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・子どもにとっての病院は、安心できる家から離れ、見慣れない環境での様々な処置や治療など、不安やストレスを大きく受けます。そんな中にも、保育士、ホスピタル・プレイプレイスペシャリストは遊びを通して、不安、ストレスの緩和を図り、子どもができるだけ安心できる環境を整える役割をもちます。
・小児医療センターにおいて、ホスピタル・プレイスペシャリスト(英国Healthcare Play Specialist)が活動を行っています。
現在は、スタッフ1名の為、対応させて頂くことに限りがありますが、病棟、外来などにおいて多職種と協力しながら子どもに優しい環境づくりに取り組んています。
・ホスピタル・プレイ・スペシャリスト(以下HPS)は英国の国家資格で、病院のみならず幅広くヘルスケア現場において子どもと家族の心理社会的支援を行う専門職です。
・子どもにとって受け身の経験が多くなりがちな環境において、遊びや様々な活動を通して子どもが本来もつ力を発揮し、自信を取り戻し、治療や処置などの困難なことにも乗り越えていくことができるように、医師、看護師など多職種と協力しながら子どもや家族をサポートします。
業務内容
院内横断的に活動を行い、子どもとその家族が主体的に治療に取り組めるよう、遊びや様々な活動を通した精神的・身体的苦痛の緩和を図れるようなサポートを行っています。
活動の目的
プレパレーション・ディストラクション(処置前・中、検査中のサポート)
・検査や処置等について、子どもの発達段階やニーズにあわせてわかりやすく伝え、事前の心の準備をサポートし対処方法を一緒に考えることで、子どもの不安の軽減を図り、主体的に臨むことができるようサポートします。放射線検査、放射線治療、手術室など実際に体験することを写真入りの本を見て話をしたり、事前に見学したりリハーサルすることで子ども自身のコーピング方法を見つけ、実践できるようサポートする場合もあります。
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