乳児の頭の変形外来
乳児の頭の変形外来
乳児の頭の変形の診断と治療を行なっています。
頭の変形でみつかるものには、頭蓋縫合早期癒合症・水頭症・頭蓋骨腫瘍・向きぐせによる頭の変形(斜頭、短頭)などがあります。
頭蓋縫合早期癒合症・水頭症・頭蓋骨腫瘍などは、詳細な検査の上、手術治療が必要になることがあります。
向きぐせによる頭の変形(斜頭、短頭)に対しては、その程度や時期に応じてヘルメットによる頭蓋形状誘導療法を提案いたします。この治療方法はアメリカで積極的に行われており、国内では国立成育医療研究センターで開始されています。
受診ご希望の方は紹介状(診療情報提供書)をご用意の上、地域医療連携室でご予約ください。
外来:毎週火曜日 午後2時~午後5時(午後4時まで受付)
※すべての方が治療の適応になるわけではありません。
ヘルメットによる頭蓋形状誘導療法
アメリカで開発された治療法で、既に多くの報告があり、効果が有効であることが論文などで報告されています。国内では、国立成育医療研究センターで初めておこなわれ、これまで学会などでその有用性が多数報告されました。
今回、西日本の公立病院で初めて、この治療法を行うことできるようになりました。方法は、放射線を使うものでなく、侵襲は殆どありません。
LED光のスキャナーを用いて赤ちゃんの頭の形を計測し、オーダーメイドのヘルメットを作ります。開始時期は生後3ヶ月(首がすわってから)~6ヶ月くらいまでです。3~4週に1回の診察・調整を行なって、平均5ヶ月間装着していただきます。
費用(自費診療) | 42万円(一連として)【消費税込(ヘルメット代含む)】 |
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※すべての方に効果が出るわけではありません。また、その効果は個人によって差はあります。
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