循環器内科

科の特色とご挨拶

 皆様ようこそ!大阪市立総合医療センター循環器内科の紹介をさせていただきます.2026年現在,常勤スタッフ9名,専修医(11年目-)1名,シニアレジデント(6-10年目)2名,専攻医(当院基幹)が1名,専攻医(連携)が1名の計14人で頑張っています.もう一人当院基幹の専攻医が1年間他院にお世話になって研鑽を積んでおります.

 ①カテーテル治療チーム(冠動脈/末梢血管チーム:スタッフ2名,SHDチーム:スタッフ2名),②不整脈チーム(スタッフ3名),③心エコー図・心不全チーム(スタッフ2名)の3チームに分かれて診療していますが、チーム間の連携は緊密です.心臓血管外科との連携も緊密です.ハートチームという言葉が普及する前から,我々は既に立派なハートチームでした.

 

1.冠動脈・末梢血管のカテーテル治療

 当院では開院当初から冠動脈のカテーテル治療に力を入れてきました.最近では末梢血管に対するカテーテル治療にも力を入れています.ロータブレーターやダイヤモンドバック,エキシマレーザーやショックウエーブといった最先端デバイスを、高度石灰化病変や血栓性病変の治療に用いています.2025年秋からは冠微小循環障害のカテーテル診断も可能となりました.2026年には腎デナベーション治療も導入します.

 

2.弁膜症等に対するカテーテル治療

 大動脈弁狭窄症に対し、経カテーテル的大動脈弁置換術(TAVI),僧帽弁逆流症に対して経皮的僧帽弁接合修復術(M-TEER) を施行しております.近年増加している人工透析患者の大動脈弁狭窄症に対するTAVI治療も20238月から開始しています。僧帽弁狭窄症に対する経皮的経静脈的僧帽弁交連裂開術(PTMC)や閉塞性肥大型心筋症に対する経皮的中隔心筋焼灼術(PTSMA),慢性血栓塞栓性肺高血圧症に対するバルーン肺動脈形成術(BPA)も行っています.

 

3.脳梗塞予防のためのデバイス

 脳梗塞の発症や再発の予防に抗凝固薬を使いにくい心房細動例において,経皮的左心耳閉鎖術を施行しています.卵円孔開存症合併脳梗塞例における経皮的卵円孔閉鎖術も施行しています.

 

4.不整脈治療

 従来行われてきた高周波アブレーション治療やクライオアブレーション治療に加えて,2024年に新たにパルスフィールドアブレーション(PFA)が登場し当院でも導入しております.より安全に短時間で施行できる方法です.また,ペースメーカ植込み後の患者さんの心機能低下を減らすべく,2019年から左脚領域ペーシングを始めました.本邦では画期的なことでした.その臨床成績や研究成果に外部から非常に良い評価をいただいています.エキシマレーザーを用いたペースメーカリード抜去も可能です.

 

5.心不全クリニカルパスの充実

 「大阪心不全地域医療連携の会(Osaka Stops HEart FailureOSHEF)」を牽引して頑張っております。心アミロイドーシスに対するタファミジス処方開始のための施設認定も取得しております.

 

6.心エコー図検査チーム

これらの治療をサポートする正確な診断を、心エコー図検査チームが提供しています。特に弁膜症の心エコー図診断は当院の十八番であり,心房性機能性僧帽弁逆流の診断や治療について世界に先駆した臨床および研究を展開してきました.阿部部長は有名なThe Echo Live(特定非営利活動法人The Echo Live)の代表世話人でもあります.

 

 当科の長所は、種々の診断・治療をバランス良く行うことができること,心臓血管外科とのスーパーな協力体制があること,そして実は最先端であることです.開院当初から伝統的に力を入れてきたカテーテル治療,心房性機能性僧帽弁逆流の診断や治療およびその研究、左脚領域ペーシング治療およびその研究,これらにおいては日本ひいては世界のトップリーダーであると自負しております.

患者さまへ

 “ベストの治療は一つ”といったポリシーで最善の診断と治療を提供するよう心がけております.何かお困りの際には,かかりつけの医師に当院受診を希望する旨を是非申し出てください.どうぞよろしくお願いいたします.

病院/診療所の先生方へ

 総合病院としての役割を十二分に発揮すべく,種々の合併症をもつ循環器疾患の治療を関連診療科と緊密に連携をとりながら積極的に取り組んでいく所存です.どのような症状,心血管疾患に対してもベストの循環器医療を提供できるよう一層努力したいと思っておりますのでどうぞよろしくお願いいたします.

若い医師の方々へ

 専攻医には2か月毎にカテーテル,不整脈.心エコー図を研修するローテートを2クール/年,シニアレジデント(医師6-10年目から,最長3年間)と専修医(医師11年目から,1年毎)にはサブスペシャリティー(3チームのいずれか)にどっぷり浸かって頑張ってもらっています.“上級医の検査・治療を見てるだけ”になってしまうのを避け,丁寧な指導の下にどんどん検査・治療に参加していただくことを信条としています.楽しく成長していただけること間違いありません.お約束します.ぜひお越しください!見学もお待ちしております.

総務課人事:resident-visit★osakacity-hp.or.jp

または直接,部長 阿部幸雄まで:yuki-abe★med.osakacity-hp.or.jp(メールアドレスはそれぞれ、"★"を@に変えてください)

 

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大阪市立総合医療センター循環器内科部長 阿部幸雄
大阪市立総合医療センター循環器内科部長 阿部幸雄
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