大阪市立総合医療センター,Osaka City General Hospital

TEL.06-6929-1221

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ブレストセンター

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ごあいさつ

一人一人に、ベストなサポートを

乳がんは女性がもっともかかりやすいがんとされています。わが国でも年々増加傾向にあり、年間約94,500人の方が新たに乳がんになっています(2018年がん統計)。乳がんの診断と治療は日々進歩を続けており、5年前と比べても新たに開発された薬の種類は増え、選択できる治療の幅は広がっています。また、手術治療に関しても2013年よりインプラントを用いた乳房再建術が健康保険で行えるようになり、がんの切除のみを主とした手術から整容性も大切にした手術が行えるようになっています。放射線治療機器も改良され、治療期間の短縮が可能となり、遺伝子診断技術の普及により家族性乳癌(遺伝性乳がん卵巣がん症候群)への対応や、遺伝子診断に基づいた治療選択も行われるようになっています。このように乳がんの診断治療においては、今後益々専門的な知識や技術が必要となってきます。そのなかで、患者さんひとりひとりに考えられるベストな治療法を選択し、実践して行くには、これまで以上に各診療科の連携が必要になると考えられます。

我々は診療において、単に乳がんの治療をしたらいいのではなく、それぞれの患者さんの社会的、経済的および精神的な状況も考え、サポートすることが大切であると考えています。その実践は医師、看護師の努力だけでは難しく、多職種との協力が必要となります。我々は院内のスタッフの力を集結し、より良い治療を行うために2015年にブレストセンターを設立いたしました。ひとの価値観は一律同様ではありません。でも、「心配しないで。とりあえずここへたどり着ければ、何とかなる。全てが揃っている。」と感じてもらえるようなブレストセンターを目指しています。

 

ブレストセンターの活動報告

ブレストセンターでは、乳腺外科、腫瘍内科、放射線診断科および放射線腫瘍科、形成外科、病理部、乳癌診療専門看護師、緩和ケア科、MSWに加え、必要に応じて各専門分野のエキスパートが集まってカンファレンスを行い、乳癌の診断からより良い治療を議論し、各々の患者さんの診療に対応しています。
また、職種間で情報を共有するための検討会も行っています。(表:ブレストセンター カンファレンス内容


カンファレンス風景


診断チーム


治療チーム


BCモーニングカンファ

お問い合わせ

地域医療機関の方へ

ブレストセンター各診療科への受診、お問い合わせ・ご予約は地域医療連携室(TEL:06-6929-3643)へお願いいたします。
なお、ご予約による受診は概ね1週間以内に可能です。
また、乳がんの診断で手術が必要な場合には、診断から約3週間で手術となります(ただし、乳房再建術を併用する場合には、形成外科との調整が必要となりますのでその限りではありません)。

患者さんへ

患者さん自身からのご相談・お問い合わせは、総合医療相談窓口(TEL:06-6929-1221(代表))へお願いします。

セカンドオピニオンの手続きに関しても、セカンドオピニオン担当(TEL:06-6929-1221(代表))にてお問い合わせください。

各部門紹介

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ブレストセンター 各科・部署

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