泌尿器科
診療実績
| 部位 | 手術名 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 | 2023 | 2024 | 2025 |
| 副腎 | 腹腔鏡下副腎摘除術 | 17 | 14 | 18 | 20 | 8 | |||
| 腎 | 腎癌 | 50 | 57 | 56 | 50 | 49 | 42 | 61 | 63 |
| 腎部分切除術(ロボット支援) | 28 | 33 | 30 | 23 | 23 | 16 | 26 | 27 | |
| 腎部分切除術(腹腔鏡) | - | 1 | - | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | |
| 腎摘除術(ロボット支援) | 0 | 2 | 8 | 11 | 12 | ||||
| 腎摘除術(腹腔鏡) | 20 | 20 | 26 | 27 | 22 | 18 | 23 | 23 | |
| 腎摘除術(開腹) | 2 | 3 | - | 0 | 1 | 0 | 1 | 1 | |
| 腎盂尿管 | 腎盂尿管癌 | 17 | 11 | 24 | 15 | 8 | 14 | 24 | 23 |
| 腎尿管全摘術(ロボット支援) | 0 | 0 | 7 | 13 | 18 | ||||
| 腎尿管全摘術(腹腔鏡) | 16 | 11 | 22 | 15 | 8 | 7 | 11 | 5 | |
| 腎尿管全摘術(小切開) | 1 | - | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
| 腎盂形成術(ロボット支援) | 7 | 0 | 4 | 12 | 5 | ||||
| 膀胱 | 膀胱癌 | 167 | 159 | 145 | 167 | 149 | 142 | 132 | 134 |
| 経尿道的膀胱腫瘍切除術 | 155 | 146 | 130 | 152 | 132 | 127 | 116 | 115 | |
| 膀胱全摘除術(ロボット支援) | 8 | 13 | 15 | 15 | 17 | 15 | 16 | 19 | |
| 膀胱全摘除術(腹腔鏡下) | 3 | - | - | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
| 膀胱全摘除術(小切開) | 1 | - | - | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
| 尿路変向術 | 尿路変向 | 14 | 14 | 15 | 18 | 18 | 12 | 16 | 18 |
| 尿管皮膚瘻造設術 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 0 | 0 | 2 | |
| 回腸(結腸)導管造設術 | 10 | 8 | 10 | 15 | 14 | 11 | 15 | 15 | |
| ネオブラダー | 2 | 4 | 3 | 1 | 2 | 1 | 1 | 1 | |
| 前立腺 | 前立腺癌 | 68 | 75 | 71 | 59 | 74 | 71 | 77 | 91 |
| 前立腺全摘除術(ロボット支援腹腔鏡) | 42 | 33 | 34 | 23 | 41 | 25 | 35 | 44 | |
| 前立腺小線源治療 | 26 | 42 | 37 | 36 | 33 | 46 | 42 | 47 | |
| 精巣 | 精巣腫瘍 | ||||||||
| 高位精巣摘除術 | 8 | 5 | 7 | 5 | 8 | 11 | 9 | 10 | |
| 腎移植 | 腎移植 | 16 | 18 | 13 | |||||
| 生体腎移植術 | 15 | 16 | 13 | 12 | 15 | 20 | 18 | 14 | |
| 献腎移植術 | 1 | 2 | 0 | 0 | 1 | 2 | 1 | 0 | |
| 腎不全 | 腎不全 | 190 | 205 | 191 | 224 | 222 | 224 | 215 | 215 |
| バスキュラーアクセス関連 | 166 | 173 | 174 | 194 | 190 | 186 | 183 | 168 | |
| 腹膜透析関連 | 24 | 32 | 17 | 30 | 32 | 38 | 32 | 47 | |
| 前立腺 | 前立腺肥大症 | 56 | 115 | 95 | |||||
| 経尿道的レーザー前立腺切除術(CVP) | 44 | 108 | 83 | 35 | 53 | 64 | 51 | 35 | |
| 経尿道的前立腺切除術(TUR-P) | 12 | 7 | 12 | 3 | 5 | 3 | 3 | 10 | |
| 尿路結石 | 結石治療 | 156 | 146 | 117 | |||||
| 経皮的腎・尿管砕石術(PNL) | 6 | 2 | 3 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 | |
| 経尿道的尿管砕石術(TUL) | 81 | 98 | 82 | 80 | 80 | 76 | 80 | 93 | |
| 体外衝撃波砕石術(ESWL) | 50 | 28 | 14 |
主な疾患
前立腺がん、腎がん、腎盂・尿管がん、膀胱がん、尿路変向術、前立腺肥大症、腎結石、尿管結石、膀胱結石、後腹膜腫瘍、精巣腫瘍、副腎腫瘍、腎嚢胞、嚢胞腎、急性・慢性腎不全、血透透析、腹膜透析、二次性副甲状腺機能亢進症、腎移植、腎損傷、尿道損傷、神経因性膀胱、水腎症、腎盂尿管移行部狭窄、原発性上皮小体機能亢進症、精索静脈瘤、停留精巣、陰嚢水腫
疾患情報・コラム
