大阪市立総合医療センター > ご来院の皆様へ > 診療科・部門一覧 > 診療支援部門 > 集中治療センター
当院のHCU(High Care Unit)は厚生労働大臣が定めるハイケアユニット入院医療管理料1の施設基準を満たしており12床で運営しています。
一般にHCUは各科が管理する形態(open HCU)ですが、当院のHCUは集中治療に関わる救命救急部、循環器内科、心臓血管外科、泌尿器科(腎移植の場合)が担当するsemi-closed HCUとして機能しています。
対象患者は集中治療室退室後で超急性期を脱したけれども多くのケアが必要な患者、一般病棟での管理が難しい重症患者、中等症の手術後の管理、緊急入院の患者です。
主に成人重症患者が入室しますが、小児患者も随時対応しています。治療としては人工呼吸管理、人工透析を中心とした全身管理が可能で、集中治療室から一般病棟への架け橋として機能しています。
そのためHCUの退室についてRapid Response Systemの観点より、病状が適切であるか評価を行った上で一般病棟への転棟を決定しています。
また、担当医師・看護師・理学療法士・医療相談員によるカンファレンスが行われており、治療の進行状況を複数の職種による意見交換を行うことで随時確認しています。
COPYRIGHT © 地方独立行政法人 大阪市民病院機構. ALL RIGHT RESERVED.