中央臨床検査部 遺伝子検査室

業務内容

遺伝子関連検査は、(1)病原体核酸検査、(2)体細胞遺伝子検査、(3)遺伝学的検査、の3種類に大別されます。

(1)病原体核酸検査・・・・ヒトに感染症を引き起こす病原体(ウイルスや細菌等の微生物)の遺伝子(核酸)を、

             血液や尿、痰等から検出・解析する検査

(2)体細胞遺伝子検査・・・遺伝しないがんについて主に調べる検査

            (がん細胞で生じている遺伝子の配列について調べる検査)

(3)遺伝学的検査・・・・・単一遺伝子疾患、多因子疾患、治療薬の効果・副作用・代謝、

             遺伝するがん(家族性腫瘍)等について調べる 検査
            (生まれつきもっている遺伝子の配列について調べる検査)

特色

当院の遺伝子検査室は、遺伝子診療部(https://www.osakacity-hp.or.jp/ocgh/dep/sup/idenshi/)に所属する臨床遺伝専門医や遺伝カウンセラーと連携しながら検査を行っています。

           リアルタイムPCR装置                         キャピラリシーケンサー

がんゲノム医療

大阪市立総合医療センターは、エキスパートパネル実施可能「がんゲノム医療連携病院」の1つに指定されています。