小児総合診療科
科の特色
大阪市立総合医療センター小児医療センターでは、診療所および一般病院の小児科では治療が困難な病気に対する、高度かつ専門的な医療を子どもたちに提供しています。その中にあって、小児総合診療科は小児一般疾患・腎臓・膠原病などを専門とするチームが主体となって小児医療センターでの専門医療あるいはその橋渡しの役目を果たしています。
外来初診担当者は小児科専門医が務めており、「小児医療センターのどの科に相談したらよいのか分からない」という方の診療開始のアドバイスも行います。外来再診担当者は通院患者さんの病状悪化に対応しています。
診療所・病院および救急隊からの受診あるいは入院要請については小児総合診療科、または小児救急・感染症内科が中心となって24時間体制の受け入れに努め、大阪市内のみならず関西広域からも信頼を寄せていただいています。
慢性疾患のため、入院が長期となる際には、小学生・中学生では、院内学級にて勉学を継続していただけます。
乳幼児には、hospital play specialist(入院や通院中の子どもと家族の不安やストレスを緩和し、安心して治療や処置等に臨めるようにあそびを通して精神的なサポートを行う専門職)や保育士が遊びの提供を行っています。
診療方針
小児医療センター専門各科、救命救急センター、集中治療センター、患者支援センターなどの院内各部署と連携をとりながら、子どもの急性期治療から回復後の地域医療機関との連携まで、幅広い医療を行っています。