトラブル対応をわかりやすく解説しています。
●ドレーン、チューブ管理は1、2年目看護師のアンケートで最もニーズが高かったテーマです。初代トリセツはドレーン・チューブのテーマは6項目だけでしたが、今作は19項目と超パワーアップしました。
PART10:処置の介助
●処置介助では、流れを理解し、次に必要な器材や医師の動きを予測することが大切です。一般病棟でよく行われる処置の流れと介助方法を理解し、自信をもって医師の処置介助ができるようになります。
●介助のポイントだけでなく、患者さんの観察や処置後の看護までわかりやすく解説しています。
PART11:治療・検査前後の看護
●検査や治療の成功を支えるのは、前後の看護です。「検査前には何に注意する?」「検査後は何を観察する?」など現場でもっとも重要なポイントを実践に沿って整理しています。
●応援業務・他診療科対応で遭遇しやすい治療・検査前後の看護をテーマとして追加しました。当院だけではなく他施設の看護師の意見も聞いて項目を考えました。
PART12:がん・緩和ケア
●がん治療から終末期ケアまで、患者さんと家族に寄り添うために必要な知識と看護をまとめています。
●緩和ケア認定看護師、がん性疼痛看護認定看護師、がん薬物療法看護認定看護師、がん放射線療法看護認定看護師が解説しています。
PART13:栄養管理
●栄養評価から静脈栄養、経腸栄養まで、患者さんの回復を支える栄養管理を基礎から学ぶことができます。
●NST(栄養サポートチーム)の看護師、管理栄養士が解説しています。
PART14:皮膚・排泄ケア
●創傷、褥瘡、ストーマ、排尿ケアなど、臨床で必要な皮膚・排泄に関する実践的な知識を身につけることができます。
●現場で迷いやすいポイントを皮膚・排泄ケア認定看護師が実践的に解説しています。
PART15:糖尿病
●血糖管理や糖尿病治療薬の特徴を理解し、安全な糖尿病看護につなげます。
●持続血糖モニタ、インスリンポンプ、カーボカウントまで網羅しました。
●糖尿病内科医、糖尿病看護認定看護師が解説しています。
PART16:透析
●透析の患者さんは、透析以外の疾患で入院することも少なくありません。血液透析、腹膜透析を受ける患者さんが入院してきた時に、病棟看護師が知っておきたいポイントを整理しました。
PART17:認知症・せん妄
●認知症やせん妄患者さんへの対応は、多くの看護師が悩むテーマです。患者さんの行動の背景を理解しながら、適切なかかわり方や身体拘束の考え方までを解説。患者さんの尊厳を守りながら、安全な療養環境を整えるための実践的な対応方法を学ぶことができます。
●認知症看護認定看護師、精神看護専門看護師、精神科認定看護師が解説しています。
PART18:ICU
●部署応援や重症患者対応が増えている今、ICUの知識はICU看護師だけのものではありません。本パートでは一般病棟看護師でも役立つ集中治療の基本をわかりやすくまとめました。ICU応援や重症患者対応への不安を軽減できる内容です。
PART 19:医療安全、感染管理
●医療安全と感染管理は、すべての看護師が知っておくべき、そして実践すべき重要な業務です。安全な医療を提供するために欠かせない基本知識を身につけることができます。
PART 20:退院支援、看護倫理
●退院支援は退院前だけに行うものではなく、入院したその日から始まります。患者さんや家族が退院後も安心して生活できるように支援するための視点と、看護師として大切にしたい倫理的な考え方を学ぶことができます。
📋取材後記
この本の発行に関わった皆さま、出版おめでとうございます!
この本を手に取ると、先ず、帯に書かれた「業務で困ったとき、この本を開けば何とかなる」の文字が目に飛び込んできます✨そして、本を開くと、カラー写真の説明が随所に入り、事務職員の私でさえ、興味を惹く内容となっています。
総勢92名の多職種職員で力を合わせて、目次を一から見直し、全面書き直しされたトリセツとのこと。この一冊が、多くの医療職の方の手に届き、愛読書になることを心から願っています😊
当院では、全ての職種において、ともに挑戦、ともに成長したい皆様を求めています!
✨未来の日本の医療をリードする病院を一緒に創っていきましょう✨