大阪市立総合医療センター,Osaka City General Hospital

TEL.06-6929-1221

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ホスピタルプレイ・保育|医療技術部

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組織

組織(スタッフ数:9名)
各部の紹介
保育士

ホスピタル・プレイ

・子どもにとっての病院は、安心できる家から離れ、見慣れない環境での様々な処置や治療など、不安やストレスを大きく受けます。そんな中にも、保育士、ホスピタル・プレイプレイスペシャリストは遊びを通して、不安、ストレスの緩和を図り、子どもができるだけ安心できる環境を整える役割をもちます。

・小児医療センターにおいて、ホスピタル・プレイスペシャリスト(英国Healthcare Play Specialist)が活動を行っています。

現在は、スタッフ1名の為、対応させて頂くことに限りがありますが、病棟、外来などにおいて多職種と協力しながら子どもに優しい環境づくりに取り組んています。

ホスピタル・プレイスペシャリスト(英国Healthcare Play Specialist)とは?

・ホスピタル・プレイ・スペシャリスト(以下HPS)は英国の国家資格で、病院のみならず幅広くヘルスケア現場において子どもと家族の心理社会的支援を行う専門職です。

・子どもにとって受け身の経験が多くなりがちな環境において、遊びや様々な活動を通して子どもが本来もつ力を発揮し、自信を取り戻し、治療や処置などの困難なことにも乗り越えていくことができるように、医師、看護師など多職種と協力しながら子どもや家族をサポートします。

業務内容

院内横断的に活動を行い、子どもとその家族が主体的に治療に取り組めるよう、遊びや様々な活動を通した精神的・身体的苦痛の緩和を図れるようなサポートを行っています。

活動の目的

  1. 治療・処置・検査・手術に関する不安とストレスの緩和
  2. 入院生活に対するストレスの緩和
  3. 治療意欲の向上
  4. きょうだい・家族支援

 

主な活動

治癒的遊び

・遊びは子どもにとってとても大切で、特に病院においては見慣れない環境の中にも日常性をつくり、ストレス発散、心の安定、不安の軽減につながります。HPSは子どものニーズに応じて自由な遊びや様々な活動を促しながら、成長発達の促進、ストレスの緩和、自分らしく過ごせる時間や空間を大切にできるよう支援しています。また、治療等に伴う感情表出を促したり、実際の医療器具を用いての遊びなども行えるようサポートしています。

プレパレーション・ディストラクション(処置前・中、検査中のサポート)

・検査や処置等について、子どもの発達段階やニーズにあわせてわかりやすく伝え、事前の心の準備をサポートし対処方法を一緒に考えることで、子どもの不安の軽減を図り、主体的に臨むことができるようサポートします。放射線検査、放射線治療、手術室など実際に体験することを写真入りの本を見て話をしたり、事前に見学したりリハーサルすることで子ども自身のコーピング方法を見つけ、実践できるようサポートする場合もあります。

放射線治療について(取り組み)

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