大阪市立総合医療センター,Osaka City General Hospital

TEL.06-6929-1221

TEL. 06-6929-1221

感染症内科

大阪市立総合医療センター
 > 
ご来院の皆様へ
 > 
診療科・部門一覧
 > 
内科系診療科 > 感染症内科

科の特色

一般感染症診療

 感染症内科では、細菌・ウイルス・真菌・寄生虫など、あらゆる病原微生物による感染症を扱っています。月曜日から金曜日まで、毎日外来診療を行っております。感染症の専用病棟を有しておりますので、随時入院治療を行える体制となっています。原則として成人患者さんを対象としていますが、小児患者さんについては小児救急・感染症内科と連携して診療にあたっています。救命救急センターや集中治療部とも連携し、敗血症性ショックなど、重症感染症の診療も行っております。
 検査については、中央臨床検査部の協力により、培養など一般的な微生物検査に加え、細菌・ウイルスなどの遺伝子検査、質量分析装置も導入し、質の高い病原体診断に努めています。大阪健康安全基盤研究所などの公的な研究機関や大学の研究室とも連携し、希少な感染症の特殊な検査も実施できる体制を構築しています。
 治療については、チームで協議して適切な薬剤を選択し、効率よく治療しつつ薬剤耐性を産み出さない治療を心がけています。熱帯病治療薬研究班の班員にもなっており、輸入感染症や寄生虫などの国内未承認の薬剤の入手も可能です。
 当科では、多職種(医師、看護師、薬剤師、医療ソーシャルワーカー、公認心理士、栄養士、事務職員)によるチーム医療にも取り組んでいます。感染症の中には、HIV感染症/エイズのように患者さんの心理面に配慮が必要なものもあり、疾患の治療だけでなく全人的アプローチを心がけています。
 また、感染症には日本以外の国で感染し、潜伏期間を経て日本滞在中に発症するものもあります。海外から帰国後の発熱、下痢、皮疹などの患者さんの診療にも幅広く対応しております。訪日外国人や日本で暮らす外国籍住民の方々も幅広く受け入れています。まずは私たちにご相談ください。

渡航者・ワクチン外来

 渡航者・ワクチン外来では、これから海外渡航される方のために黄熱ワクチンを含む一般的なトラベラーズワクチンの接種を行っています。また、海外渡航に必要な検診、診断書作成、マラリア予防薬や高山病予防薬等の処方等も行っています。

PAGE TOP