小児青年がん・脳腫瘍センター
小児がん拠点病院 | 地域がん診療連携拠点病院 | ||||||||||
子どもサポートチーム、緩和ケアチーム(青年・成人) | |||||||||||
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長期フォローアップ外来 コーディネーターナースによるコーディネート |
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15歳未満は小児脳外科が、15歳以上は脳外科が担当します。
15歳以上では脳の機能をより温存するため覚醒下手術を行うこともあります。
トモセラピーは放射線のビームをからだの周り360°の方向から照射することで腫瘍をより的確に捉えることができるのと同時に、かつ正常な部分への被曝を減らすことが可能です。ガンマナイフ(脳外科が実施)は細いビームを頭の全方向から照射することで狙った部分の脳腫瘍を完全に破壊することができます。これらの最新機器を小児で実施できる施設は全国でも極めて限られています。
治療中も遅れないよう勉強を続けることが子どもにとって大切です。もと通っていた学校と連携しながら光陽特別支援学校の分教室(小学校と中学校が2教室ずつ)で勉強をします。登校できない場合はベッドサイド学習をします。就学前の子どもたちは保育士が成長を促します。
がんの治療には神経科や内分泌科など他の小児系診療科の協力が必須です。また、青年や若年成人では成人を担当する臨床腫瘍センターと協力して治療を行います。
大阪府内16カ所の国指定の地域がん診療連携拠点病院の一つであると同時に、全国で15施設ある国指定の小児がん拠点病院です。大阪府では双方の指定を有する唯一の病院です。