大阪市立総合医療センター > 大阪市立総合医療センターについて > QI活動報告
当院TQMセンターでは、2017年度より院内各部門が日々取り組んでいる医療の質改善への取り組みQuality Indicator (QI)を、“見える化”して応援する取り組みを行っており、その一部をQI reviewとして冊子を刊行、病院ホームページに掲載致しております。
当院では42部門・チームが140以上のQI指標を軸として医療の質改善活動に取り組んでおりますが、2020年度からは新型コロナウイルス感染症の影響で、今年度も多くの制約がありました。当院は大阪市内唯一の感染症指定医療機関として、新型コロナウイルス感染症患者を数多く受け入れてまいりましたが、各部門からも応援が必要となり、また感染予防の観点から、QI活動に通常とは異なる対応が必要となりました。そして、より少ない人員、さまざまな制約下においても、医療の質を担保すべく、各部門・チームが様々な工夫をして、活動を継続してまいりました。
今回は23部門、36指標をご紹介するとともに、その他の指標についての概要も、折込みの別紙に掲載することに致しました。さらに、新型コロナウイルス感染症がQI活動に与えた影響や、医療の質確保のために各部門で行った対策などについても、昨年度に引き続きご紹介しております。
より効率的で職員の負担軽減につながるような新しい取り組みもみられますので、ご参考にしていただけましたら幸いです。
最後になりましたが、QI reviewの作成に向けてご尽力いただきました各部門のクオリティマネージャー、TQM委員、TQMセンター事務局の方々、そしてなにより、医療の質を保ちながら、地道にQI活動に取り組んでいる職員の皆様に深謝致します。
TQMセンターでは、今後も継続的に各部門・チームの医療の質改善活動を支援してまいります。
大阪市立総合医療センター TQMセンター長 金沢景繁
*TQMとは病院という組織全体(Total)で、医療の質(Quality)改善に関する取り組みを継続的に向上させていく(Management)活動です。
TQMセンター長 金沢 景繁
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