大阪市立総合医療センター,Osaka City General Hospital

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循環器センター

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ごあいさつ

成子隆彦写真

人口の高齢化とともに狭心症や急性心筋梗塞などの虚血性心疾患、心不全そして弁膜症では大動脈狭窄症の患者さんか増えています。当センターでは、車の両輪である循環器内科と心臓血管外科が「ハートチーム」を形成し緊密に連携しながら患者さんにもっとも最良な医療を提供することを心掛けています。

 

循環器内科では、心臓超音波検査、冠動脈CT、運動負荷心筋シンチなどの非侵襲的検査を積極的に行い、それに基づいて適切な薬物療法と共に、冠動脈病変のカテーテル治療のみならず末梢動脈や腎動脈の狭窄に対するカテーテル治療も多く行っています。不整脈治療については、2015年11月から開始した発作性心房細動に対し、心筋冷凍焼灼術 (クライオアブレーション)を開始、各種ペースメーカの植え込み、植え込み型除細動治療も積極的に行っています。さらに、近年、増加している心不全患者については、2017年6月からは、「大阪心不全地域医療連携の会」を発足し、循環器内科医,慢性期治療を行うプライマリケア医,訪問看護師、薬剤師や栄養士、ケアマネジャー、ヘルパーらが協力し地域全体で包括的に治療を行っていく体制が出来つつあります。

 

心臓血管外科においては、冠動脈パイパス術、僧帽弁や大動脈弁などの弁膜症に対する弁形成術、弁置換術はもちろんのこと、新しい術式の開発、大動脈瘤に対するステントグラフト内挿術にも積極的に取り組んでいます。

 

循環器センターでは、2016年4月からの重症大動脈弁狭窄症の治療法である経カテーテル的大動脈弁置換術 (Transcatheter Aortic Valve Implantation: TAVI) を開始し、大きな合併症なく施行しています。さらに、近年増加している急性大動脈疾患の治療に、循環器内科、心臓血管外科、救急救命センターが連携する大動脈センターを設立し、迅速に受け入れる体制を取っています。

 

循環器センター長 成子 隆彦

HEART NEWS(ハートニュース)

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