大阪市立総合医療センター,Osaka City General Hospital

TEL.06-6929-1221

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小児循環器内科

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当科は小児の循環器疾患全般を対象疾患としており、先天性心疾患、心筋疾患、川崎病後遺症などの診療に当たっています。不整脈疾患については、平成21年度に開設されました小児不整脈科が担当しています。

年間330件の小児心臓カテーテル検査のうち、3分の2を小児循環器内科が、3分の1を小児不整脈科が実施しています。心エコー図は年間約3000件実施しています。
また当科は胎児心臓病学会認定の胎児心臓超音波検査専門施設で、胎児心エコーは年間約130件実施しています。(詳しくはこちらをご覧ください→   胎児心臓病外来について   )(外来担当医表はこちら

心疾患が見つかった場合は、産科、新生児科と連携して、分娩様式や時期など、周産期からの計画的治療に努めています。また出生後も、小児循環器内科、小児不整脈科、小児心臓血管外科、集中治療科で連携し、診断から、周術期管理まで一体となったチーム医療を行っています。

先天性心疾患のカテーテル治療は、バルーンを用いた血管形成や、側副血管のコイル塞栓、ステント留置など、多岐の治療を行っています。また、アンプラッツァー法による心房中隔欠損閉鎖術、動脈管開存閉鎖術の認定施設です。
急性心筋炎など危急的心疾患については、集中治療室(ICU)の機能を活用し、24時間体制で治療にあたっています。

当院の特色として、小児領域のあらゆる分野の専門医(例えば、小児神経内科や、小児耳鼻科、小児整形外科など)が常勤しているため、心疾患以外の合併疾患に対しても、併せて診療を進めることができます。
大阪市の児童・生徒心臓精密検診の3次も担当しており、心疾患をもつ学童・生徒の健康管理に携わっています。

また、先天性心疾患に対する外科的、内科的治療の進歩に伴い、多くの患者さんが成人期を迎えられるようになりました。これらの患者さんの中には、術後の残存病変により継続的な治療が必要な方がいらっしゃいます。また、成人期になると生活習慣病の要素なども加わり病態はより複雑になります。このような患者さんに対しては、先天性心疾患に精通していることはもちろん、心疾患以外の全身疾患も総合的に診ることが出来る施設が必要不可欠です。当センターは小児、成人のほぼ全ての診療科が揃っており、成人先天性心疾患の患者さんが抱えておられる様々な問題に対応する事が可能です。現在は小児循環器内科を中心にして各診療科と連携しながら診療を行っております。(成人先天性心疾患外来はこちら

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