麻酔科
麻酔科内に『ICU 研修(サブ・スペシャリティ)コース』を作りました。
このコースでは、麻酔科に属しながら、ICUでの研修・臨床治療に参加出来ます。
例えば、
・月〜水曜日は麻酔科勤務、それ以外の日はICU勤務
・短期(数ヶ月)〜数年はICU勤務し、その後は麻酔科勤務に復帰
当センター麻酔科では、生涯麻酔科医師として活躍したいが、短期間でも、術後・重症患者の病態・管理を勉強したい、小児・成人の心臓外科の術後管理も経験しておきたい、とくに、若い時に・・、など麻酔科サブ・スペシャリティとしてICU研修・勤務を希望される先生に門戸を開きました。私の経験から、麻酔科をプロとして標榜するならICU勤務経験・知識は重要と考えており、2018年度から麻酔とICU業務の往来が容易(ボーダレス)な麻酔科運営を開始する事にしました。また、色んな勤務形態が考えられますが、各自、相談に応じます。問い合わせ・病院見学は大歓迎です。
山田 徳洪
t-yamada@med.osakacity-hp.or.jp
2022年6月1日
2017年3月に病院4階フロアのほぼ全てを占める広大なスペースに計40床の新たな重症病棟(super ICU)がオープンしました。各ベッドのスペースも広くなり(≧20m2)、採光も十分に取り入れ、明るくかつ広々とした環境となりました。
2020年以降は、コロナ渦に対応して大阪府下の重症肺炎患者の治療にあたり、2022年5月現在ではICU1(16床)、ICU2(12床)、ICU3/HCU(12床)に再編成され、統括管理医師(ICUセンター長)の下に柔軟な運営を行っています。
ICU1は成人救命救急センター患者を、ICU2は院内および院外の小児重症患者(術後症例を含む)を、ICU3/HCUは院内成人重症患者(術後症例を含む)を治療対象としています。各ICUともにいずれもほぼ満床で、改めて需要の大きさが感じられます。
麻酔科はICU3/HCUにおいて、主に術後重症患者管理に携わり、積極的な集中治療に日々邁進しています。
山田 徳洪
t-yamada@med.osakacity-hp.or.jp
2022年6月1日