放射線治療サポート体制

放射線治療におけるチーム医療

サポート

放射線治療では、医師・看護師・放射線技師・医学物理士など、複数の職種がチームとして情報共有しながら治療に携わっています。

ここでは、放射線治療に携わる主な職種とその役割について紹介します。

1.放射線治療医の役割

・治療方針の決定

・治療計画(照射部位・照射パラメータの決定)の策定と、具体的な指示出し

・治療法やその効果、起こりうる副作用についての説明

・治療効果や副作用などを確認するための治療中および治療終了後診察

2.診療放射線技師の役割

・治療装置用CTの撮影、治療時の位置合わせ

・治療計画の確認、登録

・治療中の照射業務やスケジュール管理

・治療装置の日常点検、治療室での安全確認

3.医学物理士の役割

・放射線治療計画の作成支援、線量分布の確認

・放射線が計画どおりに照射されているかの専門的確認

・治療計画の品質保証、安全性の評価

・治療装置や照射技術に関する精度管理、品質改善支援

4.看護師の役割

・治療前の不安や疑問などの相談

・治療計画用CTやMRI、治療の流れについてのオリエンテーション

・副作用のケア、日常生活へのアドバイス

・治療継続のための精神的サポート

 

放射線治療部門の診察室や治療室には複数名の看護師が在籍し、安心安全に治療を受けられるようにサポートをしています。

また、副作用に対処し放射線治療を受けながら日常生活を送れるように院内のがん放射線療法看護認定看護師などの多職種と連携して対応しています。

 

主な連携先

  1. 子どもサポートチーム
  2. 栄養部
  3. 緩和ケアセンター
  4. がん相談支援センター
  5. 皮膚・排泄ケア認定看護師 など

 

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小児患者が安心して治療を受けるために

当院の特色

当院は小児がん拠点病院として地域医療に貢献しています。

医師、看護師、放射線技師、ホスピタルプレイスペシャリスト、子どもサポートチームが連携しながら、小児が不安を軽減し安心して治療を受けることができる環境作りに取り組んでいます。

1.プレパレーション

プレパレーションとは、小児が治療や検査を受ける前に、不安や恐怖心などを軽減するため適切な情報提供や準備を行うことを指します。

オリエンテーション冊子

小児用の放射線治療を紹介した冊子を使い、事前にどのような部屋で、どのような治療をするのかを知ることができます。

 

プレパレーション冊子と動画
位置決め室・治療室の見学

部屋の中を見学したり、実際に台に寝たり、固定具の素材に触れたりして、遊びながらスタッフや固定具に慣れるようにします。

 

見学・説明
2.治療を継続するためのサポート
 (1)シール・ブロック・スタンプ

治療期間中、カードにスタンプを11個ずつ押したり、シールを貼ったり、毎日少しずつパーツを集めて

治療期間が終了すると完成するブロックを渡し、治療終了までの目標を持てるように工夫しています。

 

スタンプ・ブロック
 (2)ビーズ・オブ・カレッジ 勇気のビーズ

当院では、NPO法人シャイン・オン!キッズによるビーズ・オブ・カレッジ(勇気のビーズ)のプログラムを取り入れています。

放射線治療室でもビーズ大使の研修を受けた看護師・診療放射線技師が複数在籍し、プログラムを行っています。

プログラムを希望される方は、お申し出ください。

シャイン・オン・ビーズ・オブ・カレッジのホームぺージはこちらをご参照ください。

 

 

 

勇気のビーズ
(3)イルカのお出迎え(リニアック室1のみ)

リニアック室1では、入口から更衣室までの廊下の天井にイルカが泳ぐ映像を投影し、小児患者の恐怖心を軽減できるように取り組んでいます。

 

いるか
(4)音楽やぬいぐるみなど

希望があれば、CDを持参していただき治療中に好きな音楽をかけることができます。

ぬいぐるみなど、落ち着くものと一緒に治療室に入ることも可能です。

 

ぬいぐるみ
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