新・ASUISHI 最高質安全責任者(CQSO)とは

名古屋大学では2014~2018年度にかけ、トヨタ自動車とタイアップし、文部科学省支援事業の一環として「明日の医療の質向上をリードする医師養成プログラム」通称ASUISHIプロジェクトを実施され、これをさらに発展させて、2019年度より厚生労働省の支援の下に最高質安全責任者(CQSO)プロジェクトを開催されています。

最高質安全責任者(CQSO)プロジェクトとは

「医療には、様々なリスクが潜在しています。特に、医療業務のエラーによって、患者に新たな疾病を発生させてしまうリスクは大きな脅威であり、医療の信頼を損ね、不要な医療費の原因にもなります。医療現場のリスクを減らし、患者の安全を確保するには、次の2つの能力を有する医療人材の育成と支援が不可欠です。」とされ、150時間の研修を実施し養成されています。

  1. 透明 性、客観性、高い倫理性をもって、患者中心の観点で、困難な課題に正面から 取り組むことのできる、勇気ある医療人
  2. 目標を達成するための指標を考え出し、科学的に戦略を構築でき、そのプロセスを周囲に納得させ、実践させられる医療人

当センター医療安全管理部では、CQSO養成カリキュラムを修了した医師を配置しています。

詳しくは、名古屋大学医学部附属病院・最高質安全責任者(CQSO)プロジェクト(リンク)を参照ください。