小児不整脈科
不整脈アブレーション治療専用のカテーテル検査室について
操作室に取り付けられたモニターです。4本の支柱にとりつけたアームでモニターが固定されており、モニターの位置や角度は自由にかえられます。
操作室のモニターは、16種類の入力を16個のモニターに自由に出力できる、16 x 16 マトリックススイッチャーを導入して制御しています。
術者と機器の操作者との意思疎通をスムーズに行うため、デジタルインカムが装備されました。
こちらはカテーテル検査室内の大型モニターです。56インチラージモニター + 24インチモニターを右に2枚つけてもらいました。操作室にカメラを付けて、術者にみえるようになっています。
スティミュレータを操作しているのがみえて、チームの意思疎通にとても効果的、かつ快適です。デジタルインカムも6台設置して、小さな声で6人が同時に会話可能,コミュニケーションも万全です。
操作室のスタッフの声もとてもよく聞こえます。声を張り上げることがなくなり、長時間のsessionでも、のどが楽になりました。
カテ室内のモニターのサイズは56インチ、表示するコンテンツのレイアウトや大きさは自由に変更可能です。
右には24インチのモニターを追加で2枚つけてもらいました。
この画面は、CARTO 3D map用の画面構成。3D画面と電位の画面が目の前に広がって、とても快適です。
表示するレイアウトは手元の操作パネルでワンタッチで変更できます。
操作室のモニターは柱からの支柱で固定されており、配置やモニターの向きを自由に変更できます。
電気刺激装置、laboの操作、CARTO3の操作、ジェネレータの操作まで、一人で行うことも可能です。
右に三つ並んでいるのは、「見学者用」のモニターです。医療従事者の見学希望者がおられましたら、御連絡下さい。
お問い合わせメールアドレス:heart_rhythm@me.com
CARTO SOUND system について
「CARTO SOUND」システムは、心臓を3次元的に表示して不整脈の診断を飛躍的に向上させたCARTOシステムにエコー画像を組み合わせるシステムです。
これまでは透視装置や立体構築された画像を見ながら、しかしカテーテルの先端の位置については、あくまでも頭の中で予測して操作をしていました。CARTO SOUNDシステムでは、CARTOシステムの3次元画像とリアルタイムのエコー画像を同時に組み合わせて表示することにより、カテーテル先端の位置を透視よりも正確に把握し、治療を行うことが可能となりました。
アブレーションカテーテルの先端がエコーのリアルタイム動画映像に重ね合わせて描出され、通電した場所に印を付けながら通電していくことが可能となり、被曝時間の大幅な減少、手技時間の短縮、治療精度の向上、安全性の向上が期待されます。