総合診療内科

科の特色

総合診療内科は、それまでの総合診療科と初期急病診療日を統合してそれらの機能を引き継ぐ形で設立されました。

内科総合診療(旧 総合診療科)

総合医療センター開院以来、総合内科は、内科の総合的な診療と同時に血液疾患、代謝・内分泌疾患、腎・高血圧疾患などの専門診療も行ってきました。その後、血液内科、糖尿病内科、内分泌内科、腎臓・高血圧内科がそれぞれ独立したため、2006年度からは、単独の臓器別診療科では対応できない疾患や、対応すべき診療科を特定できない症例を対象とする新たな総合診療科として再スタートしました。さらに2016年度からはひとつの臓器別診療科だけでは対応できないリウマチ・膠原病類縁疾患を対象とするリウマチ科としてリウマチセンターの一翼を担うことになりました。今年度からは総合診療内科と称するようになりましたが、これまで通りの診療体制をとっております。

総合診療内科は、自科のカンファレンスの他に、感染症センターをはじめ、内科系診療科、整形リウマチ外科、放射線科等の専門診療科とともに定期的なカンファレンスを行い、内科学会、リウマチ学会、内分泌学会、病院総合診療医学会などの専門学会に参加し、臨床研究や症例報告を積極的に行って、診療レベルの維持・向上を図っています。

外来は、総合診の外来として毎日午前の2つの診察ブースで、またリウマチ外来を月・水・木曜日に入院された膠原病患者様の退院後のフォローアップを行う膠原病専門外来を月曜日に行っています。総合診療内科の各医師は、それぞれ内科系サブスペシャリティの専門医でもありますので、各々が専門診療も行っています。

内科二次救急(旧 初期急病診療部)

スタッフはsubspecialityの異なる内科系の医師で構成され、地域医療機関との連携を強化し、急変時など当院診療患者さんを主な対象とする安心の保全を目的とした内科系救急患者さんの初期対応およびトリアージを行います。