糖尿病・内分泌内科

科の特色

糖尿病に関する診療

 

外来では午前の1診は毎日初診外来として地域医療機関から直近に予約ができるようにしており地域連携を重視しております。そのほか母性外来を設けており妊娠糖尿病の数も多く診療しております。

インスリン/インクレチン注射薬治療やCSII(持続皮下インスリン注入療法)・インスリンポンプ治療も積極的に行っております。また肥満症に対する治療・薬物療法も行っております。

 

理念・チーム医療

糖尿病治療の目標は糖尿病のない人と変わらない寿命とQOLです。その目標に向かって、糖尿病学会専門医・会員の医師、糖尿病患者さんの日常生活・療養をサポートする専門資格である糖尿病療養指導士(看護師、管理栄養士、薬剤師、臨床検査技師・理学療法士)が一丸となって糖尿病患者さんを支えます。

外来での在宅療養指導を専属の看護師(糖尿病療養指導士)がうけもち、フットケアや生活・療養指導(食事・運動・手技確認・精神面のケア)、糖尿病透析予防指導を行い、よい成績をあげております。また当日栄養指導として、外来の診察の帰りに指導が受けられるように利便性を重視しております。個人栄養指導は2024年度でのべ1702名に行いました。

入院糖尿病教育コース

入院中に火曜日から金曜日の4日間で、当院の医師・看護師・薬剤師・管理栄養士などが一丸となって糖尿病についての知識、食事についての講義・相談、運動の実践を行います。

また外来での日帰り糖尿病教育コースも行っています。

詳しくは当科外来でお尋ねください。

持続血糖測定(CGM)/ 持続皮下インスリン投与(CSII)
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当科では24時間の血糖値を測定する持続血糖測定(CGM/isCGM)を導入して盛んに行っております。これは患者さんに血糖の数値だけでなく、血糖の変化(血糖変動)を確認することのできる機械であり、患者さんそれぞれの変化パターンを知ることができます。

また持続的にインスリンを体内に注入することでさらに安定した血糖値を得ることのできるインスリンポンプ(CSII、SAP)も行っております。インスリンポンプは2024年度で86名の患者さんに使用いただいており大阪府下でも随一の数を誇ります。

母性内科外来

当院では年間約100件の妊娠糖尿病、1型・2型糖尿病合併妊娠の患者さんの内科治療にあたり、大阪府下でも有数の件数です。2001年以降、80名以上もの1型糖尿病合併妊婦さんが当院で出産されています。

より専門的な外来として母性内科を開設し、産科と連携して妊娠糖尿病の妊婦さんの管理を産後フォローアップまで長いスパンでサポートしています。地域医療連携室より予約をお取りください。

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糖尿病透析予防指導

現在、新規に透析導入となる原因疾患の第1位は糖尿病です。糖尿病関連腎臓病から透析への進行を抑えるよう、医師・看護師・管理栄養士がチームとなって皆さんを支えます。

対象は糖尿病性腎症2期~4期の患者さんです。2024年度は251名の患者さんに指導を行いました。

周術期血糖管理チームDCT(Diabetes Control Team)

2010(平成22)より、他科で入院中の周術期血糖管理や高用量ステロイドに伴う高血糖・血糖変動の大きいハイリスク者の血糖管理を、当科を中心としたDCT(Diabetes Control Team)が行っております。糖尿病・内分泌内科の医師が当番で血糖コントロールの指示を行い、術後感染の減少や入院期間の短縮に努めております。インスリン自己注射指導や栄養指導が必要なケースには、糖尿病療養指導士を含めた医療スタッフが指導を行っております。

公開市民糖尿病ゼミナール「ためしたカッテン」

世界糖尿病デイである1114日の前後に、市民医学講座として公開市民糖尿病ゼミナール「ためしたカッテン」を毎年開催しています。 大阪市民の皆様に糖尿病についての知識を提供していると共に、バーチャルバイキング、血管年齢測定、運動療法体験、自己血糖測定体験などの体験型のブースも設置しております。2025年度は160人の方々に参加いただきました。 開催日時詳細は市民医学講座のお知らせのページでお知らせします。

臨床研究の情報公開

糖尿病内科では、この領域における医学の発展のために臨床研究を行なっております。

以下に記載の対象者の方は、問い合わせ先に連絡することによっていつでも本研究への参加を拒否することができます。また、研究への参加を拒否されても、診療に関する不利益等を受けることは一切ありません。

 

2018年10月糖尿病合併症の関連臨床因子における後ろ向き調査研究PDF

内分泌に関する診療

 

ホルモンを作る臓器の病気やホルモンの過不足により異常を来す病気の患者さんを対象としています。下垂体、甲状腺、副腎、副甲状腺・骨系統、性腺に関連する病気に加え、内分泌臓器の腫瘍、電解質バランスの異常や内分泌の病気を原因とする高血圧、脂質異常症など対象は幅広く、様々な内分泌の病気に対し専門的な診療を担っています。

診療方針

内分泌の病気は長い経過をたどるものが多く、様々な他臓器合併症や糖尿病、高血圧、脂質異常症、骨粗鬆症などの代謝合併症を合併し、生命予後や生活の質(QOL:quality of life)、日常生活動作(ADL:activities of daily living)に著しく影響を及ぼします。一方で、甲状腺クリーゼや粘液水腫性昏睡、副腎クリーゼなどの急を要する病気は早急に治療を行わないと生命の危機に直結します。そうした中で、負荷検査を含めた内分泌学的検査(ホルモンの検査)ならびに超音波検査、CT、MRIや核医学検査などの画像検査を駆使することにより様々な内分泌の病気に対して的確な診断を行い、適切な治療方針を決めるように努めています。

    なお、本院は地域医療支援病院であり、地域医療機関との役割分担のもと、十分な情報提供に基づく病診連携の強化・推進に努めています。症状や状態が安定した患者さんにつきましては、お近くもしくは身近なかかりつけ医(地域医療機関)の先生をご紹介させていただきます。

    甲状腺疾患に対するアイソトープ治療(131I内用療法)

    甲状腺疾患に対するアイソトープ治療(131I内用療法)を2016年(平成28年)1月より開始しています。

    詳しくはこちら

    移行期医療(トランジション)

     小児期発症の慢性疾患を持つ患者さんが、健やかに成長、自立し、成人後も生涯にわたる健康を保つためには、適切な時期に小児科から成人診療科への転科(転院)をすることが望ましいと考えております。成人診療科へのスムーズな移行のため、当科では小児代謝内分泌内科医師及び他職種(看護師、医療社会福祉士)での移行カンファランスを定期的に行っています。

    移行期医療(トランジション)について

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