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泌尿器科前立腺肥大症に対する外科的治療-CVP-について| 泌尿器科前立腺肥大症に対する外科的治療 ―CVP(接触式レーザー前立腺蒸散術)― 外科的治療 前立腺肥大症は男性の尿道をとりまく前立腺が肥大することにより、排尿症状(尿がちょろちょろとしか出ない、排尿後も尿が膀胱内に残るなど)や蓄尿症状(頻繁に尿意を催す、強い尿意があってトイレが間に合わないなど)を起こす病気です。加齢とともに徐々に前立腺が肥大するため、50歳以上で多く、高齢になるほど頻度が増加します。 治療には①行動療法(生活指導・メタボ改善など)、②薬物療法(内服)、③外科的治療(後述)があります。当院では主に高リスク症例や難治症例の前立腺肥大症に対する外科的治療を行っています。 日本で主に行われている治療は以下の通りです。 いずれの治療についても内視鏡を尿道に挿入して行います。 ①TUR-P(経尿道的前立腺切除術:Trans-Uretheral Resection of the Prostate) 最も古くからある一般的な手術で多くの病院で用いられる術式です。 泌尿器科手術を行っている施設ではほぼ備えられている機材を用いるため、導入のハードルが低いです。出血リスクがあり、抗血小板薬・抗凝固薬(血をさらさらにする薬)を内服している状態では手術できないなどのデメリットがあります。 ②HoLEP(ホルミウムレーザー前立腺核出術:Holmium Laser Enucleation of the Prostate) 海外では1998年頃より行われ始めた術式で、前立腺肥大症の原因となる前立腺の内側部分をレーザーでくり抜くような手術です。出血も少なく、前立腺を大きくくり抜いて尿路を開くことができます。前立腺をくり抜いた後に膀胱内で切り刻んでから体外へと取り出す必要があるため、手術時間が長くなるなどのデメリットがあります。 ③CVP(接触式レーザー前立腺蒸散術:Contact Vaporization of the Prostate) 当院で主に行っている治療です。最も新しい術式で、前立腺を内側から蒸散していきます。切除と止血を同時に行っていくため、出血リスクが低く、抗血小板薬や抗凝固薬を複数内服している方に対しても行うことができます。(※1)前述のTUR-PやHoLEPよりも細い内視鏡を使用するため、術後の尿道狭窄リスクを抑えられるといったメリットもあります。 当院では2018年5月に導入し、2025年12月までに約500例の手術を行っています。 2018年5月~2024年1月までに行った症例406例では術後平均カテーテル留置日数2.0日、術後平均入院日数4.0日と一般的なTUR-Pと比較して良好な成績でした。 ※1:内服を中断できる場合は中断して行ったほうが出血リスクが低く、より安全です。詳しく見る -
泌尿器科がんゲノム医療について| 泌尿器科がんゲノム医療とは 「がんゲノム医療」とは、「がん」の遺伝子を詳しく調べ、一人一人の遺伝子の変化に応じた治療などを行う医療です。最近の「分子標的薬」と呼ばれる抗がん剤はある特別な遺伝子変化をもつがんに良く効くことが知られています。 がんの種類にもよりますが、治療選択に役立つ可能性がある遺伝子変異は約半数の患者さんに見つかります。 しかし、遺伝子変異があっても、使用できる薬がない場合もあり、がん遺伝子パネル検査を受けて、自分に合う薬の使用(臨床試験を含む)に結び付く人は、全体の10~20%程度と言われています。 当科が行う前立腺がんに対するがんゲノム医療について 当院では以前より標準治療の終了した患者さんに対し、主に腫瘍内科でがん遺伝子パネル検査を行ってきました。 泌尿器科としては、転移性去勢抵抗性前立腺がんに対してオラパリブ(商品名:リムパーザ®)が適用拡大されたことから泌尿器がんゲノム外来を令和3年3月より開始しました。 去勢抵抗性前立腺がんについては、様々な薬剤が保険適用となっていますがオラパリブについてはBRCA1/2遺伝子異常がある場合にのみ使用できます。診断に際して当院では適切な遺伝子カウンセリングの後にBRACAnalysis®を用いたコンパニオン診断を行っています。 原則的に診断がついた後は紹介元の施設での治療を行っていただくため、転院ではないことをあらかじめご承知ください。 受診を希望される場合は現在治療を受けている医療機関からの紹介が必要となりますので担当医に相談してください。 また、その際に下記を参考にしてください。 泌尿器がんゲノム外来について:https://www.osakacity-hp.or.jp/ocgh/kaisetsu/26289.html また、上記以外の泌尿器科悪性腫瘍については腫瘍内科によるがんゲノム外来でのパネル診断を行っております。詳細は以下を確認ください。 がんゲノム医療外来について:https://www.osakacity-hp.or.jp/ocgh/about/cancer/genome/shujii.html詳しく見る -
泌尿器科密封小線源療法(ブラキセラピー)について | 泌尿器科密封小線源療法(ブラキセラピー) 小線源治療とは手術・外照射と並ぶ前立腺癌の根治的治療方法の一つです。長さ4.5mm・直径0.8mmのチタン製カプセル内に格納されたヨウ素125という放射線源を、前立腺に腰椎麻酔下で挿入します。 事前にコンピュータを用いて、周囲臓器への影響が少なく治療効果が高い位置や個数を決定し線源を作成します。挿入する線源の数はおよそ50個~100個、治療時間は2~3時間です。線源から放出される放射線は徐々に減少し、1年で消失します。カプセルは前立腺に残りますが、問題はありません。 リスク分類によって治療線量は異なり、高リスクの場合には小線源、外照射、薬物療法を組み合わせて(トリモダリティー)治療します。 治療後は多くの方で約半年間頻尿が生じます、また前立腺の大きさや臨床病期によっては治療対象とならないものもありますが、比較的低侵襲性であるため手術が困難な患者さんにおいても選択可能な場合があります。治療成績も手術と比べ大きな遜色はありません。当院では放射線腫瘍科と連携し、2010年4月から2020年12月末までに265例の治療を実施しています。 2021年3月 文責;北本 興市郎 引用元;日本メジフィジックス詳しく見る
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