大阪市立総合医療センター,Osaka City General Hospital

TEL.06-6929-1221

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臨床研究・治験とは

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臨床研究とは

人を対象とした、医学の発展を目的とする研究のことで、次に述べる観察研究、臨床試験や治験を含んでいます。当院で行う臨床研究(治験を除く)については、当院に設置された臨床研究倫理委員会で倫理性と科学性が審議されたものであり、病院長の許可を得ています。

観察研究とは

病気の自然経過を観察したものや日常診療として行われた医療行為とその結果を検討する研究です。

臨床試験とは

薬剤・手術などの治療法や予防法の効果や安全性を評価するために行う試験です。


治験・製造販売後臨床試験とは

臨床試験のうち、製薬会社及び医師自らが開発した治療効果のある薬剤を国(厚生労働省)から「くすり」として認めてもらうために行われる臨床試験のことを特に「治験」といいます。国(厚生労働省)に認められた新しい「くすり」は、一般に販売されて多くの患者さんに使われるため、引続き治療効果や安全性の情報を集めます。そのために行う臨床試験を「製造販売後臨床試験」といいます。 治験・製造販売後臨床試験は、それによって得られるデータの信頼性を確保し、協力していただく患者さんの人権を守るために、国が定めたGCP(医薬品の臨床試験の実施基準)という厳格なルール(法律)にしたがって実施されます。治験・製造販売後臨床試験の実施については、その目的と決められた実施計画書を厚生労働省へ届け出て認可を受けています。また、当院に設置された治験審査委員会において、治験・製造販売後臨床試験の実施について倫理的、科学的及び医学的に適切であるか等審議され、承認されています。また、この委員会では、実施を承認した治験・製造販売後臨床試験が適切に実施されているかを継続して審査し、病院長の許可を得ています。

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