大阪市立総合医療センター,Osaka City General Hospital

TEL.06-6929-1221

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災害医療

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令和5年度災害訓練の実施

令和5年10月20日(金)に、南海トラフ沖にて地震が発生し、大阪市域にも甚大な被害が発生したという想定で、地震時の医療活動訓練を実施しました。
発災とともに、院内に病院長を本部長とした災害対策本部を立ち上げ、院内の被害状況の把握、患者受入、職員状況の把握など、経過毎に発生する細かなシナリオに対応し、実災害時の作業や動線の確認を行いました。

トリアージエリア・診療部門では発災後、負傷した患者さんが次々来院されると想定し、災害傷病者追跡システムを使用しながら実際に模擬患者を用いてトリアージ訓練を行いました。
また院外機関とも連携し、十三市民病院、区役所、消防と合同で訓練を実施しました。

今回の災害訓練では災害対策本部を中心に新たな情報伝達システムを導入し、院内における情報共有の円滑化に取り組みました。今後、如何なる非常時においても正確な情報を迅速に共有できるよう研鑽を重ねてまいります。

今後も大阪府地域災害拠点病院として、実際の災害が発生した時、被害を可能な限り最小にし、医療活動を行っていけるよう、訓練を重ね対応能力の向上に努めてまいります。

災害対策本部

 

【災害対策本部】院内の意思決定を行う

災害対策本部では病院長はじめ院内の各部門長が集合し、災害時院内  の重要事項について意思決定を行う。

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【トリアージエリア】災害傷病者のトリアージを行う

トリアージエリアでは、発災後、傷病者に対する迅速なトリアージを行い、診療部門へ引き継ぐ。

軽傷エリア

 

【診療エリア】トリアージが行われた患者は赤、黄、緑に色分けされる。色分けされた患者は各該当カラーのエリアで治療を受ける。

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