肝胆膵外科
科の特色
肝胆膵外科では、肝臓、胆道(胆嚢、胆管)、膵臓、そして近接する十二指腸、脾臓にかかわる外科的疾患を診療しています。
肝胆膵外科での年間手術件数は約300件で、肝胆膵領域の癌に対する手術が多数を占めており、地域がん診療連携拠点病院に指定されています。また、高難度肝胆膵手術の実績があることから、日本肝胆膵外科学会 高度技能医修練施設の認定を受けています。
肝胆膵外科領域の癌は予後が厳しく、手術の難易度も高いとされていますが、当院では肝胆膵外科学会の高度技能指導医・専門医が計4名在籍し、高難度手術を安全に実施できる体制となっており、根治性と安全性を大切にして手術を行っています。
特に癌の治療は、消化器内科、肝臓内科、放射線科、腫瘍内科、緩和ケア科など多数の専門医と協力して行い、総合力を活かして、個々の患者さんにあった至適な治療を提供させて頂いております。
また、腹腔鏡手術などの低侵襲手術も積極的に行っており、より早期に社会復帰して頂けるよう努めています。
診療方針
基本方針
- 病院の基本理念に則り、質の高い、安全でheartfulな医療を提供します
- 高い知識・技能を持つ医療人を教育・育成します
- High volume centerとしての社会への貢献を図ります
行動目標
- 全人的医療の実践
- 医療事故ゼロ
- 術後合併症発現の軽減
- 在院日数の短縮
- 高度医療技術の実施
- 癌拠点病院としての責務の遂行
- 麻酔科、消化器内科、肝臓内科、放射線科、臨床腫瘍科、緩和医療科、病理部、栄養部など他職種との密接な連携