神経鞘腫

特徴

末梢神経のさや(シュワン鞘)から発生する良性の腫瘍です.聴神経(音を聞いたり身体のバランスをとったりする神経)から発生する事が多く,これを聴神経鞘腫(もしくは聴神経腫瘍)と言います.難聴や耳鳴り,めまいで発症する事が多く,進行すると顔面の痺れ,歩行障害を来します.最初は突発性難聴と診断される事もしばしばあります.

治療方法

大きく分けて①開頭による摘出術,②定位的放射線治療(ガンマナイフ),③経過観察,の3つの選択肢があり,これらを組み合わせて治療を検討します.一般的には手術治療(2〜3週間の入院期間)よりガンマナイフ治療(2泊3日の入院期間)が好まれる傾向にありますが,患者様の年齢や腫瘍の進行度を見て,治療の目標が何なのかを考えて,治療の根治性(短期および長期の有効性)と安全性のバランスが最も良い治療方針を提供します.

治療方法

(左)最大径4㎝の聴神経鞘腫による脳幹の圧迫を認める.
(中央)手術により脳幹の圧迫を解除残存腫瘍に対してガンマナイフ治療を追加した.
(右)治療後10年経過し再発なし

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