大阪市立総合医療センター,Osaka City General Hospital

TEL.06-6929-1221

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中央放射線部

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各検査の紹介

単純X線検査(一般撮影)

いわゆるレントゲン検査(レントゲン写真)と呼ばれるものです

体の撮影したい部位にX線を照射し、体を透過したX線を画像に変換することで肉眼的に体の異常を見つけることができます。

胸部・腹部の画像は心臓や肺、腸などの臓器の状態の観察に役立ちます。骨の画像は骨折や骨腫瘍などの有無、関節炎やリウマチ疾患などの診断に有用です。

以前はフィルムを現像していたので画像がみられるようになるまで時間がかかっていましたが、現在ではデジィタル化によってすぐに撮影した画像を確認できるようになり検査時間が短縮されています。(下図の頭部画像は立体視(ステレオグラム)できます)

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骨塩定量 bone mineral analysis

骨塩定量検査は骨を構成するカルシウムなどの密度(骨量)を測定する検査です。骨量が低下すると骨がもろくなり骨折しやすくなります。当院では骨塩定量検査のなかでも測定精度の高いDEXA法による検査をおこなっており、腰椎・大腿骨頚部・前腕・全身骨の骨密度測定が可能です。

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乳房撮影 mammography

マンモグラフィとは乳房専用のレントゲン検査です。マンモグラフィは早期乳がんのサインである石灰化の描出に優れています。

当センターは日本乳がん検診精度管理中央機構の定める「マンモグラフィ検診施設画像認定」を取得し、撮影は撮影技術講習を受講した女性認定技師(a mammogram technician is trained to perform mammograms.)が担当しています。

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マンモグラフィ検診精度管理中央委員会のマンモグラフィ検診施設画像認定

当センターではマンモグラフィ検診精度管理中央委員会(精中委)に決められた管理を行っており、施設画像評価において最上位の A評価の認定を受けています。
撮影を担当する技師は(精中委)による撮影技術講習を受講しており、早期乳がんの発見に努めています。

 

2022年10月1日取得
2025年9月30日 まで

 

X線TV検査

 

X線TV検査とは連続的にX線を出すことで、身体の動きをTVモニターでリアルタイムに観察しながら行う検査です。検査内容は多岐にわたり、消化器外科や泌尿器科など様々な診療科で使用されています。

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血管撮影

血管撮影検査はアンギオともよばれ細い管(カテーテル)を使用して血管等に関する疾患を調べます。当センターでは頭部・心臓・腹部・不整脈検査それぞれに専用の血管撮影装置を有し、より高度な診断・治療が迅速に対応可能となっています。また、放射線被ばくが避けられない検査ですが、日本血管撮影・インターベンション専門認定を取得者した診療放射線技師が中心となり、安全に検査を施行できるよう線量の最適化・被ばく低減に努めています。

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CT検査

コンピューター断層撮影(Computed TomographyCT)を用いた検査は、身体を輪切りにした様な断面画像を撮影し診断する検査です。狭い幅のX線を身体の周囲から照射し、透過してきたX線の強さをコンピューターで計算することで、身体の断面画像を表示します。通常のX線検査と違い、他の臓器との重なりが問題になることがありません。また、検査時間が短いため外傷等の緊急時にも速やかに対応できるという特徴があります。

当センターでは、放射線診断部門で3台、放射線治療部門で1台、救急部門で1台の計5台のCT装置を導入しており、各部門で活用しています。

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MRI
MRI

MRI検査(MRIMagneticResonanceImaging:磁気共鳴画像)

MRI検査は強力な磁石でできた筒の中に入り、磁気の力を利用して臓器や血管を様々な角度で撮影する検査です。

他の放射線科検査と違い放射線を用いないので被ばくの心配はありませんが、検査時間が長いという欠点もあります。

脳、脊椎、四肢や子宮、卵巣、前立腺等の骨盤腔内に生じた病気の早期発見・診断にMRI検査は有効とされています。

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核医学(RI)検査

 

核医学検査とは、微量の放射線を出す放射性医薬品を注射などにより体内に投与し、その薬の動きや分布を体外から専用のカメラ(ガンマカメラ)で撮像する検査です。CTスキャンやMRI検査と同様に形態的な情報を得ることも可能でありますが、核医学検査の一番の利点は血流や代謝などの定量化による機能評価が可能である点です。つまり、病気の原因となる臓器の形態的な異常が現れる前の診断が可能であり、早期発見につながります。また、診断だけではなく様々な病気の治療に応用される放射性医薬品もあります。

当センターの核医学検査部門には日本核医学会専門医をはじめ、専門的な知識や技術を有する診療放射線技師・看護師が配置されており、それぞれのスタッフが協力して日々の診療業務を行っています。

検査装置はガンマカメラを2台保有し年間約1500件の様々な検査を行っており、一般的な検査は勿論のこと緊急検査や小児の眠剤を使った検査にも数多く対応しているのが特色であります。また、2021年3月から新たに「Symbia Intevo Bold」というSPECT/CT装置が導入されました。この装置はガンマカメラとCT装置が一体化されており、核医学検査とCT検査を同時に撮影することが出来ます。核医学検査の代謝画像とCT検査の形態画像を融合することでより診断能の高い画像を提供することが可能となりました。放射性医薬品内用療法に関しては、「放射性ヨード(131I)による甲状腺機能亢進症の治療」、「放射性ヨード(131I)による残存甲状腺破壊(アブレーション)」、および「塩化ラジウム(223Ra)による骨転移のある去勢抵抗性前立腺がんの治療」を行っています。

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放射線治療
    • 当院は、「地域がん診療連携拠点病院」「小児がん拠点病院」として地域医療貢献を目指しています。放射線治療部門には放射線治療専門医をはじめ、医学物理士、放射線治療専門放射線技師、がん放射線療法看護認定看護師など様々な資格を有するスタッフが勤務しています。様々な治療装置を保有しており、根治的治療から緩和治療まで幅広い放射線治療に対応しています。

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