QI活動報告
冊子刊行にあたって
当院TQMセンターでは、2017年度より院内各部門が日々取り組んでいる医療の質カイゼンへの取り組み
【Quality Indicator(QI)】を‘’見える化‘’する取り組みを行っており、その一部をQI Reviewとして
冊子を刊行、病院ホームページに掲載しております。
当院では、43部門がQI活動に参加していただいており、指標数は139となります。今回は、22部門、
47指標の活動をご紹介いたします。
本年度、当院は病院機能評価を受けました。その中でQI Reviewについての報告をさせていただき、
大変良い取り組みですとの評価をいただきましたが、一方、QI Reviewに診療の質に関わる指標が少ない
という指摘や全国的な指標との隔たりのご指摘もいただきました。今後の課題として指標の項目等の見直し、
来年度以降に向けてさらにより良いQI Review の刊行を目指してTQM委員会で協議していくつもりです。
来年度以降にも期待していただければ幸いです。
最後になりましたが、QI Reviewの作成に向けてご尽力いただきました各部門のクオリティマネージャー、
TQM委員、TQMセンター事務局の皆様、そしてなにより、医療の質を保ちながら、地道にQI活動に取り組んでいる職員の皆様に感謝いたします。
TQMセンターは今後も継続的に各部門のQI活動を支援してまいります。
大阪市立総合医療センター TQMセンター長 松浦 正典
*TQMとは病院という組織全体(Total)で、医療の質(Quality)改善に関する取り組みを継続的に向上させていく
(Management)活動です。
TQMセンター長 松浦 正典