大阪市立総合医療センター,Osaka City General Hospital

TEL.06-6929-1221

TEL. 06-6929-1221

血液内科

大阪市立総合医療センター
 > 
ご来院の皆様へ
 > 
診療科・部門一覧
 > 
内科系診療科 > 血液内科

主な疾患と取組

 私たちが日頃、診察を行っている血液疾患は大きく分類すると悪性疾患(造血器悪性腫瘍)と良性疾患に分類されますが、経過中に造血器悪性腫瘍が発症する良性疾患もあります。悪性疾患として急性骨髄性白血病、急性リンパ性白血病、慢性骨髄性白血病、慢性リンパ性白血病、悪性リンパ腫(非ホジキンリンパ腫、ホジキンリンパ腫)、多発性骨髄腫、骨髄異形成症候群、良性疾患として特発性血小板減少性紫斑病、再生不良性貧血、自己免疫性溶血性貧血、ビタミンB12欠乏性貧血、葉酸欠乏性貧血、血友病等が挙げられます。また悪性疾患ではありませんが、経過中に白血病への移行も認められる疾患としては真性多血症、本態性血小板増多症、骨髄線維症などがあります。
 当科では造血器悪性腫瘍の診断、治療を中心に診療を行っております。新規抗がん剤の開発により治療法の選択の幅が広がり、造血器悪性腫瘍患者さんの予後は改善しております。当科においても新規薬剤の導入、また治療戦略の一つとして同種移植、自家移植を取り入れて、エビデンス(科学的根拠)に基づく積極的治療を行い、予後の改善を目指して参ります。

診療実績

1)外来患者数
2019年度の外来のべ患者数12,313名、外来初診患者数は243名でした。
2)入院患者数(病床47床、内、無菌室7室)
2019年度の新入院数は697名、1日平均入院患者数は41.5名(稼働率88.2%)、在院日数は19.8日でした。初回入院となった症例は317名であり、その内、多発性骨髄腫、骨髄異形成症候群が前年より増加しておりました。

疾患別新入院患者数(2020年8月20日)

年度 NHL ATLL MM HL AML ALL MDS CML CLL AA ITP ドナー
2020 40 5 14 1 8 1 4 1 1 1 1 28 1 106(201)
2019 105 3 33 2 19 13 19 6 4 5 18 86 4 317(697)
2018 109 1 23 6 37 10 16 10 2 6 18 55 6 299(810)
2017 114 6 25 5 29 15 20 6 6 5 14 79 10 334(757)
2016 132 3 23 9 21 12 22 10 5 6 16 52 9 319(663)
2015 101 4 38 2 19 9 18 3 5 5 9 39 5 257(545)
2014 118 7 25 5 23 7 18 9 4 5 8 15 6 250(509)
2013 84 6 29 3 18 6 20 3 4 4 8 19 14 215(533)
2012 118 3 34 4 17 4 29 4 6 3 11 11 5 249(503)

*略語は下記に記載・同一症例は含まず
*( )内はのべ症例数
*4月1日~翌年3月31日入院分
略語
NHL;non-Hodgkin lymphoma(非ホジキンリンパ腫),ATLL;adult T cell leukemia/lymphoma(成人T細胞白血病/リンパ腫),MM;multiple myeloma(多発性骨髄腫),HL;Hodgkin lymphoma(ホジキンリンパ腫),AML;acute myelocytic leukemia(急性骨髄性白血病),ALL;acute lymphocytic leukemia(急性リンパ性白血病),MDS;myelodysplastic syndrome(骨髄異形成症候群),CML;chronic myelocytic leukemia(慢性骨髄性白血病),CLL;chronic lymphocytic leukemia(慢性リンパ性白血病),ITP;idiopathic thrombocytic purpura(特発性血小板減少性紫斑病)

非ホジキンリンパ腫新患数(2020年8月20日)

 

非ホジキンリンパ腫(NHL)
分類 初発症例
B細胞/T細胞/その他
B細胞(低悪性度/中悪性度/高悪性度)
再発・難治症例
B細胞/T細胞/その他
B細胞(低悪性度/中悪性度/高悪性度)
2020 24
22/2/0
4/18/0
15
11/4/0
2/6/3
39
2019 79
 70/6/3
18/41/11
26
23/3/0
 10/10/3
105
2018 66
58/7/1
9/39/9
43
38/3/2
9/25/4
109
2017 75
69/5/1
17/47/5
39
34/3/2
16/16/2
114

*4月1日~翌年3月31日入院分

3)造血幹細胞移植数

2017年に血液内科は造血幹細胞移植施設として一般社団法人日本造血細胞移植学会より認定を受けております。
2019年度は移植数が前年よりも増加しました。同種移植が13名、その内訳は血縁者移植が2名、非血縁者骨髄移植が7名、さい帯血移植が4名でした。自家移植は悪性リンパ種、骨髄腫に対して13名施行しております。非血縁者ドナー8名から骨髄採取(6名)、末梢血幹細胞採取(2名)を施行いたしました。

造血幹細胞移植・骨髄採取(2020年7月31日)

年度 血縁者移植 非血縁者
骨髄移植
さい帯血移植 同種移植合計 自家移植 移植計 非血縁者
末梢血・骨髄採取
2020 0 3 1 4 2 6 1
2019 2 7 4 13 13 26 8
2018 1 3 1 5 10 15 7
2017 3 3 4 10 10 20 8
2016 0 6 0 6 11 17 5
2015 1 1 5 7 7 14 5
2014 2 5 4 11 11 22 7
2013 5 4 3 12 6 18 7
2012 0 4 0 4 8 12 2
2011 3 3 1 7 4 11 3

1月1日~12月31日分
非血縁者骨髄採取は小児血液腫瘍科と共同で実施。()は2科合わせた施行数。[]は末梢血幹細胞採取数 血縁者移植数=末梢血幹細胞移植数+骨髄移植数:()内は骨髄移植数 非血縁者移植数:()内は末梢血幹細胞移植

骨髄検査数(2020年8月20日)

2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年
366 414 511 561 537 594 597 586 567 193

*4月1日~翌年3月31日

PAGE TOP