災害救急医療研修を実施しました

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災害救急医療研修を実施しました

皆様、こんにちは。大阪市立総合医療センター総務部総務課人事の西垣と申します。

先ずは、令和8年熊本地震により、お亡くなりになられた方々に哀悼の誠を捧げますとともに、被害に遭われた方々に、心からお見舞いを申し上げます。

また、現地におかれましては、酷暑の中、ライフラインへの影響や余震のへ不安など、大変な状況かとお察しいたします。お怪我を負われた方々の一日も早いご回復と、被災地の一刻も早い復旧・復興を衷心よりお祈り申し上げます。

本日の「知らなきゃ損する☆」シリーズ第24弾は・・当院で実施しました災害救急医療研修の中から、トリアージ机上訓練の様子をご紹介します。

 

🏥大阪府災害拠点病院として

〇総合医療センターが果たす役割:感染症医療、救急医療、災害医療、小児・周産期医療、精神医療などの政策医療ならびに臓器・疾患別の専門医療を提供する医療機能があります。

〇救急診療の基本方針:大阪市の中核病院として地域医療機関と連携して市民の生命と健康を守る “最後の拠り所”として必要な救急医療を提供し、大規模災害が発生した際には、災害拠点病院として発生直後から初期救急診療の提供やDMAT(災害派遣医療チーム)の派遣を行うことが定められています。

〇当院の救命救急センター:3次救急医療機関として、かつ大阪府災害拠点病院として、地域医療を支えています。
具体的には、厚生労働省認可の併設型独立救命救急センターとして、原則として24時間365日、乳児から成人までの重症患者の受け入れを行い、さらに、当院および他の市民病院患者の急変時、休日・夜間急病診療所からの後送患者あるいは2次救急病院受け入れ困難症例にも対応し、地域の「集中治療室」の機能も果たしています。

 

トリアージとは?

〇トリアージとは
災害などで多数の傷病者が発生し、医療資源と患者数との不均衡が生じた状況で、速やかに診療と搬送を行うために医療資源の分配順位、すなわち治療の優先順位をつけた区分に患者群を迅速に分類することであり、これにより、限られた医療資源を有効利用することで、1人でも多くの重症者を救うことができます。

〇トリアージ区分(点検・判定)の種類
トリアージでは、傷病者の状態に応じて以下の4つの区分(色)に分類します。
赤:区分Ⅰ 緊急治療群
黄:区分Ⅱ 非緊急治療群
緑:区分Ⅲ 治療不要・軽処置群
黒:区分0 治療対象外

 

 観察所見からトリアージカテゴリーを決定する訓練

研修では、状況付与があり、「医師とともに災害事故現場に出動、傷病者集積場所にてトリアージにあたるよう指示あり。負傷者は100人程度、かなりの数の重症者も発生し、医療ニーズが足りていない状況のため、トリアージはSTART法を行うことになった。」という設定で行われました。
そして、傷病者集積場所のブルーシートに搬送され横たわった傷病者を迅速に観察し、その観察した所見をもとにトリアージカテゴリーを決定します。

【演習問題:症例1】
・男性 40歳代
・歩けない
・呼吸数 36
・橈骨動脈触知不可
・従命反応なし

「トリアージカテゴリーは?」

受講者は皆、真剣な表情で向き合い、トリアージカテゴリーを熟考……

 

一斉に回答を発表!

講師:「トリアージできたでしょうか。トリアージの色の画用紙を一斉に上げてみてください」

受講者は一斉に色画用紙を上げ、会場では赤色の画用紙が多く上がりました。

・正解:赤(区分Ⅰ 緊急治療群)
・解説: 「歩けない」「呼吸数が36回」であることから、トリアージカテゴリーは赤色

始めは30秒の設定でトリアージしていましたが、訓練を繰り返すたびに判断時間は、20秒、10秒と短縮され、その後も、症例は16まで続き、様々なケースについて理解を深めました。

 

📋取材後記

当院は、大阪府災害拠点病院として、大規模災害が発生した際に、発生直後から迅速かつ正確な対応ができるよう、日々研鑽を積んでおります。自身も事務職ではございますが、市民の生命と健康を守る当院の一員として、なすべき役割を冷静かつ迅速にできるよう、準備していきたいと思います。

当院では、全ての職種において、各種研修を実施しております。ともに挑戦、ともに成長したい皆様・・

✨未来の日本の医療をリードする病院を一緒に創っていきましょう✨

この研修の様子は、採用公式インスタグラムでも発信しています!こちら⇒Instagramをご覧くださいね。