大阪市立総合医療センター,Osaka City General Hospital

TEL.06-6929-1221

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緩和ケアセンター

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緩和ケアとは

緩和ケアとは、がん患者さんの痛みや不安をやわらげ、自分らしい生活を送れるようにするためのケアです。

WHO(世界保健機関)の緩和ケアの定義には「生命を脅かす疾患による問題に直面している患者とその家族に対して、疾患の早期より痛み、身体的問題、心理社会的問題、スピリチュアルな問題に関して、きちんとした評価を行ない、それが障害とならないように予防したり、対処することで、クオリティ・オブ・ライフ(生活の質)を改善するためのアプローチ」とあります。
緩和ケアについて考えることは、早すぎることはありません。
不安や苦痛を一人で抱えず、スタッフへ相談して下さい。

緩和ケアセンター

当センターは、がんと診断された患者さんとそのご家族が、適切な治療とケアを受けて自分らしく暮らしていけることを目指して、2015年4月、緩和ケアセンターを設立しました。
緩和ケアセンターは、地域医療機関とともに緩和ケアを提供する複数の体制を統括する組織です。子どもから大人まで、病院でも、住み慣れた地域でも「緩和ケア」を提供し、皆さまが孤立することなく安心して治療に取り組みながら暮らしていけるよう様々な体制を用意しています。

さらに、2018年度よりAYA世代病棟の開設に伴い、小児とAYA世代(※)にも対応する細やかな緩和ケアを展開しています。

※AYA世代:思春期・若年性世代(adolescent and young adultの略)

子どもサポートチームについて

 

緩和ケアセンターの理念

緩和ケアセンターの理念

緩和ケアセンターの構成

緩和ケアセンター構成図

 

 

緩和ケアセンターの主な業務

①緩和ケアチーム
②AYAサポートチーム
③緩和ケア外来(地域との連携での共同訪問や緊急往診も含む)
④病棟回診
⑤身体とこころ、生活のつらさに関する問診(苦痛のスクリーニング)
⑥看護カウンセリング
⑦がんサロン(がん相談支援センターと共催)
⑧緩和ケア関連研修開催
⑨緩和ケア病棟

①緩和ケアチーム

「痛くて動けない」「便秘で困っている」「不安で眠れない」などの症状に対して適切なケアを受けると、生活の質は大きく改善され、自分らしさを保つことができます。
治療による食欲や体力の低下を最小限にするには、適切な食事・適切な運動・質の高い睡眠が大切です。
緩和ケアチームは、そのようなご相談に応じています。

②AYAサポートチーム

当センターでは、年間約100名のAYA世代(15~39歳)のがん患者さんが治療を受けています。
AYA世代は、就学・就職・結婚・妊娠・子育てなど多彩な発達過程を経ながら、家族や社会の中でアイデンティティを形成する年代です。
その特徴を理解し、病気とともに生きる患者さんを支援するため、多職種で構成されたAYAサポートチームが活動しています。

③緩和ケア外来

主治医の紹介があれば、緩和ケア外来の診察を受けることができます。
月曜日~金曜日の10時30分~16時30分(医師交代制)に緩和医療科の専門医と看護師によって行われる外来です。
身体のつらい症状はもちろん、療養上の困りごとも共に考え、日々の療養が過ごしやすくできるようにサポートします。

④病棟回診

一般病棟に入院している場合でも、がんの治療を受けながら緩和ケアを受けられるシステムです。痛みなど身体的につらい症状や精神的ケアを必要としている方に対して、緩和医療科の専門医・看護師が回診し、必要な処方を行います。希望される方は、医師・病棟看護師にご相談ください。

⑤身体とこころ、生活のつらさに関する問診(苦痛のスクリーニング)

当センターでは、がんおよび心不全と診断された方を対象に、身体とこころ、生活のつらさについて、定期的に問診をさせていただいてます。身体的症状・精神的症状・社会的な問題等について現在つらく感じているかどうか、その内容についてお聞かせいただき、必要に応じて専門家がサポートします。入院、外来を通じておよそ2~4ヶ月に1度実施しています。外来診察時、また入院中に問診票をお渡ししますので、可能な範囲でご回答ください。

身体とこころ、生活のつらさに関する問診票

 

苦痛のスクリーニング説明

 

 

⑥看護カウンセリング

外来通院中のがん患者さんとそのご家族を対象に病状、治療方針の説明時に緩和ケアチームの看護師が同席させていただき医師の説明後の精神的ケアや情報の整理、アドバイスをさせていただくものです。あるいは、不安や症状へのつらさ、療養上の困りごとなどにも対応します。看護カウンセリングは、医師からの依頼が必要です。ご希望の方は主治医にご相談ください。

◎カウンセリングでは・・・
「がん」と診断を受けた時、「本当にがんなの?」「どうして私が・・・?」「治療法はある?」など、誰もが動揺し、様々な 気がかりが生じます。こんな時、緩和ケアチームの看護師が診察の場に同席したり、診察や検査の後、静かな環境で、あなたと あなたのご家族のお気持ちをしっかりとお聴きし、気がかりが少しでも軽くなるよう寄り添い支えます。
そして、あなたとご家族が納得して治療を決めていけるように支援します。

⑦がんサロン

がん患者さんとそのご家族が気軽に立ち寄り、お互いの体験を語り合ったり、悩みを共有できる場、資料等で情報を得る場として「がんサロン」を開催しています。
サロンの中で、イベントや体験教室を同時開催している日もありますので、気軽にお立ち寄りください。
がんサロンの詳細

⑧緩和ケア関連研修会開催

令和元年度 緩和ケア地域連携カンファレンス

日 時 令和元年11月23日(土) 午後2時から午後5時
場 所 大阪市立総合医療センター さくらホール
対 象 がん患者さんにかかわる仕事をされている方
(医療・介護・医療福祉・医療福祉機器メーカー関係者等)
テーマ 緩和ケアは地域が主役!
みんなでつくろう、病院と地域の垣根のない文化
ご案内申込用紙

 

⑨緩和ケア病棟

当センターで治療を受けられた患者さんで、入棟面談を経た方は、いつでも緩和ケア病棟に入院できます。
患者さんの意志を尊重し、身体や心の苦痛の緩和を最優先に考え、ご家族とともに大切な時間を過ごせるよう環境を整えています。

緩和ケア病棟は全室個室の病棟です。
専門のスタッフが身体やこころのつらさをできるだけ和らげる治療とケアを提供する病棟です。症状を和らげて退院することも可能です。

 

 

緩和ケアチームのメンバーと依頼方法

緩和ケアチームは、多職種で協力して緩和ケアを提供します。

緩和ケアチームの主な構成図

 

緩和ケアチームの依頼方法

緩和ケアを受けたいと思われたとき、以下の方法で受けることができます。

  • 主治医に直接申し出る
  • 「身体とこころ、生活のつらさに関する問診票」の「専門家に相談を希望する」欄に「はい」と回答する

緩和ケアについて、詳しくお知りになりたい場合はがん相談支援センターまでお問い合わせください。

がん相談支援センターについて

がん患者さんとそのご家族の治療上の不安や悩みに対応するため「がん相談支援センター」を設置しています。専門のがん相談員(看護師)や医療ソーシャルワーカーが相談者の立場にたって一緒に考え、よい方法を見つけるお手伝いをします。
がん相談支援センター(TEL:06-6929-3632)までご相談下さい。

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